【ふるさと祭り東京】最終編
【秋田竿灯まつり】
竿灯全体を稲穂に、連なる提燈を米俵に見立て額、腰、肩などにのせ
豊作を祈る。青森ねぶた、仙台七夕まつりと並ぶ東北三大祭りだ!
【仙台すずめ踊り】
仙台青葉まつりの中で踊られる。
江戸初期、仙台藩当時の「仙台祭」を、明治維新後の「青葉まつり」が
伝統をうけつぎ、仙台藩祖伊達正宗公没後350回忌にあたる昭和60年
に「仙台青葉まつり」として復活した。
「秋田竿灯まつり」
秋田観光レディーと祭りの会長さんの挨拶から演技が始まった。
竿灯を見るのは初めてだ、間近で見る機会がなかった。
こんなに迫力のある竿灯だとは思っていなかった。若者が懸命に演技する
姿が素晴らしい、秋田の町の夏の夜を灯で埋め尽くす模様が目に浮かぶ。
豪華な山車も神輿もいらない、竿灯を組む竹竿と提燈、お囃子の太鼓に笛、
半纏と栲衣と豆絞りの手ぬぐいの祭り衣装があればOKだ。
多くの町内と企業が参加し270本の竿灯が町を動きまわる。
竿の先頭に御幣を飾り、1段~9段まで46提燈に灯がともる
情景は夏の夜を熱くさせる事だろう。
竿灯の妙技!
”流し”と言われ、次の差し手が竹を継ぎ易いように支える技だ。
”肩”と言われる技で、首の根っこが座った、重量感のある技だ!
”腰”という技で、かなりの修練が必要で派手な技である。
若者たちの見上げる上空の竿灯が、どの様に重なり合っているのか
想像してください。息の合った妙技である。
秋田美人の笛の音が東京ドームに響き渡っていたヨ!
「仙台雀おどり」
伊達家の家紋が「竹に雀」であったこと、はね踊る姿が餌をついばむ雀の
姿に似ていることから・・・すずめ踊りと言うらしい。
軽快なお囃子に白の法被を着込み雀たちが乱舞する。
ポーズを取ってくれた、有難う!