いただきという名の第3だ。最高峰のコク刺激。すなわち高麦芽量×高発酵×高炭酸の3連発。第3で頂点を意味する頂という名前をつけていいのかという心配はある。
飲む。
確かにサントリーらしい、つまりプレモルの風味が感じられる。そして確かにモルティさもある。
ならばプレモルの代用となりうるのではないか？
違いは、風味は確かにプレモルだ。しかし、芯がない。後半からの後味がやはり第3だ。グルタミン感が予感される。
しかし、第3の中では抜群ではないか？
西条の村上酒店で購入。
以前も凱陣の赤磐雄町を飲んだが、前回は純米吟醸で今回は純米だ。また今回、山廃だ。さてその違いは？
精米歩合が68%という事で吟醸とはならない。前回は吟醸で今回山廃が差なので、想像するに
日本酒っぽさがあるのではないか？クセが強いのではないかと予想する。
色は黄緑がかった色で他のものよりやや黄緑が濃い目。香りは生らしくさっぱり感があるが、香りの後味に納豆系の臭みが感じられる。
飲む。するとかなり辛めの印象。ピリッとした辛味と同時にジューシーさ、それも濃いめの濃淳な前中盤。そして辛いなというインパクトを残しつつ、結構ドライな後味。
濃淳といってもリンゴ系ではないのでくどさはない。
結構パンチのある酒だ。悪くない。いや、なかなかいい。
当初懸念した、熟成感や老(ヒネ)感は全く無く、これはいい。
20181214追記。
平成２９年度仕込み24～27号。
前回は高評価だったが今回は？
香りはつぶらな米の香り。ちょっと低音の米の風味。
飲むとまず酸味のある涼しげな爽やかな風味を感じ、フルーティーさが広がる。が、日本酒っぽさ？が一瞬感じられつつ重厚感が感じられる。
確かに重めではある。しかし、日本酒っぽさもゴージャスともいえる酸味により不快さがない。
やっぱりいいかもしれない。