

時代を担って新たな旅立ち


昨日も書いたように、昨日は、全国各地で成人式が行われました。成人式・・・わたし自身にとっては、はるかずっと昔に行われた行事です。
まだ市町村合併が行われていなかった頃で、町民グランドの野外音楽堂で開催されました。夏に行われる成人式でした。
今日の新聞を見ると、全国で126万人。県内では1万2千人が成人式を迎えたと書かれています。かつての数字と比較すると、人口が減少していることが数字の上で感じられます。1970年には、240万人いた成人者です。半分に減っています。
今の126万人が結婚率が低くなったり、少子化の中で家庭を築いたとしたら、10年後、20年後にはもっと数字が低くなるでしょう。
統計上では、あと10年後には、110万人を割るということです。これからの時代をになっていく成人者は、社会において、大きな存在感を示すことになります。

昨日の夜は、成人式のお世話をした方々との懇親会がありました。かつての実行委員の人たちが、その時だけでなく後輩たちの成人式を支えています。今回もサポートをしながら、成人式そしてそのあとのアトラクションを盛り上げています。
大役を終えて、その反省会がありました。元、実行委員の人たちもそれぞれが社会の中で仕事にも頑張っています。かつての教えた生徒たちもいました。
昨日は来ていなかったのですが、来月は、お互いに実行委員をしていて、気持ちが通じ合った二人の結婚式があります。焼肉を食べながら、若いエネルギーをしっかりと感じることができました。その分だけ、今日は何となくお疲れモードです。
ウェブ上でも、知り合いの方が、いろんな成人式の思いを綴っていました。

「息子は中津市の成人式の実行委員長を務めさせてもらいました。
会議の度に福岡から帰ってきて、楽しそうにやってました。
今、嫁から息子の成人式でのメッセージ映像が送られてきて……」
「今日は娘の成人式でした思う事は色々ありますがやっぱり毎年、成人式の日は『命を大切にして欲しい』と・・・」
「親のつとめが終わったような気がします。一日おかかえ運転手で疲れました。」
「わが子がいつの間にか、成人式を迎える年になっています。晴れ着に身を包まれている姿を見ると、涙がこぼれそうになりました。おじいちゃん、おばあちゃんにその姿を見せに行きました。」
それぞれの家庭の中でも、感慨深いものが漂っていることを感じました。

成人式が終わり、またそれぞれの生活を充実させ、社会の中で、人と人の絆を大切にした貢献をしていって欲しいと願いました。