かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

いよいよ明日始業式~夏の終わり~

2016年08月31日 | 大分県
いよいよ明日は、2学期始業式です。

今日は、学校だよりや会議などの文書を作成したり、グランドを整備したり、校舎内を回ったり・・・生徒たちを迎える明日に備えての準備をしました。
 


スタートです。気持ちも引き締まります。昨日、豊陽中学校の校長先生の言葉で、「まだまだ学びが終わってない。」という内容の言葉がありました。常に前向きな姿勢を学ぶことができます。(見ることができますではなく学ぶことができます・・・です。)


人から吸収していくことのエンディングがない姿勢を大事にしていきたいですね。そして、広げていくことがあったら、それも大事にしたいです。
 

そんな8月の最終日、夕方から、「中津市青少年健全育成市民会議」~耶馬溪支部総会・講演会~が行われました。各地区の健全育成会会長さんなど、地域の中でリーダーシップを発揮されている方が集まりました。


講演は、中津市教育委員会のKさんによる「ネット・スマホの危険性について~現状と課題~」というテーマでの話でした。


今日、NHKテレビ小説の「とと姉ちゃん」で「炊飯器」が流行し始めた場面がありました。まきから「炊飯器」の時代に突入した時は、文明の驚きだったでしょう。


ところが現代は、Kさんが言うように、スマホなどで遠隔操作ができる時代になっています。半世紀でコンピュータで制御されている家電品が、生活の中で多く占めるようになってきています。


Kさんは、そういう状況からスタートして、プライバシーの侵害、個人情報の流失、依存症などネット生活の危険性を伝えていきました。

問題点を洗い出す中で、どう対処したらよいか、いやなこと、不安になったときの相談できる機関などへと話を広げていきました。
 



とてもわかりやすい話でした。
 

ある会議で便利だと感じるものを手に入れ、使い始めたとき、もうそれを手放すことはできないという話がありました。スマホなども同じだと思います。もうこの世界を隔離することはできません。さらに進化していきます。


そんな中で、「使う技術とともに、ルール・マナーを守ることと合わせて、正しく使用する」知恵をつけなければ、大きな落とし穴にはまってしまいます。

学校、家庭、地域の中で落とし穴に陥ることのない感覚を協同で身につけたいものです。
 


これで夏の会議も終わりました。それとともに、生徒たちの夏休みのエンディングです。

さあ、明日から、生徒たちを迎えます。

秋の気配・・・栗見つけた

2016年08月30日 | 大分県
台風のちょっとした余波の風が秋の気配を感じさせてくれます。昨日の夜も夏布団だと寒さも感じました。今日は、城井小学校での会議でした。


子どもたちのあたたかい地域のサポーターがたくさんいることを感じました。学校の生活の中で、たくさんのことを学んで、大きく成長していってほしいと思います。
 

城井小学校で、校長先生が、
「クーラーを入れましょうか。」
と言いました。

先日までだと、こんな会話も考えられません。
猛暑ですでにクーラーははいっていたことでしょう。

しかし、今日のような気候だと、入れようか、いれまいか判断に迷います。


こちらも、そう言われて・・・「う~~ん。」と言いました。入れてもいいし、そうでなくて・・・。迷い。


まだ猛暑の日も多くなるのでしょうが、少しでも秋の訪れを感じることに、いい心地でした。
 

会議が終わると、終わり・・・ということで、少し家に帰る時間が早くなりました。「暑い、暑い。」」と、毎日が猛暑の連続。8月は、雨はほんの少し降っただけでした。



久しぶりに裏の畑に行くと、季節がちょっと、ほんのちょっとだけど、秋向きに動いているのを見たり聞いたりしました。
 

裏の栗の木には、つくつくぼうしが鳴いています。この声だけでも秋の雰囲気です。幼いころから体に染みついているのでしょうか。せみのなきごえで季節の移り変わりを覚えます。


たくさんの実がなっています。早熟の栗は、落ちています。
 

栗の木の横には、ざくろの実がなっています。いちじくも。
 

栗を拾いました。どうしようかと思いましたが、茹でました。初ものです。
 


さあ、明日は、2学期に向けて、いろいろ学校で準備をしましょう。2学期もまもなく始まります。いいスタートを切りたいですね。



花に迎えられた小学校での会議

2016年08月29日 | 大分県
子どもたちの夏休みのあとわずかとなってきました。昨日はまとまった雨が降りました。今日も少し雨。気温がぐっと下がりました。本当にしばらくぶりに、クーラーがいらない家となりました。
 

今日は、午前中は、中津地域で会議、午後は来客や、下郷小学校での「下郷小学校の教育を考える会」に参加しました。月曜日・・・あっという間に時間が経っていきました。
 

下郷小学校の玄関にあるポーチュラカがとてもきれいでした。ちょっと気温も下がって、いちだんときれいに咲いているでしょうか。
ポーチュラカに迎えられました。美しさで玄関がとても明るいです。



会議の中で、参加されたTさんやYさん、Hさんなど、いろいろと素敵な話も聞かせてもらいました。


また横に座ったN先生のあつ~~い話もありました。でもHOTな時間を過ごさせてもらいました。
 

明日も午後からは、校区内の「城井小学校の教育を考える会」が行われます。いろいろ学校を回ると、学ぶことも多くあり、たくさんの小学校のいい雰囲気を感じることができます。

心に刻む一日

2016年08月28日 | 大分県
今日は久々のまとまった雨が降りました。いろんなところを見ると、木が枯れていたり、草花が枯れている姿を見ます。そのくらい今年の夏の暑さはすざまじいものがありましたし、雨が降らなかったのも珍しいです。


農作物において、現在は、水路などが整備されていますし、なんとか対応ができると思うのですが、江戸時代以前なら、日照りで飢きんということにつながるのでしょうか。
 

今日は、ひまわり歯科医院オープン前の内覧会があるというので、北九州まで行きました。

医院を任せてもらえるというので、子どもも張り切っています。たくさんのお客さんが見えられていました。医院の中を見せてもらったり、ホワイトニング体験でホワイトニングをしてもらいました。


ちょっと嬉しいような、頑張って・・・というような思いで、わが子から治療をしてもらう時間を過ごしました。
 


心に残る一日でした。

歴史書『耶馬溪』

2016年08月27日 | 大分県
ちょっと、スローな一日でした。家の用事をしたり、近所の子どものAくんが「ピンポン」と鳴らして遊びに来たり・・・時間がゆっくりと流れていきました。
 

夕方から、地区のお宮の夏祭り「若宮祇園」の打ち上げがありました。お世話をした人たちでにぎわいました。夏祭りは、今年も盛大に行われました。一年に一度の地域の最大のイベントです。


時代の流れの中の中継役として「若宮祇園」に参加させてもらいました。
 


地域は、たくさんの歴史を積み重ねながら、築かれています。耶馬溪という土地も同じです。


耶馬溪が「日本新三景」に選定されてから100年が経ちます。頼山陽が耶馬溪を訪れて「耶馬溪」と名付けてから再来年で200年になります。

それまで、耶馬溪谷、山国谷などと呼ばれていました。


福沢諭吉、夏目漱石、与謝野晶子、松本清張など時代を創ってきた人たちが耶馬溪を訪れています。そして、耶馬溪の美しさを文章や歌などに綴っています。



「耶馬溪」の「けい」は、「溪」、「本耶馬渓」の「けい」は、「渓」。同じ「やばけい」でも「けい」の字が違います。


今まではあまり、気にしていなくても、ふるさとの歴史がちょっと気になるようになりました。
 


そんな中で、先日、郷土の歴史を研究している近砂敦さんが「耶馬溪」という本を出版しました。中津・下毛地域の歴史の移り変わりをまとめています。


安藤広重が「青の洞門」の浮世絵を描きあらわしています。冒頭にカラー版で掲載されています。
 

写真をたっぷりに使った本です。
 

こうして記していくことが歴史をつなぐことだと思います。一冊購入させてもらいました。また下毛地域の中学校には、中学生にふるさとを知ってもらうために、寄贈したそうです。

今までにも下毛郡誌、耶馬溪をはじめとして、各市町村誌、松林史郎さんや今永正樹さんなど郷土史家の方などが歴史を本で、紹介してくれています。松林さんのところに行って話を聞いたこともあります。


こういった残しているものがあるから、歴史を確実に後世に伝えることができます。
 


以前、西谷小学校に勤務した時に、クラスの子どもたちと地域に出かけて行って、民話を聞きとっていきました。

そして「どんぐり」という冊子にまとめました。こういった活動がふるさとを大切にする原点なのかなと思います。




近砂さんの本はお世話をしています。一冊1300円です。希望する方は連絡くださいね。

まなびのほぐしと雨のほぐし

2016年08月26日 | 大分県
午後から大分大学で研修会が開かれました。

その帰り道・・・「おっ、雨が降ってきた。」久しぶりの雨です。

すぐに止みましたが、それでも恵みの雨です。自然がほぐされます。

そのまま、学校に戻りました。グランドの整備です。

日照りの毎日です。さすが、グランドを車で整備するわけにはいきません。ほこりが舞います。


周辺の住宅に迷惑をかけない雨のあとでグランドがかわききっていない、ほどよく湿っているときに整備となります。


まさに今日は最適の日だと思いました。グランドもほぐします。ほこりも舞い上がることもなく、いい感じでグランドを旋回しました。

ふだんから環境整備の方が草を取ってくれています。その起承転結の「結」を担当しています。




体育大会は来月です。いいグランド状態でグランドの上で、生徒たちが主役になって欲しいです。
 

大分大学・大分大学教育学部実践総合センター・大分県学校心理士の共催で、「第11回授業力・教師力向上のための夏季研修講座」が大分大学教育学部附属実践総合センターで行われました。


大学、小中高の先生、学生などを対象としています。大分大学教育学部附属教育実践総合センターの森下覚先生が講師となってのワークショップを取り入れた講演でした。

先生は、大学で教育心理学を担当しながら、「先生を育てる先生」として、活躍されています。若くてエネルギッシュです。特に教員採用試験対策の一つとして、WEBシステムを活用しています。


アバターを作成して、ゲーム感覚で教師の卵、新米教師・・・ベテラン教師とレベルアップを図っているのは、時代を感じさせます。


『「理解」とは何か~理解することのまなびほぐし~』

というテーマでした。


生徒理解、相互理解、共通理解など「理解」という言葉をよく使いますが、

「ありふれている『理解』についてあまり『理解』できていない」

「理解という言葉を使うことで、理解したつもりになっている」



ということから始まり、わかったつもりを理解し直す「まなびほぐし」について学んでいきました。

最後に「アクティブラーニングが今なぜ教育の現場に必要なのか。」というところへと結びついていきました。



他の人と交流する中で、理解を学びほぐすことは、安定した理解を荒立て、時には、不快、不安、焦燥がついてきますが、協働的な学びから得たものは、個だけの学びでは得られないもので、最終的には、

「HAPINESS」

を得られることを、体験学習も入れながら、「協働的に学ばせて」もらいました。
 

今回の講座は、大分大学教育学部実践総合センターと大分大学の演習室とテレビの遠隔操作を利用して、多くの人たちが2つの会場で参加しての講座でした。

2つの会場ですが、遠隔操作により、1つの会場で行われているのと同じです。

これもこれからの時代の教育方法の一つになっていくのでしょう。
 


たくさんの刺激があったほぐしの一日でした。

見守られて育つ

2016年08月25日 | 大分県
あ~~あれもせんと、これもせんと~~☆あ~~あれもある、これもある~~☆

と思いながら、あっという間に時間が過ぎていきます。8月もあとちょっとです。


しばらくあ~~あれもせんと、これもせんと~~☆あ~~あれもある、これもある~~☆

そんな状態が続くのでしょうか。
 

今日は、学校評議員会や学力向上会議が行われました。地域の方、PTA会長のYさん・・・校区の小学校の校長先生、教育委員会のT先生が見えられて会を持つことができました。


地域や保護者の方々、学校を包む周りの学校や機関の方々・・・とてもあたたかく学校を包んでくれます。子どもたちを大切にしてくれていることをいろんな場面で感じることができます。


「今日は夏休みだから、後輩の子どもたちの姿を見ることができないね。」


と学校評議員のSさん。

教室で、3年生が、体育大会の準備などをしていますが、午前中だったら、もうちょっと生徒の数も多かったかも。

でも地域の方からそういった言葉がさりげなく出てくるところが嬉しいです。
 

夜もソフトテニス部の保護者の方々の話し合いが持たれています。生徒たちのいい応援団になってくれています。

たくさんの方のエールを受けながら、生徒たちが心も体も学習の力もたくましく成長していって欲しいと願っています。

宮崎での研修会の学び

2016年08月24日 | Weblog
暑さも和らぐ気配がありません。猛暑の中で子どもたちの夏休みもあと一週間となりました。
 

今日まで、宮崎での九州校長会の研修会に参加してきました。

「社会を生き抜く力を身に付け、未来を切り拓く日本人を育てる中学校教育」


という大会主題で、大会が行われていきました。800人を超える参加者で、会場のホテルは満員状態でした。昨日は、全体会と分科会。今日は、全体会と講演が行われました。
 

これからの社会の変化は、これまで私たちが経験したことのない速さで、大きいものとなるでしょう。今、やたら、○○○○年問題という言葉が出てきます。

2020年問題・・・2020年問題とは、バブル期に大量採用したバブル世代社員や人口が相対的に多い団塊ジュニア世代社員の高齢化にともなうポスト不足、人件費負担増などの諸問題を指す言葉です。


教育の2020年問題
・・・2020年に高等学校と大学の教育内容が大きく変わります。そして、大学入試の方法も大きく変わります。


2025年問題・・・2025年に完全なる高齢化社会が訪れることが主な要因となり、日本社会で生じることが予測される諸問題の総称です。団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される問題です。


2045年問題・・・2045年にコンピューターが人間の脳の知能を超えるそうです。
 

調べると○○○○年問題は、まだまだありそうです。このように、今の子どもたちが成熟していくときに、大きな変化と向き合います。変化に対応するために、主題にあるように、「生き抜く」「切り拓く」(切り開くではなく)「力」を持たせなければなりません。
 

変化をネガティブなものではなく、変化にも柔軟に対応したり、変化を楽しんだりするくらいの気持ちの大きさを持たせたいものです。時代の輝く主人公であってほしいと思います。


不易の部分もたくさんポケットに入れておきたいもので、
講演では、
「女将として、母として、妻として」
ということで、貴乃花部屋女将の花田景子さんの話がありました。


横綱貴乃花の重責をサポートしていく様子、貴乃花部屋の11人の相撲取りを育てていく姿など聞かせてもらいました。そこから、たくさんの学びをもらいました。
 


子どもたちが人間味のある人に・・・苦しいことも乗り越える強い人に・・・意欲的に生きる人に・・・育てていくための教育活動を展開できる学校づくりをしていく責任も感じました。
         

スポーツの感動の夏

2016年08月21日 | 大分県
毎日あちい~~~。クーラーが入っていないところに行くと、たまらない暑さが襲ってきます。しかし、お盆が過ぎると、夏があっという間に終わりになっていくような気がします。


子どもたちにとって、夏休みですが、学生の頃、お盆が終わると、始業式がすぐにやってきたような感じがしていました。


夏も終わりに近くなってきました。甲子園の大会も決勝戦が行われました。作新学院が優勝。


「栄冠は君に輝く」の曲にのって作新学院と北海高校が行進している姿を見ると、夏の終わりを感じます。明日は、リオのオリンピックの閉会式です。夏のドラマも一つずつ幕が閉じていきます。
 

それでは、ちょっと寂しいので、第98回全国高校野球選手権大会CMを聴いて、元気を出しましょう。クリックをしてくださいね。
 





今日は、中学生の禅海杯サッカー大会が行われているので、応援に行きました。炎天下の中、生徒たちは、土ぼこりが舞う三光中のグランドを駆け回っていました。


昨日の野球も同じでしたが、4チームの合同チームです。3つの学校でも11人に足りません。4チームで編成をしています。


野球は、市内で単独チームで編成しているところは、2チームしかありません。あとは、合同チームです。サッカーも合同チームで、取り組みをしているところが多いです。



少子化なのか、子どもたちの取り組みの多様化なのか、部活の姿も変化してきています。
 

今日のサッカーの試合は、合同チームしかもチームが結成されて間もないのですが、しっかりと相手に立ち向かっていました。2日間で5試合以上もするハードスケジュールの大会です。


試合が終わると、真っ黒になった生徒たちの姿がとてもたのもしく感じました。
 


合同チームというハンディはありますが、練習を重ねて結束力そしてチーム力を上げていって欲しいと願っています。

3つの感動(動・学・食)☆

2016年08月20日 | 大分県
夏休みも終盤になってきましたが、今日は3つの感動する出来事に出あいました。
 

午前中、耶馬溪中学校野球部が練習試合をするので、山国中学校まで応援に行きました。

新チームになってからの耶馬溪中学校の部員数は3名です。山国中学校の理解もいただいて、合同チームを編成しています。
 
旧チームも9名足らなかったので、ほとんど練習試合ができない状況でした。しかし、合同チームを結成し、初の練習試合です。相手は、強豪のチームです。

青空が広がるグランドで、生き生きとボールを追いかけていました。敗れはしたものの野球ができる喜びを感じていました。
 
それを見ていてとてもうれしく感じました。来月は、中体連の新人戦が行われます。これから目標を創りながら、練習を積み重ねてほしいです。
 
そして、一路別府市の大分県立社会教育総合教育センターに行きました。

「第53回教育者研究集会」が行われました。東京、岡山、福岡から講師の先生が来られての講義などが行われました。

「学習指導や生徒指導という教師の専門性を高めるとともに、人間力を高めることをめざす」

という内容で、講義が展開されました。

社会全体で連携しながら子どもたちの心の健やかな発達の支援をしていくことをパネルディスカッションの中でも共通理解されました。

あたたかみのある内容の研修会でした。実践に基づいた研修会だったので、またこれから子どもたちに還元できればと思いました。有意義な時間でした。
 

研修のあと、いつもお世話になっているZさんから、

「甥が湯布院のホテルで働いているので、温泉に入りに行きませんか。」

と言われたので、連れて行ってもらいました。
 

つながりはつながって・・・着いてみるとどこかで聞いたことがある名前のホテルです。偶然にもふだんから何かとお世話になっている方が勤務している会社のホテルです。いつかパンフレットをいただいて、紹介してもらったことがあります。

ここのホテルの有名な風呂を、話をするうちに、大学時代の野球部の友だちが入れたことが分かりました。遠く離れた湯布院なのに、人と人がつながっていることを感じました。
 

由布岳を見て、風呂に入って、豊後牛の2枚のステーキや今日とれたというカンパチのお刺身を・・・おなかの中にしっかり入れました。秀峰館の贅沢な夕食でした。
 


感動・感激の一日でした。3つの「感動・感激」を完食☆

全国中学校総合文化祭終わる

2016年08月19日 | 大分県
深夜、日本卓球女子が銅メダル、バトミントン女子のダブルスで金メダルを獲得したり・・・手に汗を握る攻防。

夜中に興奮。これは、心臓・・・体に悪い。しかし、やっぱり見てしまいます。オリンピックモードの夜です。


中文連の役員をしているので、これまでに何度か県で会議がありました。

また開催するにあたり、市などへお願いなどにも行きました。そして、いよいよ大会当日を迎えました。
 


文化部の活動をしている中学生が全国から大分に集結しました。マーチング、ダンス、吹奏楽、美術、演劇、放送、合唱、科学、能楽、郷土芸能、ラジオ番組、テレビ番組、落語、バトントワリングなど、ステージで演技、演奏が繰り広げられました。
 

「しらしんけん!!みんなの手からつなげ文化大分から僕らの未来へ」が大会スローガンになっていました。
 

大分市の中学生は、会場のグランシアタで鑑賞できました。


教えた生徒のMさんのお子さんは、新聞担当として参加していたそうです。カメラを持って取材をする中学生がたくさんいました。
 

大分市の先生方は、大変だったと思いますが、充実した中で、終わることができました。懐かしい方とも食事をすることができました。

来年は、県中学校総合文化祭は、中津市が担当することになります。
 


中学生は中体連、中文連のいろんな分野の中で活躍しています。

セピア色に包まれた大切なもの

2016年08月16日 | 大分県
今、テレビのハードディスクたるものがあるので、非常に便利がいいです。設定をしておけば、定期的に同じ番組を録画できますし、いい時間に見ることができます。


そのおかげで、テレビがデジタル化されてから、ずっと朝のテレビ小説を見ています。

その日、見ることができなくても、「まとめ見」もできます。

今は、「とと姉ちゃん」が放映されていてはまっています。9月の終わりまでなので、あとちょっとです。戦前から戦後の動乱期に家族で生き抜いていく姿をドラマ化しています。
 

ちょうど、戦後の時代の生活の様子が「とと姉ちゃん」の中で描かれています。

幼い頃、高度経済成長期時代でした。


しかし、昭和30年代は、今のように、コンピュータで制御されているものがなくアナログな時代でした。ドラマの中の「あなたの手帳」の編集会議をしている様子を見ると、懐かしい機器が出てきます。


洗濯機が出回る前、どの家も川や水路に、洗濯板、洗濯石鹸を持って行って、ごしごしと洗う姿がありました。我が家も川に降りて洗濯をしている母を道の上から見たり、洗っているときに、川辺で遊んだりしていました。
 


洗濯機も次第に普及していましたが、最初は、脱水などの機能もなくて、ローラーの中に洗濯物を挟んで、回して、水を切るという仕組みでした。
 

台所を思い出すと、土間には、かまどがありました。まきを使って、釜でご飯を炊く時代でした。今、考えると、夕飯を作ることは、ひと仕事でした。


たいていの家が風呂もまきなどでたいていたので、家族が夕方くつろぐ時間を作る母の役割は、ひと仕事でした。


冷蔵庫もあるようなないようなものがありました。冷蔵庫は、電気製品でなく、木の箱の中に、氷を入れて冷やすものでした。


戦後71年ですが、この71年の間に、生活スタイルは大きく変化しています。あっという間に、アナログからスイッチ一つでご飯も炊けるし、風呂も沸かせるようなデジタル時代になりました。


うちは、店を営んでいたので、近所の人がよく電話を借りにきていました。

逆に電話がかかってきて、近所の人を呼びに行くことも一日の中に何度もありました。



セピア色に包まれた時の中に、家族同士、近所同士が結びついておかないと、社会が成立できない状況がありました。それが当たり前の時代であったし、いいように考えれば、人の深いつながりが存在していました。
 

便利さの中で、「無駄」と思われがちな、人として大切な本質的なものがたくさんあります。時代が変わろうと、人として失なってはいけない心は大切にしていかなければなりません。



「形」「モノ」だけでなく「心」も住みやすい時代を創っていきたいものです。