
今日は、中津南高校耶馬溪校で地域をつなぐコーディネータをしている平松あすかさんをお招きして、中津文化会館で「教育カフェ」が開催されました。

テーマは、「探求の無限の可能性」です。
平松さんが耶馬溪校のコーディネータをする前には、熊本県の高校で探求学習の実践をしてきていました。
熊本県での高校生が自分たちで考えて、地域を活性化していくしく様子などの様々な取り組みを紹介してくれました。
また平松さんから当時高校生として学んだ方が、熊本から来られて、平松さんから学んだことを話してくれました。
そして、平松さんの取り組みを継承している活動を紹介してくれました。
まだ大学生なのですが、企業や小中学校などとつながり、積極的な活動をしている姿に感激しました。この方は、平松さんとの出逢いが人生の大きなターニングポイントとなっています。
今日の教育カフェの
「ワクワクしながら、学習をしていく」
ことの話がとても新鮮で、型にはまらない活動に魅力を感じました。

今、私自身が小学校に勤務しているので、小学生との梅を使った商品開発やキッザニアではなく「キッジュニア」の実践などの取り組みの凄さを感じました。
話は、これから耶馬溪校の中で、どのような取り組みをしていくのかを伝えてくれました。

高校を存続させるから取り組みをするというマイナス的な発想ではありません。
まず、どう生徒たちが主体的に学習に臨んでいくのかというところから活動を考えています。
さらに、どう地域とつながった魅力ある高校にしていくのか、どう子どもたちが耶馬溪校に行きたいという高校にしていくのかという斬新なワクワクした発想です。
これから学習に参加していく生徒たちがうらやましく感じました。

会場には、高校生、教職員、地域の方、行政の方、一般の市民の方、さらに遠方から来ている方もいました。小ホールでしたが、会場は参加者でいっぱいでした。

今は高校生になっているかつての教えた生徒も来ていました。
「先生、私のこと覚えている。」
そりゃ、忘れないよね。
「お家の方と一緒に来たのかなあ。」
と言うと、
「一人で来ました。」
すごい。
意欲的です。

久しぶりの再会ですが、表情を見るだけでも生き生きとしています。これこそ、主体的な学びです。
きっと、これからの時代を担っていくのでしょう。
活気のある、エネルギーが持てるワクワクした時間を、参加者の方と共有することができました。
そんな時間が持てたこと、学びの機会を与えてもらった平松さんに感謝です。
