かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

2011年の終りに再会のプレゼント

2011年12月31日 | Weblog
2011年も終わります。いろんな思い出を残しながら。健康そして、今、生があることが何よりの財産であることを実感した一年でした。そんな最後のしめくくりとして、素敵な再会がありました



 年の暮れ。2011年も終わろうとする中で三光中学校の8年前に卒業した生徒たちの同級会が開かれました。東京などからも帰省している人もいました。




 たくさんの生徒たちと懐かしい再会をすることができました。




 この学年は、三光中学校最後の3クラスの学年でした。それからは、2クラスの学年となっています。写真を見てもわかるようにとてもまとまりのある学年でした。



 幹事はりょうたくんたちです。いろんな配慮をしてくれていました。そのおかげでたくさん同級生たちが集まっていました。




 成人式のあと同級会で会った生徒もいました。しかし、残念ながらその時は、来れなかったけれど、今回は参加している人もいて、たくさんの懐かしい思い出話に花を咲かせました。




 来ている生徒たちは、学生をしている人もいます。社会の一線に出て活躍をしている生徒もいます。みんながそれぞれに目標をもって、過ごしていることが何よりうれしく思います。参加をしている生徒一人ひとりが誠実に頑張っているのです。



 とてもあたたかな雰囲気の中での会でした。




 自動車関係・病院関係・保育士・消防士・塾の講師・学校の先生・企業・工事現場監督・公務員・銀行員・建築関係・・・職種も様々です。この間まで三光中学校の生徒と思いきやすでに考えも行動も自分たちを追い越していることを改めて実感をしました。




 いい形で生徒たちが活躍している話に、学校に勤務していることの喜びを体感できます。




「先生、おなかが出たらだめだよ。中性脂肪やコレステロールの値が高くなって、病気になるよ。食生活を考えなくっちゃ。」




と看護師の生徒からの説教?!逆転現象です。




 2011年も今日で終わります。




 2011年。自然の脅威を感じる年でしたが、こうしてみんなが元気で再会できたことが、最高の締めくくりとなります。幹事をしてくれた人たちに感謝します。そして、忙しい中、集まった仲間たちが2012年も健康で過ごすことができることを祈っています。



 また会える日を楽しみにしています。
                  


               2011年の終わりに

3つの季節をスルー

2011年12月30日 | Weblog
暑い夏、自然を感じる秋、そして、暖を欲する冬へと季節を感じながら2学期が終わりました。生徒たちもいろんな楽しい行事がある冬休みに入っています




 2学期が終わっています。学校の中では一番長い学期でした。思い出がたくさんできた行事も詰まっていました。
 


 夏・秋・冬の3つの季節を体に感じてきました。



 先日、終業式が行われました。




 終業式の前には、離任される先生の送別会、アンサンブルコンテストに参加する吹奏楽部の演奏と激励会が行われました。




 今年度は、震災直後の悲しみと混乱の中で、スタートしました。生徒たちも震災の情報を見たり、聴いたりしながら「命の重み」「しあわせ」「自然」「家族」「絆」・・・いろんなことを感じてきたと思います。





 感じてきたものを大切にしながら、自分も含めてこれからの生き方をさらによりよいもの、温かな生き方でありたいものです。



 先日書をいただいた先生に、終業式の中で話の中に入っていただきました。
書の思いを直接生徒に語ってもらいました。




 『しあわせ きっとおとづれるその時を信じ一歩前へ』
 生徒たちが今もそして、これからも何か壁にぶち当たった時に、この言葉を思い出してもらいたいし、いつでも見に来てほしいと思います。




 市役所のホームページにもこのことが掲載されています。

     http://www.city-nakatsu.jp/docs/2011122200108/

 すでに冬休みに入っていますが、生徒たちが温もりのある休みにしてほしいと願っています。

明日は終業式

2011年12月21日 | Weblog
明日は、終業式です。2学期も終わります。一年間の中で一番長い学期でした。体育大会や合唱祭に生徒たちは思い出を創っていきました



明日、22日は、学校の終業式となります。




このところ先生たちも通知表の作成などで遅くまで学校に残って作業をしていました。



 2学期は、一番長い学期です。残暑が厳しいかった9月。そして雪が降った12月と季節も変わっていきました。



 今日は肥えることもちょっとは気にしながらも予約していたクリスマスケーキが届き、夜食べました。今日の朝、ベルトを忘れてきた生徒がいました。生徒に貸しました。ベルトを渡して、ズボンが落ちない自分のお腹が悲しい・・・。




 学校ではいろんな行事も多くありました。
 体育大会、合唱祭、修学旅行・・・。生徒たちも楽しい思い出をしっかりと胸に刻んでいきました。





 では、9月から12月まで学校以外でどんな思い出がある?ちょっと思いだすと・・・その例。




 初夏からずっと入院をしていた家族が9月になって退院しました。長かったけれど、手術をして少しは動きやすくなったようです。ボリさんが、いろいろ工夫して部屋を創ってくれていたので、生活もしやすくなりました。





 久しぶりに緊張感のある野球の生活をしました。一般県体の中津のチームに所属して週に一度練習していきました。すごい選手に囲まれての緊張感が学生の時に戻った感じで楽しかったです。

ふだんの運動不足を反省しながら、ボールを追いかけました。




 お誘いを受けて、ドームに野球観戦に行きました。先発はダルビッシュでした。ドームで投げるダルビッシュの最後の登板でした。



 ソフトバンクファンの生徒。

「いいなあ、先生。たぶん、ダルビッシュ、今度アメリカに行くんで見れるのは、最後だと思うよ。」


さすが野球通。確かにそうでした。テキサス・レンジャーズが交渉権を獲得しましたが、アメリカに行ってしまいます。




 今年も大河ドラマが終わりました。何十年も欠かさず見ている番組の一つです。今年は「江~姫たちの戦国~」でした。去年の「龍馬」ほど話題にはなりませんでしたが、しっかり見ました。

 来年は、「平清盛」です。修学旅行。生徒たちが自主研修で行く三十三間堂の横に、お寺がありました。そこで、日本に一枚しかないという「江」の肖像画を見せてもらいました。ちょっと感激。





 何のかんので、2学期が過ぎ去っていきます。
        そしてもうすぐ2012年がやってきます。

いよいよ受験シーズン到来

2011年12月20日 | Weblog
一年が経つのは、本当に早く感じます。この間、入試が行われたと思いきや、もう次の入試の年となっています。学校では、その取り組みが始まっています



 夜、他校の何人かの先生方との話し合いが食事をしながら行われました。




 話し合いが終わった後に、車を置いている駐車場まで歩いていきました。ちょうど、塾の前を通る時、三光中学校のお家の方のお父さんが塾が終わるのを車の中で待っている姿を見つけました。



「子どものために頑張っていますね。」




と声をかけました。お家の方も入試合格のために、寒い中、車の中で子どもたちを待っています。生徒だけでなく、お家の方も受験シーズンの訪れです。



 受験シーズンの到来を感じます。学校では、今、1月の私立高校の入試で、面接がある生徒の指導を放課後行われています。



 生徒たちは、部屋の入り方から退出の仕方、言葉の使い方を徹底して指導を受けています。





 思い出すのは、昨年度のことです。つい昨日のような感じでしたが、生徒たちも真剣でした。「先生、自信がありません。」ということで、休みの日も返上して、面接の練習を繰り広げました。昨日のことのようですが、一年経って、面接の練習が始まりました。






 今、放課後、いろんな所要があって、自分は、まだ面接練習に参画できていません。一人来たのですが、途中で来客があり、中断をしました。時間のある限り関わりを持ちたいと思っています。



 現在、3年生の先生が中心となって取り組みをしています。




 また受験に関するいろんな資料がメールやFAXなどで送られてきます。 生徒たちにとっては、試練です。でもそれは、中学3年生みんなが努力をしているのです。




 生徒の努力によって大きな壁を乗り越えて、すばらしい春を迎えてもらいたいですね。MAXの中で応援をしたいと思っています。


学校の先生の先生

2011年12月19日 | Weblog
いろんな出会いの中で、いろんな縁を感じることがあります。そんな中でも不思議な巡り合わせがあります。学校の先生をしていて感じることがあります



 昨晩、中学校時代の同級会の最後の打合会が行われました。中学校の同級会? 中学校時代、う~~ん、何年前のことだろう。



 正月に行われます。4年ぶりの同級会となります。




 事務局をしている人たちが集まりました。こちらは、あまり仕事をしていませんが、重鎮たちにお任せっきりなのは申し訳なく思っています。



 食事をしながらの打ち合わせです。会場を押さえ、はがきを同級生にだし、担当をしていただいた先生方にも案内をして・・・夏過ぎから少しずつですが、準備を進めてきました。




 先生方もかけることなく、元気に活動していることが嬉しく思います。なにより感激するのは、案内を出した先生方のほとんどが来て下さることです。



 地元で教員をしています。自分の中学校時代、担任や担当をしていただいた先生と、教員になって、同じ職場に勤務するということがしばしばあります。


 先生と生徒ではなく、同じ職場というのも不思議な縁です。今までにお世話になった先生4人が、管理職であったり、同じクラス担任であったりしました。学校の先生の先生です。いろんなことで繋がりが持てて、そしていつまでも指導してもらえることに感謝します。




 三光中学校に最初に勤務したときの校長先生は、中学校の時の体育の先生でした。 なにかかにかとお世話になりました。そして、今回の駅伝大会では、退職をしていますが、練習に関わってくれました。




 いつまでたっても、思いの中で、自分の大切な先生であり、先生がいるときは、生徒でいるような気がしました。いい時間でした。




 今度の同級会、いろんな都合でこれない友だちもいますが、集まれる時にみんなで集まって語れることがしあわせなことであると思っています。

季節は冬へとなりました~初雪が~

2011年12月17日 | Weblog
昨日からちょっとした寒波。ストーブにこたつに・・・必要不可欠なものとなっています。年の暮れ。冬の訪れを確実に感じます



昨日、授業の時間のこと。外を見ると、雪が舞っていました。
「初雪だ。」
「みぞれ?」
生徒たちも外を見ていました。




 木枯らしが落ち葉をころがしていました・・・。




 季節が晩秋から初冬にうつりかわったことを感じました。これから寒さに震えることが多くなります。
 ちょっとした寒波が訪れました。




 昨日の夜は、雪が積もるのかなと思ったけれど、期待はずれでした。




 しかし・・・。今日の朝のこと。別府に行くことがありました。高速で別府に向かっていると、由布岳が見えてきました。
 山頂付近は雪が積もっています。その風景がとてもきれいでした。鶴見岳も冠雪。




 別府の方は、雪が降っているのですね。城島高原付近では道路も凍結していました。

 あぶない、あぶない。

 


 今週も来週も週末は、寒くなるようですね。
 ひょっとすると、ホワイトクリスマスとなるかもしれません。

「書」を紹介しています

2011年12月16日 | Weblog
先日、紹介した「書」をいろんな方や生徒に紹介しています。「見せたいものがあるので、学校に来てくれませんか。」と地区の高校を退職された先生に、昨日言いました。今日の夕方、来てくれました



「しあわせ きっと おとづれる その時を信じ 一歩前へ」



という書をいただきました。書の由来は、生徒に話す機会があるので、それが終わってから書きますね。
 


 昨日、いろいろお世話になっいる地区の方に、


「見せたいものがあるので、ぜひ学校に来てくれませんか。」



と話しました。以前、地区の公民館長さんをされていた方です。



保護者の方も来られていたので、「書」の紹介をしたあと、3人で一緒に「書」の前に座ってしばらくいろいろ話をしました。字を見ながら2人の経験などを語っているのを聞くと、また新たな生き方を学ぶことができました。



 この字の思いを生徒たちに直に先生から生徒に話してもらいたいと思っています。




 それで、朝、先生にお願いと打ち合わせに行きました。先生の書がたくさん飾られている部屋で話をすると、時間が経つのも忘れるほど落ち着きます。



大げさにしたくない先生の思いを大切にしながら、生徒たちに伝える方法を考えて提案しました。



 昼休みに生徒たちにも紹介をしています。書の作品は白と黒だけの色で表しますが、字を見ているだけでいろんなイメージが湧いてきます。



 3.11がおこった年に書かれた作品ですが、これから生徒たちがこの思いのような生き方をしてもらいたいと願っています。



 2011年。悲惨な出来事があった年。そして同時に「絆」を深めながらの再出発の年です。幸せな生き方を選択しながら、よりたくましく生きてほしいですね。

充実?多忙?

2011年12月15日 | Weblog
師走になっています。忙しいといえば、忙しい・・・充実していると言えば、充実している。そんな感じの時間を過ごしています。あとわずかで、新しい年を迎えます




 ここのところ、会議が続きます。昨日は、最たるもので、朝9時30分から14時15分まで、近くの会館で研修会が行われました。研修、そして弁当係。終わるや急いで学校に戻らなくては、職員会議が15時から始まります。いざ、直帰。




 提案レジメに少し追加をして、印刷してもらいました。17時近くまでの会議。学期末が近づいて、いろんな提案がされました。やっと終わった。おしりが痛くなる?8時間近く座った時間を過ごしました。と思いきや、



「先生、今から、3年部の会議があります。」



そうやった。受験も近づいてきて、3年部の先生たちもいろんな会議の中で一人ひとりの生徒のことを考えた進路指導を行っています。



 6時30分過ぎまでみんな真剣に話し合いを持ちました。生徒には分からない部分ですが、3年生の先生たちは、生徒がいい形で進路決定するために見えないところで準備を行っています。



 一日の中で別に動きが多かったわけではありませんが、帰って風呂に入ったとき、中で寝ていました☆おぼれなくてよかった。



 今日は、昨日と違って、来客の多さです。作文の表彰式が主催者の方が見えられて入賞した生徒に対して校長室で行われました。



 次は、学校の施設設備についての説明のためのお客さん。



 お客さんの中でも特に嬉しかったこと5つ。
 昼休み、来年の駅伝のための選手と監督が部屋にやってきました。説明会です。駅伝の希望を募るとすごいたくさんの生徒。女子男子併せて24名になっています。頼もしく感じました。




「先生、部屋に入っていいですか。」と3人の3年生。「初めて入った。」とHさん。
座って、いろいろ会話をすることができました。ほっとする時間でした。




 昼休みのこと。「先生、書を見せて下さい。」
どこで、その話を聞いたのか・・・。3年生のKくんがやってきました。書道をならっているらしくじっくりと鑑賞をしていました。書の内容の由来をしっかりと話してあげました。うなずきながら、聞いてくれました。すごい。



 サポート先生も来校して下さいました。感謝です。打ち合わせをしました。そして、いざ、教室へ。自分の子どもだけではなく、三光中学校のみんなの生徒のことを考えてくれていることにうれしさを感じます。トップの写真は、今日のサポート先生の様子です。



 とどめは、生徒指導の生徒が先生と。「僕が悪いと思います。」ちゃんと分かっているんですよね。ゆっくり話を聞いてあげました。自分のことをしっかり見つめていることにうれしさを感じました。 



 で、今日も夜8時からの会議です。がんばろう。


 あわただしく感じることもあるけれど、充実しているといえば、充実しています。学期末で、先生たちも成績の処理などに頑張っています。
 

寒い朝の子どもの姿から

2011年12月14日 | Weblog
朝晩の冷え込みが厳しくなっています。朝、車の温度計を見ると、0度などとなっています。学校に向かっていると、都市部の方に行くので、気温が上がってきます。家と学校とでは、朝の温度が3度くらい違います




 気温の差は、場所によって、随分と違うことに気づきます。

 今は、車に温度計があるので、気温の変化を知ることができます。


 家が0度の時には、耶馬溪と山国の辺りでは、マイナス2度くらい、かつて、勤務していた五馬では、マイナス4~5度くらいです。逆に中津の街部に行くと、2~3度です。つまり、同じ大分県でも、7~8度くらい違うんですよね。地形が気候を形成していることを感じます。




 話は、変わって、朝あいさつ運動に立っていると、中学生も通るのですが、小学生もやってきます。その中に中学生のおとうとくんがいます。そのおとうとくん、この寒いのに半そでです。



「寒くない?」
と聞くと、「あつ~~い。」?!




 勇気ある行動。



 でもその姿を見ていると、自分の小学校時代を 思い出します。6年生の時のことです。



 5年生のときに友だちが冬でも半パンをはいていたのを見て、「自分もできる。」と一発奮起。「その友だちも今年も半パンだろう。」と思い、チャレンジ。しばらくは、友だちも半パンでした。



 しかし、いつしか友だちは挫折していました。「ここまで頑張ったんだから。」と、ももが赤くなるのを耐えに耐え、すごく寒いとき鳥肌が立っていても、「あんまり寒くないや。」と強がりを言っていた自分とおとうとくんの姿が相重なりました。



 登校班で通っていたので、下級生を呼びに家まで行ったときに、


「かったかちゃん、ズボンも買ってもらえんのやなあ・・・。」と同情してくれるお家の方も。いやいやそうじゃないんです。



 意地がつらさを招いたのですが、唯一の救いは、担任の先生が、学級通信で、「がんばった。一年間半パンで過ごす!」いい見出しを。今でも思い出します。



 かつて、西谷小学校で教えた子どものみーちゃんは、山の中の主でしたが、なんと、夏の真っ白な体操服の上下での生活。西谷小学校は、裸足教育もしていて、霜柱が立つような寒さのときの外での朝礼でも半そで、半パン、裸足・・・。



 今では懐かしく話せますが、元気な少年でした。先生たちも子どもたちと一緒。たいがいが裸足だったので、冬の朝礼は、外でも体育館でも気合いが入りました。地面につける足がしびれる・・・。



 卒業式の時に、「先生、今まで頑張ってきたから、半そで、半パンで式に出ていいですか。」ということで、みいちゃんの希望通りの姿で卒業証書を授与しました。


 当時の西谷小学校は、西谷独自のジャージが制服でした。



 子どもたちは、みんな裸足での式。みいちゃんは、さらに半そで、半パンでの卒業式でした。今では考えられないけどね。写真は、卒業式のときのものです。



 おとうとくんを見るとき、いろんなことを思い出します。


みんなで楽しく授業を

2011年12月13日 | Weblog
先日の「温かな授業」の取り組みの続きとして今日は、お家の方向けに、「サポート先生」募集のお願いのプリントを出しました。いろんな授業の中で、みんなが関わり合いながら楽しくそして、わかる授業ができたらいいと考えます



 昨日の「書」の贈り物を何人かの生徒に見せました。



 座って「書」を見ていると、いつもは、しゃべりやまない生徒たちもじっと見つめていました。書を見ながら、何かを感じてくれたんだろうと思います。温かな贈り物に本当に感謝をしています。




 そして、今日は、温かな授業の一環としてお家の方に「サポート先生、募集」のお願いプリントを配布しました。要望がある授業に対して、時間があるお家の方に、授業のサポートをしてもらうという企画です。



 「家庭科の裁縫の時間に是非手伝ってもらえる方がいれば。」という要望があったので、その文書を発送しました。2学期いっぱいの家庭科の授業の時間をプリントに載せました。


 1時間でもいいので、来てくれるお家の方があったら、手伝っていただきたいというお願いをしました。昼間は、働いている人が多いのですが、休みの日と、授業の日が同じだったら、来てもらえたらと思うのです。




 特に、今は、実技系教科からのお願いがあります。いろんな方と繋がりあいながら、ふれあいながら、生徒たちが授業の内容を理解していって欲しいのです。




 今日、家庭科がありました。プリントが間に合わなかったので、今日は、前回のPTA授業参観に来られていた方とPTAの役員の方にお願いしました。快く引き受けて下さり、1時間目の授業でしたが、サポートしていただきました。




 あとからの生徒の感想を聞いても楽しかったことなど歓迎の言葉が聞かれました。学校からもサポートできる先生が参加してくれました。




 生徒たちも、サポート先生に質問したり、手伝ってもらったりしながら、作業を楽しそうに進めていました。
「わたし、さいほうにがてなんよ。」
と言っていた生徒も、表情はとてもにこやかで作業を進めていました。




 夕方、プリントを見てくれたお家の方から、「○日の○時間目の授業に参加させてもらいます。」という連絡がありました。感謝しています。




 みんなで生徒たちを包んでいけたらうれしいですね。もしこのブログを読んでくれているお家の方がいましたら、よろしくお願いします。


感激の学校への贈り物

2011年12月12日 | Weblog
「学校に書を贈りたいのですが、飾ってもらえますか。」という言葉を以前地域の方からもらいました。写真では見させてもらっていましたが、今日、持ってきて下さり、作品との初対面をしました



 先月、学校評議員をして下さっている書家の方から、学校だよりを持っていた際に、


「先生、わたしの書を学校に飾ってもらえると嬉しいのですが。」


という言葉。


 その書は、まだ展示されていてその場にはなかったのですが、写真で見せてもらいました。



 来るのをそれからずっと楽しみにしていました。そして、今日、その書を額に入れて持ってきて下さいました。



「                            」




という言葉です。ここに、書くと、言葉が軽く聞こえそうで、「    」を空けておきましょう。写真も割愛。是非、ぜひ、学校に見にきて感じてください。




 今日初めてその書に対面したときに、字と書かれている内容に感動をしました。




 自分にもいろんなドラマがありました。しかし、その時、一点を考えると、すごくつらすぎることも、先を見て、いつかいい時も、しあわせな時もやってくるんだと思うようにすれば、重い荷物も少しだけ、軽くなったような気がします。




 その方は、3.11の東日本大震災のあとに、この字を書いたそうです。



 しかし、震災の直後は、筆を握ることができないむなしさに襲われたそうです。時間が経ち、再び書を書き始めました。そして、思いを込めて書いた字を今回学校に贈っていただきました。女流書展で福岡県知事賞をとった作品です。




 先生の書を校長室に飾るための取り付けが終わろうとしたころ、たまたま来校して下さった地域の方が、書を見てくれました。その瞬間、ぼろっと涙をこぼしました。



「なぜか、涙が出るんですよ。」



 その方もこの書の美しさと内容にふれる思いが交錯したのでしょう。




 終業式の時、生徒にこの書を紹介したいと思います。生徒たちが、これから先、どうしようもないつらいときにも出会うでしょう。でも、




「いつかいいときに巡りあえるさ。」
「しあわせなときもやってくるんだ。」




と生徒たちが「優しさ」と「強さ」を持ちながら、「その時」を信じ、生きて抜いていって欲しいと願います。



 また自分が、周りの人がしあわせを感じるような生き方を選んでいくことも、大震災で被災され、亡くなった人たちのことを考えると、今わたしたちに与えられた使命ではないかと思います。



 暗くなった放課後、一人でこの書を見ながら、先生の思いを想像しました。字がよく見えるように、部屋の配置も変えました。

楽しく充実の研修旅行

2011年12月11日 | Weblog
日曜日の今日は、PTA研修部の方々が企画して下さり、PTA研修旅行が行われました。いざ、久留米・鳥栖方面へ。研修と親睦を兼ねて、楽しい一日を過ごしました



 いろんな行事が入ってきて、。延び延びになっていたPTA研修旅行が、PTA研修部の方々の企画で実施することができました。三光中学校の恒例行事となっています。



 下関、日田、阿蘇・・・昨年は、唐津、呼子。名護屋城などの見学、イカ料理などを楽しみました。今年の行先は、バスで久留米、鳥栖方面です。研修と親睦を兼ねて35名の近くの方の参加で楽しく一日を過ごすことができました。それでは、レッツ、GO!





 久留米までの道中は、しっかりと会長さんがしきってくれ、楽しく会話を弾ませながらの時間で、あっという間に久留米に着くことができました。




 まずは、石橋美術館です。美術館の前を通ることはあるのですが、入ったことがありませんでした。結構、敷地が広い。美術館、庭園・・・美術館は、いろんな画家の方の絵画が展示されていました。

 ジャンルも幅広い作品が置かれていました。研修した証明に?美術館の前で、みんなで記念写真を。




 続いては、昼食。鳥栖の花屋敷というレストランです。とてもきれいな場所でした。




 庭もきれいで、レストランの中もおしゃれ。そして、何と言っても食事がとてもおいしかったですね。「ここは、男性のトイレがきれいなんですよ。」と会長さん。




 すぐに行ってみました。ガラスに水が伝わっています。ガラスの向こうの景色もとてもきれいです。




 料理は、生ハム、ウィンナー、ステーキです。味をじっくり感じながら食べました。サックスとピアノの演奏を聴きながらの食事でした。満足な昼食でした。




 で、それからは今年改装された鳥栖アウトレットへ。お母さん方の買い物タイムです。休みだけに人出も多かったですが、それぞれの目的をもってショッピングタイムを過ごしました。




 帰りのバスも一人一人、いろんな思いを会員の方たちに伝えながら、楽しく帰ることができました。




 PTA会員がお互いにつながりあえること、しっかりとコミュニケーションがとれるようになることが、生徒たちにも還元されていくと考えます。

 それには、いろんな取り組みがありますが、このように、学校を離れ、みんなで楽しい時間を共有していくことも大切なまとまりができるための要素の一つであると思っています。


 とかく個人が優先される社会になりがちですが、関わりあっていくことを大切にしているPTA活動を役員さんや会員の方々のおかげでできていることを誇りに思います。




 参加されたお家の方々、お世話をして下さった役員の方々、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。

2学期末PTAの中で

2011年12月10日 | Weblog
今日の午後から、PTAの授業参観日、そして、学年懇談会が開催されました。3年生は、先日まで3者面談が行われていたので、今回、懇談はありませんでしたが、それぞれの授業を見させてもらいました



 いろんなところで、年の終わりを感じさせてくれます。今日は、学期末、つまり今年最後のPTA授業参観、懇談会が行われました。たくさんのお家の方が、先日の合唱祭に引き続いて学校に来てくれました。




 3年生の授業で家庭科が行われました。授業の始めは製作に興味のない子は、話などをしていました。お家の方の中で、順番で先生が回ってこなくて、困っている生徒に裁縫を手伝ってくれていました。




 すると、生徒たちは、話をしながらもちょっとサポート受けたことで、要領を覚え、一生懸命に縫っていました。




 いろんなお家の方が教室に入ってきては、生徒たちの様子を見て、自分の子どもだけでなく、困っている生徒、特に男子に優しく教えてくれていました。その雰囲気がとても温かさを感じました。




 現代の子どもたち、一生懸命することが照れくさいとか、気恥ずかしいという思いがある生徒もいるのも事実です。でも周りがその雰囲気を創ってあげると自分たちがしなければならないことをきちっととらえていくのが子どもたちであると思います。





 裁縫をお家の方たちからも教えてもらいながらも楽しく取り組んでいる姿を見て、なんとなくほほえましく思えました。受験前の生徒ですが、そんな時期に生徒たちにとってもほっとしたひとときではなかったかと思います。



小学校ではよく行われていますが、中学校でもこんなふれあえる体験をこれからもどんどんと取り入れていけたらいいと感じました。生徒の中にも、


「おばちゃんが手伝ってくれたから、だいぶできた。」


と授業が終わってから喜んで話をしてくれました。




 生徒、お家の方、先生と教室全体が何となくぬくもりを覚える時間でした。授業が終わり、学年懇談会と続き、今年最後のPTAのまとめとなりました。

情報化社会への対応

2011年12月08日 | Weblog
情報社会です。かつては、手書きの専門で最後まで粘っていたのに、いつの間にか、文章もパソコン頼みになっています。情報社会の中にいる限り、いつもバージョンアップされていくので、それについていくのがせいいっぱいです



「来年から、それぞれの先生のアドレスが変わったり、学校のシステムが変更になるので、研修会をします。」
と先日のある会議でのこと。



 どんなシステムになるのかはわかりませんが、いろんな文書の提出などメールでのやりとりが多く、会議によっては、その詳細がメールで送られてきます。今回の研修に参加しておかなければ、業務に支障をきたします。




 今、学校のホームページを作成していますが、
「来年度から、学校のホームページの規格は、大分県統一されるので、少しずつ準備をしておいて下さい。」
 同じ規格にしなくても、それぞれの学校の特徴があれば・・・と思うのですが、システム上の関係上、その方が都合がいいのでしょう。



 常に変化していくので、対応していくのも大変です。
 メールも学校のメール、学校の中での個人のメール、家のメール、携帯電話のメール・・・メールアドレスだけでもありすぎ。管理していくのも大変です。




 情報を入れるのには、便利であり、反面、それに振り回されないかきちんと整理しておく必要があるとつくづく感じます。


 「先生、FACE BOOKくらい知っておかないとだめだよ。」
と教えてくれた生徒。




 ツイッター、FACE BOOK・・・。いろんな言葉が出歩いています。「FACE BOOK?」早速本を買いました。書いている意味がよくわからないし、そうこうしているうちに別の用事が入ってきて、研究を阻害?します。



 でも、なんとか登録をしました。まだ未完成であるけれど、便利は便利です。



「結婚式の時に、一緒に写した写真を送って下さい。」とこういちくんとようすけくんに言われていたけれど、相手がFACE BOOKに登録していると、送るのもメールよりも早い。確かに便利です。



 こういちくんにFACE BOOKを通して写真を送りました。「ようすけくんには、どうしておくればいいかな。」とメッセージで聞くと、


「僕が友だち登録しているので、そこから送ったら。」
と言われました。難しい指示?



 でも慣れるとそんな感じで、すぐに相手を見つけファイルを送付することができるようです。でもこの機能にも振り回されないようにしなければ・・・。



合唱祭が終わり年の瀬へ

2011年12月07日 | Weblog
合唱祭も終わり、またいつもの学校生活の風景が見られます。でももう、年末となっています。学校では、すでに期末テストも終わり、今から通知表の季節となっています


 先日の日曜日に合唱祭が終わりました。またいつもの学校生活に戻っています。


 放課後、歌声が響いていましたが、今は、その声を聴くこともなく、何となく静かな放課後となっています。



 今日は、授業を少しだけ見て回りました。税理士の方が見えられて、「税の教室」を3年生では行っていました。消費税のしくみなどを本当にわかりやすく教えていました。


 授業の前に税理士さんと話をしていました。荷物がいっぱいだったので、「持ちましょうか。」と言うと、


「では、この箱を持って下さい。」
と渡してくれました。「重い。」


 「これって、10キロあるんですよ。」
階段を持って上がりました。
「この重さってなんだかわかりますか。」



うむ?



「金の重さですか?」と言うと、
「違うんですよ。これは、1億円の重さです。」
箱の中に1億円?そんなことはないのですが、結構な重さです。




「これが、1億円だったらいいのに。」
とは、思いませんでしたが、こんなところからも授業をしてくれました。とてもわかりやすい授業でした。




 今、野球選手が契約を更改していますが、2億円、3億円・・・など(大リーグに行っている選手はもっとかも)桁はずれたところでのお金を扱っているんですよね。




 「税込」って書かれている本もあるし、「本体+税」という本、「定価 円  本体  円」・・・そんな違いなどもテンポ良く授業を展開していました。「うまい授業だなあ。」と思っていると、かつて、教壇に立っていたこともあるそうです。



 これから、期末テストも終わり、先生たちは、通知表の整理にかかります。成績をいろんな角度からつけていきます。それをみながら、コメントを書いたりしています。



 今は、通知表の言葉もパソコンで打つ先生がほとんどです。時代ですね。でも生徒たちの顔も思い浮かべながら、頑張っています。今週の金曜日が期末PTAを行います。冬休み、そして、年末に向けて学校も動いています。