ぐい呑みを買ってみた。
松山のうつわsousouという店で鶴野啓二さんという作家の作品だ。
お店で色々見せてもらい、何か惹かれるものがありこれに決めた。
粉引のかかり具合、鉄の点々の具合、台のほうは素の部分が少し見えており、ゆがみ具合がいい味を出している。
買ってから家に帰るまでワクワクしたのは久々だ。
使ってみると水漏れがあるのはいい意味で衝撃的だった。これは面白い。
使っていて段々と模様が(景色というのか?)月か、どこかの衛星のようにも見えてくる。そうしているとオーソドックスな和風の器という第一印象が、いつの間にかどこか工業的であったり、前衛的に見えてきた。こういった現代的なものは好きだ。
これからは経年変化も楽しめそうだ。
水をためると、この底の部分から水が漏れてくる。愛らしい。
20230224追記。
因みに、菊姫山廃純米を注ぎ、一晩おいたら、このように漏れてくる。