◇警視庁捜査1課、証人威迫容疑でも 容疑を否認
DV(ドメスティックバイオレンス)事件の被害者や家族に被害届の取り下げを迫ったとして、警視庁捜査1課は10日、第一東京弁護士会所属の弁護士、棚谷康之容疑者(52)=東京都豊島区北大塚2=を強要未遂と証人威迫容疑で逮捕した。同課によると「強要したのではなく、考えてほしいと頼んだだけ」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年9月13~18日、自身が国選弁護を担当していたDV事件の被害女性や母親に「お前は公開の法廷で証言させられる。何も良いことはないだろう。一日も早く心にもない被害届は取り下げた方がいい」などと書いたはがきや封書を送ったものの、女性らが応じず未遂に終わったとしている。
棚谷容疑者は、交際相手の女性に暴行して重傷を負わせた傷害容疑などで逮捕、起訴された20代の飲食店従業員の男の弁護人を務めていた。【松本惇】
2015年3月10日21時12分配信 毎日新聞
DV(ドメスティックバイオレンス)事件の被害者や家族に被害届の取り下げを迫ったとして、警視庁捜査1課は10日、第一東京弁護士会所属の弁護士、棚谷康之容疑者(52)=東京都豊島区北大塚2=を強要未遂と証人威迫容疑で逮捕した。同課によると「強要したのではなく、考えてほしいと頼んだだけ」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年9月13~18日、自身が国選弁護を担当していたDV事件の被害女性や母親に「お前は公開の法廷で証言させられる。何も良いことはないだろう。一日も早く心にもない被害届は取り下げた方がいい」などと書いたはがきや封書を送ったものの、女性らが応じず未遂に終わったとしている。
棚谷容疑者は、交際相手の女性に暴行して重傷を負わせた傷害容疑などで逮捕、起訴された20代の飲食店従業員の男の弁護人を務めていた。【松本惇】
2015年3月10日21時12分配信 毎日新聞