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夏鳥のアカショウビン等を訪ねて・・・

2017-06-30 20:28:03 | 野鳥写真

松之山のブナの原生林美人林の中で・・・(横に移動して見てください)

ある年のブナの原生林美人林の中で・・・(横に移動して見てください)

各地のアカショウビン情報・・・

 新潟県十日町市松之山温泉周辺のアカショウビンの撮影スポットは何ヶ所もあるが、今年も順調にアカショウビン達は渡って来ており、繁殖期のヘアリングの時期を迎えているようだが、松之山の美人林周辺・大厳寺高原・山留ダムの周囲の林道・秋山郷の各地でアカショウビンの鳴き声や姿が散見されており、個体数も少なくないと思われるが、かってアカショウビン達が営巣していたブナの枯れ木等が倒れてしまったり、営巣場所が不確実な状態となっているため、アカショウビン達の行動も不安定なことになっているために、我々バーダー達には見付け難くアカショウビンの写真が撮り難くなっています。
 松之山といっても温泉街や美人林のあるところと大厳寺高原や山留ダムの高低差が300m位あるため、冬場の積雪量が大幅に異なるのか、人の入らない場所や沢筋には五月末から六月の初旬の段階で多くの残雪が残っており、奥深いところまで探鳥で入って行くことができなかった。
 然しながらアカショウビン達は、上記の各地域で繁殖期の冒頭の求愛の鳴き交わしが行われており、近くや遠く鳴き声が聞こえておりましたので、ある程度順調に繁殖期を向えているものと思えました。


アカショウビン達が雛の巣立ちを迎えていた・・・

松之山大厳寺高原のブナ林の中に・・・


十二湖仲道の池のアカショウビン・・・至近距離から撮れる

十二湖長池のアカショウビン・・・背中の紋章が見えねぇーか(横に移動して見てください)
 
 青森県深浦町十二湖(世界遺産・白神山系ブナの原生林)でも昨年までよく撮れていた長池の池の水が溢れているため、池の周囲の遊歩道の一部が水没してしまっているなど、冬場の雪の雪解けとシーズンの直前に降った大雨の影響で池の水が溢れてしまったようですので、そのためか長池には殆ど観光客も来なくなっていると言いますので、仲道の池がメーンの撮影場所となっているようです。
 自分も六月上旬に出掛けて行くように知り合いの宿へ予約をしていましたが、昨年以上のアカショウビンとの出会いや撮影が出来そうにないと判断し、あまりにもリスクが大きいため未だ行けないでいます。
 昨年、十二湖に行った時に現地のボランティアのガイドさんに尋ねると、十二湖には相当数のアカショウビンが渡って来ていると言われていましたので、十二湖と言われているが三十以上の池が点在しており、殆どの池にアカショウビンがいるとも言われていますので、もう少し経つとアカショウビン達はペアリングも成立したり営巣場所も決まると安定するのではと期待しています。

 新潟県奥胎内のアカショウビンも現地の奥胎内ヒュッテに聞くと、6月17日~18日と24日~25日の二回の探鳥会が開催されているが、アカショウビンは入っているようですが鳴き声は聞こえているがあまりよくなかったとの話を聞いています。
 同ヒュッテはレストランのテラスやデッキからアカショウビンが見ることができたり、写真が撮れることを売りにしているため、あまり歯切れのいいことは言っていなかった。村上市の野鳥の会の探鳥会結果や奥胎内ヒュッテ(自社)の探鳥会結果を教えてくれる。
 一応6月16日に奥胎内ヒュッテがオープンしており、予約客が訪れているようですが、新潟と山形め福島の県境にあるため、奥胎内ヒュッテまでは問題なく入れると言っていたが、冬場の大雪の影響で林道の開通が大幅に遅れているとフロントが話していた。


秋山郷ハチクマの飛翔・・・近くを飛び横撮りを縦位置にしただけの画像・・・

秋山郷ハチクマの里・・・逆光が強く難しい止まりもの

ハチクマの飛翔・・・三羽が飛んでいたがあまり綺麗な個体にフォーカスオン(がっかり)

 当初、長野県長野市戸隠高原~長野県庁~新潟県松之山~秋山郷~奥胎内ヒュッテ~山形県鳥海山~青森県深浦町(十二湖)の予定で日本海側を北上することを考えていましたが、アカショウビンだけでなくハチクマやイヌワシの状況も確認しながら慎重に北上しようと思いましたが、雨のため出発も二日間伸びてしまい、宿泊予約の関係から松之山から長野県に戻ってくるようなことらなってしまい、大幅に無駄走りをしなければならなくなり、移動の途中に十二湖へ行った仲間から連絡を貰い、山形県鳥海山と青森県十二湖への遠征(遠征先からのトライ)を取り止め、結局奥胎内から先の北上予定を断念し戻っきました。
 多少不完全燃焼となっているため、昨日も奥胎内ヒュッテの方へ連絡を取ってもあまりいい状況でない返事を聞いたため、アカショウビンについては雛の巣立ち等の繁殖期の後半を狙うことにしています。

 滋賀県のヤイロチョウも自分が戻って来てから再び撮れるようになったと現地で知り合った方からの報告もあり、地元の人達は撮ることができたとの連絡がありましたが、最近の自分の鳥運の無さにうんざりしているところです。
 昨年も鳥取県八頭町に行った帰りに立ち寄った時期と同じ、ヤイロチョウ達はまだ巣造りの最終段階の巣材を運んでいたらしく、先週の後半(23日はよく撮れたようです)が山場となったようです。
 相手が天候と自然の中に生息している野鳥だからとは逃げたい苦も無く、冷静沈着な現地の野鳥情報収集が必要であり、誰でもが空振りや失敗したくない筈ですが、老骨に鞭打ってマイカーで走って行く訳ですから、より慎重を期さなくてはならないと思います。
 新潟や長野県に立ち寄り言わば日本海周りで来ているので、通常の東北道を北上する最短ルートを走っても750kmもあるため、軽く1000kmは超すと思われるので、どうしても慎重にならざるを得ませんでした。
 又、途中奥胎内(6/16オープンが分かり中止することにしましたが)や鳥海山に上るため、走行距離はもっと多くなるかも知れませんでしたので、70歳のお爺さんには走破するという耐久力も突破力も無かったと言ってもいいかも知れません。
 一人旅なので誰にも気兼ねも入らないが、野鳥を撮り始めたことと違い出来る限り効率の良い鳥撮りをしようと全くの見切り発車や空振りを避けるため、出発前や途中の遠征先でも情報収集をしながら無駄走りを少なくしようと努力しています。




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