医療用麻薬を自身に使ったなどとして、麻薬取締法違反(使用、所持)に問われた元八雲町立八雲総合病院医師、阿部正幸被告(55)(札幌市中央区)に対し、函館地裁は22日、懲役3年(求刑・懲役4年)の判決を言い渡した。
佐藤卓生裁判官は「麻薬に依存した状態で治療に当たったと認められ、悪質だ」と述べた。阿部被告は、即日控訴した。
判決によると、阿部被告は今年6月上旬から12日の間、医療用麻薬のモルヒネやフェンタニルを自らの体に使用したほか、当時の八雲町の自宅などにこれらを含む液体を所持した。
佐藤裁判官は「社会的制裁を受けたことを考慮しても実刑に処することが必要」と指摘した。
2015年10月23日10時26分配信 読売新聞
佐藤卓生裁判官は「麻薬に依存した状態で治療に当たったと認められ、悪質だ」と述べた。阿部被告は、即日控訴した。
判決によると、阿部被告は今年6月上旬から12日の間、医療用麻薬のモルヒネやフェンタニルを自らの体に使用したほか、当時の八雲町の自宅などにこれらを含む液体を所持した。
佐藤裁判官は「社会的制裁を受けたことを考慮しても実刑に処することが必要」と指摘した。
2015年10月23日10時26分配信 読売新聞