国有地などが安く買えるとうそを言い、住宅販売会社などから計約9億円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元日弁連常務理事の弁護士、本田洋司被告(82)に、東京地裁は30日、懲役10年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。
同じ罪で起訴された会社役員の中原利浩被告(52)は懲役14年、無職の若林秀世被告(77)は懲役8年とした。3人は「だますつもりはなかった」と無罪を主張していた。
判決理由で室橋雅仁裁判長は、本田被告について「経験豊富な弁護士が『順調に進んでいる』と発言し、被害者らの信用を高めた。役割は重要で、刑事責任は重い」と述べた。
判決によると、3人は平成23年9月~12年3月、住宅販売会社などに財務省の土地が安く買えるなどと架空の取引を持ち掛け、現金や小切手をだまし取った。
2015.3.30 16:51更新 産経ニュース
同じ罪で起訴された会社役員の中原利浩被告(52)は懲役14年、無職の若林秀世被告(77)は懲役8年とした。3人は「だますつもりはなかった」と無罪を主張していた。
判決理由で室橋雅仁裁判長は、本田被告について「経験豊富な弁護士が『順調に進んでいる』と発言し、被害者らの信用を高めた。役割は重要で、刑事責任は重い」と述べた。
判決によると、3人は平成23年9月~12年3月、住宅販売会社などに財務省の土地が安く買えるなどと架空の取引を持ち掛け、現金や小切手をだまし取った。
2015.3.30 16:51更新 産経ニュース