かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「2017年・・・お世話になりました」

2017年12月31日 | 大分県
2017年の最後の日でした。この1年、いろいろとお世話になりました。
 

大晦日、家族も帰ってきました。にぎやかになっています。


片づけをしたり、お客さんが来たりと年末の雰囲気が漂いました。かつては、家は、田舎のよろず屋を営んでいて、掛け売りがほとんどの商売でした。



年末になると、小学生の自分も請求書と領収を持って、家々を歩いて回っていました。


大晦日は、年末の雰囲気というより、店が嵐のようになっていました。お客さんが帰って、途中から紅白歌合戦を見るというのが、恒例でした。
 

大変な田舎の商売をしながら、お金をやりくりしながらも、学校にやってくれた両親に、いまさらながら感謝の気持ちでいっぱいです。
 


今は、ゆっくりした時間の中で、大晦日を迎えることができます。

今年は、思いもよらない、恥ずかしながらの病院での年明けでしたが、ブログも今年も1年通じて、つれづれなるままに書くことができる「健康」が維持できました。


1年の出来事を振り返りながら、支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。来年はどんな年になるのでしょうか。
 

みなさん、よいお年をお迎えください。来年も「かったか」くんを可愛がって下さい。
 


間もなく2018年がやってきます。

「白球でつながる友情」

2017年12月30日 | 大分県
年末になっています。
大掃除、餅つきなど、日本伝統の年の暮れを家族で送っているところが多いのではないでしょうか。
 


そんな午前中、今日は、三光中学校のかつての野球部のOBが集まり、試合を行いました。
 

対戦は、今年成人式を迎える「20歳前後の部員たち」と「30歳前後の部員+3人のおじさんたち」チームです。

今年成人式を迎えるTみくんが、「先生、OB戦をしたいのですが。」ということで、話がどんどんと進んでいきました。
 


Tみくんを中心に、グランドを借りること、飲料水、グランドのライン引き、キャッチャーの防具などの道具類、ボール・・・すべて準備をしてくれていました。
 


三光中学校のグランドに着くと、「20歳前後の部員たち」で、きれいにラインもひかれていて、グランド整備もきちんとできていました。

すごい。

練習もしていました。意気込みが違う。


ついこの間まで中学生だったと思うのですが、みんなが、礼儀も正しく、社会人として、大学生として、専門学生として活躍をしています。いよいよ来月は、2人以外は成人式を迎えます。
2人のRんくんとR太郎くんは、次の年に成人です。
 


一方、「30歳前後の部員+3人のおじさんたち」は、なかなか集まりませんでしたが、ぼつぼつと、ぎりぎりに集まってきました。

それぞれに社会の第一線で活躍をしています。みんなやっと年末年始休暇といったところです。「20歳前後の部員たち」が中学校時代、こちらは、管理職として、30歳前後の部員たち」の時は、監督として、関わってきました。



双方ともにそれぞれの立場の中で、いろんな懐かしい思い出があります。
 


「かったか」くんは、「30歳前後の部員たち」のチームに入りました。


5回戦を2試合します。
 



こうして、同じ学校を卒業した、純粋に野球の好きなものが年代を超えて、グランドに集まって、野球を楽しむことができる幸せを感じます。



中学校時代、グランドで培った友情がいつまでも続いていること、グランドで再び友情の華を咲かせることができる素晴らしさを覚えます。
 



中学校時代の部活などの原点・意義は、ここにあるのかなと改めて思います。
 


一人、H太くんはサッカー部でしたが、しっかりユニフォームを着こんで、「20歳前後の部員たち」の中にいます。ピッチャーとして登板したり、ヒットを打ったりと盛り上げていました。愉快な仲間たちです。
 


お家の方もやってきて、再会を楽しみながら、2試合ともに、1点を争う好ゲームを展開しました。みんな若い。体もキレッキレッです。なんとか「かったか」くんもついて?いきました。
 



グランドもこの日を待っていたかのように、だんだん温かさも増してきて、運動日和となりました。
 


同じグランドで汗を流した者同士。
いつまでも友情を育んでいってもらいたいです。

「来年に翔ぶ」

2017年12月29日 | 大分県
ある教えた生徒が結婚して、両親の体調を心配して今回帰省してきたという話がありました。
 

きょうだいも心配して、集まって・・・でも思いもよらぬ体調の回復で、久しぶりにかつての家族に戻って会話が弾んだということでした。
 

遠くに離れていると、親のことなど、気がかりなことも多いと思います。

子どもたちは子どもたちのなりの生活が存在していて、自分の生活を立てていくことと、高齢になっていく親を想うことのバランスの難しさを話していました。

 


しかし、子どもたちが戻ってきて、年末ですが、話に花を咲かせることができて、どれくらいご両親が喜んだかと思うと、こちらも嬉しくなります。
かつての生徒の優しさを感じました。



大みそかには、また戻っていくそうで、ちょっと早い「お正月」になったようです。
 


お正月と言えば、先日、福岡に病院にお見舞いに行く機会がありました。正月前には、退院できるということで、いい知らせでした。
 


帰りに糸島に寄りました。「お見舞いにきたけれど、糸島で楽しむからね。申し訳ないけどな。」
と、しっかり予告。


はい。退院間近だからまあ、いいか。



冬の糸島でしたが、多くの人が訪れていました。いろんな場所が正月モードとなっていました。きれいな海。二見ケ浦の夫婦岩が注連縄で結ばれています。



海に立っている白い鳥居がまたきれいです。
 



せっかく糸島まで来たので、ここは、イカの活造りでしょう。お皿が出てくると、まだ生きています。新鮮です。食べた後、アシなどは天ぷらにしてくれます。柔らかくて美味でした。
「この時間だから、すいているけれど、お昼の時間や夕方には、並ぶんですよ。」
とお店の方。


海を見ながら、ゆっくりと味わうことができました。
 


羽をしっかり伸ばすことができました。冬の海辺で羽がつきました☆
 


これで来年に翔んでいくことができます。


年末年始休暇~2017年の終わり~

2017年12月28日 | 大分県


明日から、年末年始休暇に入ります。しかし、まだまだ多くの事業所では、休みでないところも多くありますが、何となく大晦日、正月の空気が漂ってきます。



神社の前などを通ると、初もうでの看板なども掲げているところがあります。
 


店先には、正月飾りがいっぱいでした。華やかです。ひとつ買いました。もちろん、一番安いものです。ちょっと飾るにはおしゃれです。


来年は作ってみようと思い、写真も撮りました。
 



1年の締めくくりと1年のスタートをしっかりと感じていきたいと思います。
 



楽しかったこと、嬉しかったこと、苦しかったこと、幸せだと感じたこと・・・いろんなドラマが誰もが感じたことでしょう。



楽しかったことなどは、しっかりと心に残し、また苦しかったことは、時間でそして周りの支えで、自分の気持ちで薄らぐことができるのかな。
 


今日、食事に行った時に、


「うまく行っているときよりも
つまづいた時に
自分が見える
ふしぎだな」



っていう額が飾られていました。
 


なるほど。
 


1年が終わっていきます。
 


明日は、年賀状を仕上げよう。ちょっと、掃除もしよう。1年の瀬の活動に頑張ってみようと思っていますが・・・。気持ちが行動に変化していくか・・・自信は・・・ある?ない?

年末のお仕事~年賀状にも追われて~

2017年12月27日 | 大分県
昨日は、いつもより早く起きて、いざ、器官別検診のために、別府の検診センターへ。




器官別検診を優先させているのか、検診する人が少ない。
 

器官別検診のために、同級生の知り合いの先生も来ていました。
「毎日、50キロの道のりを通っているんですよ。」
50キロ・・・。毎日、往復するだけで100キロです。

すごい。


それに遅くまで仕事をするのですから、大変です。
「立っているだけで、つらいときもある。」
そんな最近の状況を伝えてくれました。

狭いカプセルの中にも入りました。カッチャン、カッチャン・・・・と機械の音がする中、眠りについていました
 
健康が何よりです。
 


そして、今日は再び、学校へ。
 

午前中は、受験勉強に来ていた生徒も多くいました。年が明けると、すぐに入試が始まります。



「頑張っているね。」と言うと、「まだまだです。」やる気を感じます。受験生にとっては、試練の冬休みです。


職員室にやってきて、多くの生徒たちが質問などをしています。

積極的です。



悔いのないように、しっかりと力をつけて欲しいと思います。
 


午後になると、生徒がすっといなくなりました。静かな校舎となりました。

生徒たちがいない静かな校舎の中の廊下は何となく寂しさを感じます。
 
 

新しい年に持ち込まないと・・・思いながら、たまっていた書類の整理をしました。書類にもいろんな提出の仕方があって、インターネット上での提出もありました。

アクセスが集中しているのか、なかなかつながりません。


するよりは、待つ方の時間が長いです。
 

便利さの一方での不便さにもお付き合いしてもらいながら、まとめをしていきました。時間もかかりましたが、なんとか、できあがりました。

夜は、年賀状です。元旦に間に合うかどうかはわかりませんが、せっせとしています。
 


2017年も間もなく終わります。

クリスマスがやってきた

2017年12月25日 | 大分県
昨日は、クリスマスイブでした。そして、今日は、クリスマス。



「クリスマスとはイエス・キリストが約2000年前にこの世に生まれたことをお祝いする日です。 

ちなみに、12月24日はクリスマス・イブですが、イブ(Eve)はイブニングと同じ意味で「夜・晩」を表します。

現代ではクリスマスの前夜ということになりますが、ユダヤの暦では日没から一日が始まったため、元々クリスマスはイブから始まっていました。」




 
かつて、幼い頃は、朝、起きると、枕元にクリスマスの日には、プレゼントが置かれていました。サンタクロースがやってくるので、「絶対起きてサンタを待っているぞ。」と思っても、いつしか寝入っていました。



多分、そんな経験している人が多いのではないでしょうか。


逆に親になってからは、プレゼントを買う楽しみと、子どもが寝静まるまで、待っていて、枕元にプレゼントを置く緊張感は、まさにサンタクロースになった気分でした。
 


今日の朝は、サンタクロースの贈り物に、わくわくした多くの子どもたちがいたのではないでしょうか。

もし、もう一度サンタクロースが希望するプレゼントをくれるというなら、


「もう一度、あの布団に入って、サンタクロースを楽しみに待つ、あの頃に戻してくれるタイムカプセルをいただきたい~~~。」

「ジングルベルサロンコンサートなどのつながり」

2017年12月24日 | 大分県
かつて教えたM文くんのお父さんが、朝やってきました。
「先日、新聞を読んだら、懐かしく。」
という話でした。
 


M文くん。妹のK子さんもきょうだいで、偶然にも小学校の時に担任をしました。


M文くんは、サッカー大好き人間。サッカー以外でもたくさんのエピソードの持ち主です。


K子さんもバスケットボールなどで活躍。身体能力抜群のきょうだいでした。家庭訪問に行くと、K子さんは、必ず、タンスの上に乗って話を聴いています。

「早く降りなさい。」


とお母さんから注意されています。

楽しいお父さん、お母さんでした。何かにつけて、クラスの子どもたちを大切にしてくれていました。しかし、お母さんが突然、病気で亡くなりました。お母さんを想う中で、2人とも成人していきました。
 


M文くんが、高校生のときです。サッカーをするために、わたしの家の近くの高校に進学していきました。


サッカーが終わってから、
「先生、今日のご飯はなんですか。」
とよく、H樹くんとやってきました。
 


父や母そして家族も「はい、食べなさい。」と食卓を囲む一人となって、食べてから帰っていました。懐かしい思い出です。
 


M文くんは、関西の大手の会社に勤務しています。時の経つ早さで、お子さんも小学生となっています。M文くんやK子さんの話をしながら、今日の時間を過ごしました。


「正月、帰れとは言えないけれど、帰ってきたときのために、掃除はしています。」
お父さんの優しさです。
 


一緒に写真を撮って、メールでM文くんに送りました。すぐにM文くんから返信が来ました。


「お久しぶりです。僕は元気です。親父がお邪魔したようで・・・。話し込むと長くなるので気をつけて下さい。お世話になります。」
 
 


先日、三宅夫妻のジングルベルサロンコンサートに行きました。前任校の時に保護者でいました。その時にもいろいろとお世話になっています。お

子さんたちもいろんなところで、活躍をしています。



かつての生徒であるお子さんのHふみさんも、今、進学に向けて勉強に頑張っています。



夜、夫妻の奏でるメロディがホールに響き渡りました。目を閉じて音を聴いていると、ピアノとバイオリンの音の響きが空の中に渦巻いているような気がしました。知り合いの方もたくさん会場に詰め掛けていました。再会の場でもありました。
 



時が過ぎても、いろんな方とつながりが続いていることが嬉しく思います。

M文くんのお父さんが、
「もう、年を重ねてきたので、少しずつ、人とのお付き合いも断捨離をしていかないといけないですね。」



いやいや、「まだまだこれからですよ。お父さん。」

2017年ももうすぐ終わり~昨日終業式~

2017年12月23日 | 大分県
2学期が終わりました。生徒たちは、今日から冬休みに入っています。昨
日は、学校では、終業式、防災訓練などがありました。




2017年の学校のゴールを迎えました。
 
一日、一日を大切に家族の一員として頑張っていこうということを具体的な話を例にあげながら話をしていきました。


昨日、ある人が、このような話をしていました。
「日本には3つの行事の中で、人は初心に戻る。」
そうか。3つ。


〇誕生日。(おっ、1年、しっかりとがんばろう・・・と思うか。)

〇4月。(新しい年度を迎えて、学校に、仕事に新しい気持ちでがんばろう・・・と思うか。)
あと、

〇正月(新年あけましてあめでとう。あの「おめでとう」空気ががんばろう・・・と思うか。)




人は、いろんな機会の中で、気持ちを切り替えるときがあるんだ。
 



またある会の中で、「みなさんの今年の漢字は?」という質問がありました。みんなよく考える。



まず、某Aさん。「車」です。買って10年の車。故障して10万円かかりました。スタッドレスタイヤを買って、10万円かかりました。買って帰ると、スタドレスタイヤに釘が刺さっていました。またお金がかかりました。車にお金がかかりました。なんじゃ~~。



次に、某Bさん。「立」です。「苛」立ち。奮い「立」ち。巣「立」ち。すごい話。苛立つことも多かったし、奮い立たせることも多かった。子どもが学生となり家を離れて、「巣立ちロス」になった・・・。なるほど。わかるねえ。




次に某Cさん。「優」です。ソフトバンクホークスが優勝した。たくさんの人の優しさにふれることができた。
 



みんなの漢字は言いつくせませんが、(覚えてきれていない)みんなは、いろんな1年のゴールを迎えています。





間もなく大晦日を迎えます。

「いよいよ明日が終業式」

2017年12月21日 | 大分県
いよいよ明日が、2学期終業式となります。早いものです。この間まで暑さが厳しい残暑でしたが、2学期は、夏、秋、冬の3つの季節を感じてきています。

〇卒業式・進路決定&入学式
・学び舎を巣立っていく生徒たちを見送る寂しさと入学生を迎えた喜びかなあ。卒業式の感動と生徒たちが自分の日々の努力で進路を決めた喜びは大きいです。そして、気持ちを新たにしたフレッシュな入学生が入ってきました。

〇市総体&市新人戦
・学校の中の姿とはまた違った頼もしい姿を見ることができました。真剣なプレーは見るものにたくさんの感動を与えてくれます。お家の方の応援も気合が入っていました。フレーフレー耶馬溪。


〇地域の方の講演
・宮永さん、横山さんによる「命の授業」、オペラの演奏の大分二期会の方々、田中さつきさんの「読書のススメ」、田中浩志さんの「中学生にとって大切なもの」、橋本耶馬溪校副校長先生の「夢を追いかけるために」などたくさんの方々が生徒たちのために、学校に駆けつけてくれ、心に伝えていってくれました。


〇体育大会&校内音楽会
・目標をもって、ゴールに向かって、取り組んでいきました。いろんな壁をみんな乗り越えながら、絆を深めていきました。中学校生活の中でも大きな思い出となりました。

〇修学旅行&香々地教育合宿などの宿泊体験学習
・学校とは違った場での学び。たくさんの人とも出会いました。そこから、社会性やコミュニケーション力、規範意識などを学びました。修学旅行をきっと、中学校最大の思い出となっていくことでしょう。




たくさんの経験から、次の時代を担っていく強く優しく生きていく力を培っていっています。


一人一人の通知表のコメントも丁寧に読んでいく中で、成長も感じ取ることができました。明後日からは、冬休みとなります。

「生きるための大切なもの」

2017年12月20日 | 大分県
学校では、2社から新聞をとっています。朝日新聞の1面に、「鷲田清一さん」の「折々の言葉」というコラムがあります。



今日は、ある僧侶の言葉で、
「人生は、手遅れの繰り返しです。」
という言葉とその思いを綴っていました。


「あの時はわからなかったけれど今だったらわかるということが、人生にはよくある。・・・他人の人生に意図せぬ屈折や傷を与えてしまい、そのことも後になってようやっと知る。気づいた時はもう取り返しがつかない・・・。」



という内容でした。
 
 


「あの時、すぐに謝っておけば、こんなことにもならなかったのに。」
とか、
「なぜ、あんなことを言ってしまったのだろう、してしまったのだろう。」



今、振り返っても後悔することが多くあります。
 


せめて、子どもたちには、幸せな生き方を選択できる力を備えて欲しいと願っています。




大分合同新聞には、先日のわたしの想いを掲載していただいていました。



一度しかない、人生です。せめて笑顔で送ることができる日々を増やしていきたいものです。
 


そのために、今日も学校の会議の中で、
 


○子どもたちを愛している・大切にしているというベースを持てるようにしていきましょう。
○悪いことは、悪い。だめなものはだめと言いつつも、生き方を身につけるため、叱ることとほめることのバランスを大切にしましょう。ほめて育てるという私たちの力を持ちましょう。
○一人ではなく、みんなで育てていきましょう。


など自戒をこめながら、改めてみんなで、考えていきました。
 


思いを新聞に書いたように、同級生は、旅立って逝きました。あまりにも早い人生をきっと、悲しんでいるでしょう。誇りは、優しい心を持ちあせた息子さんたちでしょう。
 


生きていくために人が、一番大切にしなければならないことは、「心」なのでしょう。自分の心も人の心も大切にできる「ぬくもり」だと思います。

「中津東高校商業教育フェアに参加して」

2017年12月19日 | 大分県
朝の日課の中で、「あいさつ運動」があります。立つことができる時は、可能な限り立っています。朝、生徒たちとあいさつの交流をすることが、また一日の元気をもらうことができます。

昨日と今日は、PTA会長さんも立ってくれました。
 


自分自身の活力のためにも、また生徒たちのマナー意識の向上のためにもほんのほんの一部分の朝の取り組みですが、大切にしていきたいと思います。
 


あいさつにもかかわる部分が多いのですが、今日は、中津東高校が中津文化会館で「商業教育フェア」を開催しました。商業科全員による学習の研究発表の場となります。



午前中は、商業科などの説明・商業科生徒による研究発表でした。


午後からは、TOTOサニテクノ株式会社経営企画部長さんによる「社会人として求められるもの」という講演会の開催でした。
 



文化会館に一歩足を踏み入れた時から受付、控室、会場の席に着くまで、感動するような接遇。高校生活の充実と3年間の大きな成長の「力」を感じました。




あいさつ、礼の仕方、声かけ、案内の仕方など私たちが高校生から学ぶところが多くありました。



すごい。ビジネスマナーが身についています。
 


7つの研究発表がありました。株投資をバーチャルに体験する「日経未来投資プログラム」のチャレンジ、ロールプレイによる返品におけるクレーム対応の検証、電子商取引など研究の成果を発表しました。



プレゼンでも原稿を見ることなく、きれいな言葉でわかりやすい説明を展開しました。
 



午後のTOTOサニテクノ株式会社経営企画部長さんによる「社会人として求められるもの」という講演では、




①大志を持ちつつ、社会・企業での自己の役割(仕事)をしっかり見据え、粘り強く遂行すること
②忍耐・責任感をベースに、自らリーダーシップを取り、チームワーク良く、人・モノ・金を掌握しながら、目標達成に向け管理遂行できること
③思いやりをもって、素直に聴き入れるが、魂を込めたプロセスの推進により、周りへ信頼と、感動すら与えられること





というゴールで、話を展開。
 


「社会人と学生の違いは、親と同居の中で、ほとんどの学生は、親が食料・衣服を買ってくれる。保護者の加護の下で生活をする」社会人では、「すべて自分の責任で!」これに耐えうる行動・結果を求められるということを冒頭で話していましたが、来場している中津東高校の高校生も感じるものがあったに違いありません。



勤務する中学生も近未来の中で、社会に巣立っていきます。仕事や行動に責任が求められます。年齢が上がっていく中で、自己責任が多くなります。



周囲からの加護がうすくなります。それが自律・自立です。
 


一緒に参加した山香校長先生と、中津東高校の生徒たち、「ワカモノ」がたくさんの経験を通しながら、社会人としての資質を身につけようとしていることに感激の時間とたくさんの学びをいただきました。

「生徒たちの成長見る嬉しさ」

2017年12月18日 | 大分県
また1年が過ぎ去っていきます。教職について、また1年、こちちらも時間が過ぎていきます。その分、残された時間が減っていきます。

限られた時間の中で、時々、自分の歩く道も、見つめていけたらと思います。
 


昨日、「どうして先生になった。」という話題が出てきました。家庭の事情とかいろんな理由がありますが、やっぱり、「子どもが好きだった」からです。



話題を出した方もそのような思いで、今教壇に立っていることを思いを込めて話していました。
 



そんな原点を忘れずに過ごせていけたらと思います。かつての10年の変化が、今は1年くらいのものすごいスピードで、周りの環境が移り変わっています。



学習内容もそうでしょう。



学習方法、業務、仕事の環境、家庭の環境、教師の環境、社会の環境・・・と、あまりの変化の大きさに時折とまどうこともあります。
 



でも不易の部分は、大切にしていきたいです。
 


今日は、かつての生徒で、今年成人式の実行委員をしている生徒のたくみくんときょうかさんが学校にやってきました。成人式の時に使うビデオメッセージを撮影するためです。



市内の学校を回りながら、成人式を迎える人と関わりがある先生のメッセージをもらっているということです。



「先生、30秒で、お願いします。30秒といっても先生は、1分以上になるので、それはだめです。」


おいおい・・・。たくみくんは、わかっている。




中学校時代とはまた違って、社会人としてしっかりした敬語の言葉遣いで、優しい口調で流れを伝えてくれます。30秒難しい。2回、NGを出しました。

「先生、意外と緊張していますね。」

はいはい。
 


楽しく会話をしながら映像をおさめてもらいました。いい時間でした。
 


この間まで、中学生と思っていましたが、あっという間に、社会の第一線で活躍をしています。頼もしい限りです。これから手分けしながら撮影をして、成人式に間に合わせていくのでしょう。
 


今週、2学期の終業式が行われます。
先生たちも生徒の姿を思い浮かべながら、期末の整理をしています。

「湯煙の向こうの雪景色」

2017年12月17日 | 大分県
「晩秋」の言葉はいつの間にか消えていきました。




晩秋から初冬へと確実に季節は深まっています。





これから、本格的に冬の季節になります。
 

今日は、雪が降りましたが、県内でも九重をはじめとする九州山地では一面の銀世界となっています。
 


九重の湯煙の向こうに見える雪の景色が何とも言えない趣がありました。




今度の冬も前回の冬と同じようにたくさんの雪が積もるのでしょうか。
 



凍てつく朝でしたが、人と人とのぬくもりの中で、心はぬくぬくと溶けていました。

寒い1日

2017年12月16日 | 大分県


懐かしい仲間たちとの再会。
会話を弾ませながら、時間を過ごしました。



明日はまた雪になりそうです。
クリスマスイブもホワイトクリスマス?🌠⛄🎄✨

「田中さんからの読書のススメ」

2017年12月15日 | 大分県
本を読むのが大嫌い・・・ということではありませんが、本を読んで、過ごす時間を取るより、あまりにも違うことをしていることが多いのでしょうか。



そのために、本をなかなか読まないというのが、言い訳的な実情です。


そんな中で、昨日、「読書のススメ」~本の読み方~というテーマで、地域講師の田中さんが来校して下さり、学年ごとに授業をしていただきました。
田中さんは、自ら言語活動について学び、現在は、大学でも教鞭をとっています。



地域に住みながら、言語についての専門的知識の中で、学生をはじめ、多くの人に、読書の素晴らしさをはじめとする言語について伝えています。



田中さんの自宅を一度訪れたことがありますが、地域の方が常に頼ってきます。図書館みたいに蔵書がすごいです。また最近ではホームシアターを創り、地域の方と映画を楽しんでいます。



蔵を改造してのシアターなので、「くらしねま 草庵」という映画館になっています。もちろん無料です。
地域密着の活動家です。



生き方に興味を惹きます。田中さん流の読書術は、楽しく、読書をすることに意欲を掻き立ててくれます。



わたしも一緒に授業を受けましたが、図書館でとった本を、早く読んでみたいという気持ちにさせていきました。刺激的な授業でした。



田中さんからいただいたワークシートには、「ちょっと変わった読書術」と書かれています。


①読みたい本を選ぶ
・選んだ本の名前・著者・選んだ理由を書く。



②目次の大見出しを書き写す
・目次は、出版社にとっても、一番重要な部分だといいます。



③目次の大見出しだけでなく、目次のすべてを2回微読する。


④目次の大見出し・小見出しの中から、「特に気になる言葉」(キーワード)を3つ選ぶ。



⑤なぜ、選んだキーワードが気になったか、言葉にしてみる。




など楽しく行っていきました。まだまだ先はあります。2時間扱いなので、もう1時間あります。
 


今、ちょうど、1冊本を読みかけていたのがあるので、家でも試してみました。確かに読みやすいです。
 


「本は、服の数より、料理の数より・・・身の回りの何より多いです。気になるものは、全部本になっています。ゲーム、スポーツ、勉強・・・。自分の読みたいものから、読書を始めてみましょう。」
と田中さんは言います。
 



野球、心理学、旅行・・・確かに「ない」ジャンルは、ほとんどありません。




どこかに自分に似合う本があるはずです。あとは・・・気持ち次第かあ。
だから、田中さんの刺激は、効き目がありました。