シラネアオイとチャツボミゴケ
お祭りの写真は7月15日千葉県”佐原の大祭”まで小休止です。
【佐原の大祭】は江戸時代から300年続く一大イベントです”江戸優り”と言われる
佐原市は江戸の香りをいまだに伝える風情があり、古い街並みは多くの人達に愛されてきました。
東日本大震災でその街並みの一部が被害を受けましが、いま市民が一丸となって復興に懸命です。
その応援を兼ねて7月に佐原の夏祭りを見てきますのでご期待ください。
哀愁ただよう「佐原囃子」の音色は何時までも心に残る安らぎを与えてくれます。
さて、長野県と新潟県の県境に近い群馬県の最北端に「野反湖」がある、その湖畔を眼下にした
山間の斜面に、”シラネアオイ”が群生する場所がある。
地元の人たちが苗を育て、地元の中学生とボランティアの人たちが十数年かけて植え続けてきた
シラネアオイが数万株、雪の残る野反湖畔を見下ろしながら紫の花を開いております。
朝日を浴びやっと眠気から目を覚ましたような花達が迎えてくれる。
”チャツボミゴケ”ご存知ですか?群馬県奥草津に酸性の強い水の流れに耐えて育つ珍しい苔です。
日本では九州阿蘇とここ奥草津にしか見ることができない貴重なものです。
雪の多かった寒く長い冬の影響で苔の一部が黒く焼けているのが一寸残念でしたが、初めて見る
私には素晴らしいものを見せて貰ったと、心躍らせてくれました。
フォトチャンネルでじっくりと見てください。
もともと日本橋町内だけの渡御だったが、お隣の京橋が加わり、さらに茅場町・
八丁堀と輪が広がり、今年は総勢12基の神輿が日本橋中央通りを練り歩いた。
火事と喧嘩は江戸の華と言われるが、江戸は威勢の良い掛け声に練り歩く神輿が最高の華である。
加えて粋な女性が半纏を身にまとい、キリリと締めた鉢巻姿が祭りをさらに盛り上げてくれる。
子供も祭りの主役だ!
神輿は京橋を出発し日本橋で折り返す、日本橋の周りは大勢の人が一緒になって手を叩き興奮していた。
7日から始まった山王祭は、8日の神幸祭で最大のクライマックスを迎えた。
総勢500名余、神職による先導に始まり、諫鼓鳥・大鼓・神幸祭旗・金棒・高張提灯・御幣
鼻高面に朱傘・大真榊・錦旗に大幟・獅子頭に御神馬・御弓・御鉾・御楯が続き舞姫・童女・楽人
花山車や干支山車(龍)美少年山車に東郷元帥山車と牛若大山車、それに御鳳輩2基と宮神輿
が並ぶ優雅で格調高い御列が都心に華麗な王朝絵巻を展開した。
山王祭は神田明神・深川八幡の祭りと並び江戸三大祭りとして長い歴史をもつ。
「神輿深川、山車神田、だだっ広いは山王様」と言われているが、神幸祭の御列は赤坂日枝神社を
朝8時前に出発し、麹町から四谷~市谷から靖国神社~国立劇場・最高裁判所を通って~内堀沿い
を抜け皇居外苑~東京駅に向い丸の内仲通り~八重洲・八丁堀~日本橋日枝神社(撰社)~
日本橋の繁華街~銀座通り~新橋に出て日比谷公園を通って日枝神社に戻る、大パレードである。
所用時間9時間、暑い日差しのなか、御列に参加された皆様本当にお疲れ様でした。
国立劇場前では、神職による「駐輦祭斎行」が厳粛に行われた。
ビジネス街は丁度昼休み時、若いビジネスマンたちが思わぬ行列に歓声を上げていた。