かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「今・・・弱さも強さも」

2020年04月30日 | 大分県
紫のオーロラ揺れる山あいに
  ほのかに初夏の香りを運ぶ


 学校も臨時休業が5月31日まで延長となっています。
学校もほとんど学習は進んでいなく、復習が中心の家庭学習の課題でしたが、これから予習も含んでという展開となってきています。
 


「バランスをとる」という難しさを感じます。
リーダーの人たちは、私利私欲なしに、この危機的な状況の中での対応をしていって欲しいところです。
 


コロナ禍と経済、コロナ禍と教育・・・。経済に重きを置こうとすると、死や感染リスクが上がっていきます。


早急に新たな教育改革をしようとすると、現場が混乱して、子どもの命を守ることを考えなければならないことが、9月入学やオンラインの取り組みに追われます。
 



危機的な状況の中で、
「命を守るために、おこりうるリスク」
「命以外を守るために、おこりうるリスク」を慎重に考えながら、
「じっくりこの危機を我慢して通り過ぎていくのを待つ」
ことと
「ことをおこす」
ことの策を講じて欲しいと思います。
 



今回の学校の休みで、テレビなどを見ていると、「9月入学」とか「オンライン学習」などの話題が出てきています。


突然の臨時休業が入学式の日に出されました。
そして次の日から休みとなっています。
 



1年生は、まだ1日も登校してきていません。
とまどいの中で日々を過ごしています。


学校で、ランドセルの置き方、トイレの行き方などから教えなければならないのですが、オンラインどころではありません。
 


いろんなことを考えているときに、自分がり患して、命を落とす可能性もあります。


早急に対応していくのも大切ですが、平穏な時期を迎えた時に、今回の禍を反省して、新しい流れを生み出してもいいのではないかと思います。
 


誰もが初めて経験する事象。
みんなで乗り越えていけたらと思います。
「時には前を向いて、時には弱音も吐いて・・・そして前を向いて」

「思い出のローラー滑り台」

2020年04月29日 | 大分県
つれづれに言葉に記す思い出を
読み返すページが 記憶のスクリーン


 


子どもたちがいない教室で作業をすることも多いのですが、校舎の2階から見える風景もとてもいいものがあります。


一つひとつに久しぶりに勤務する学校でいろんな懐かしさも感じます。


昨日、Nっちゃんがやってきたときに、6年生の教室は、ここで、5年生の教室は、ここだったねというような話をしました。
教室の位置もできたてほやほやのときとは少し変化しています。
 


ベランダに出てグランドを見ると、滑り台があります。
当時としては、珍しいローラーの滑り台でした。 
 


これにも今でも語り草になっているエピソードがあります。
修学旅行の前の日の昼休みのことです。


Mちゃんが、滑るときに、なんと、なんと立って降りていました。
弾みで転倒。


病院に行くと、足の骨折でした。


「大丈夫かなあ。」
という言葉と同時に、
「なしかや。立って降りるかなあ。」
と修学旅行にいけるかどうかも含めて、本人も家族もそしてみんなも心配しました。
 


病院の先生もなんとかしたいという思いから、大きな病院の先生ですが、家まで往診してくれ、Mちゃんの思いも含めて、行くように対応してくれました。
先生の優しさを感じました。

もちろん車いすでの修学旅行です。
 


保健室の先生もしっかりサポートをしてくれました。
周れるところとそうでないところを見極めながら、旅行が進んでいきました。


しかし、坂の多い長崎への修学旅行です。
 


平和公園はまだよかったのですが、大浦天主堂などは息を切らせながら坂を登っていきました。
 

それはそれで、みんなが優しくなれた修学旅行でもありました。


平坦なところは、子どもたちが車いすを押してくれました。
奇抜なMちゃんならではの立ち降りでした。
 


奇抜なMちゃんは、その後、大手の衣料会社の店長になり、店長になったかと思ったら、「勉強したい。」ということで、専門学校に行って、カメラマンの道へ。

スーツのことや写真のことでお世話になったこともあります。
常にエピソードが満載の生き方です。
 


ブログを見ると、綴り始めてから、5495日目となっています。
10数年の年月が経つ早さを感じます。
時折読み返す、日々が懐かしくも感じるときがあります。

「出会い・・・の4月」

2020年04月28日 | 大分県
ひんやりと水面に映る若緑
 水を手に取り 揺れる青空


 

明日は、「昭和の日」で休みです。
間もなく4月も終わっていきます。



4月の初めは、桜がとてもきれいでした。
川沿いの桜並木を歩きながら、美しさをゆっくり感じた4月の初め・・・三寒四温の中で、新緑が出てきて初夏となっています。



春、晩冬のような寒さ、初夏の爽やかさといろんな季節を感じながら、時が過ぎるのが早いような、遅いような想いの深い1か月が過ぎていきました。



先日、県で人々の暮らしを守ってくれているひろきくんが学校に来てくれたそうですが、あいにくいなくて会えずに残念でした。
地元に転勤してきて、ふるさとのために頑張ってくれています。



臨時休校となっているだけに、ふと出逢えることが嬉しく思います。



今日は、樋田小学校で受け持ったNっちゃんが、実家に帰ってきたということで、子どもを連れて、学校に遊びに来てくれました。
バスケットボールなどがばりばりうまく、スポーツ万能だったNっちゃんも今は、2人の可愛いお子さんのママとなっています。


1人はだっこしながらと大変だけど、子どもたちもパパやママの愛情を受けて、しっかり頼もしく成長をしています。




Nっちゃんと懐かしい話をしながらも、少しだけ、校舎の中で、一緒に走ったり、本を読んだりもしました。




ゴールデンウィークとなっていきますが、外出が自粛されて、育児をする人たちも大変です。




家庭の中で、力を合わせながら、切り抜けていって欲しいと思います。



コロナウィルス禍のために、厳しい生活となっています。
楽しみにしていたゴールデンウィークのYさんの結婚式が延期になりました。


いろんなことが先延ばしになっています。
結婚の届けはしているのですが、本人たちや多くの友だちも晴れの姿を待ちにまっていました。
残念ですが、しかし、2人の素敵な姿を見ることを後日の楽しみにとっておきます。



みんなの心の中に、「春」「初夏」のような心地よい、安心感のある生活が一日も早く戻ってくることを願っています。


「ぽっかり空間の教室」

2020年04月27日 | 大分県
吹く風に 若葉の匂いかぎながら
    グランド駆ける 子どもが眩し


 
1週間が始まりました。
昨日は午後から雨の予報でしたが、雨が降らないままに1日が過ぎていきました。
 


教室もぽっかりと空いた空間となっています。
本当は、今日から毎年定例の家庭訪問の日程でしたが、延期となっています。
子どもたちと出会って4日間の生活しかしていません。
なんとなく中途半端です。


 
ゴールデンウィークまでは、授業参観、PTA総会、歓迎遠足などはすべて中止となっています。
子どもたちもお家の方々も、そして「かったか」自身もマスク着用しているので、赴任してきて、クラスの子どもたち以外、目から下は、よくわかりません。
想像の子どもたちの姿の世界です。
 


いろんな中で、自分自身も学校の生活も「あたりまえのものがあたりまではない世界」となっています。
 


そんな中で、今日、3密を避けて教室で仕事をしていると、グランドの方からサッカーボールを蹴る音がします。
 



見ると、クラスの子どもとお母さんがサッカーの練習をしています。
だれもいないグランドなので、思い切って体を動かしています。お母さんも慣れているのか、とても上手です。
びっくりしました。
「うまいねえ。」
と言うと、
「お父さんは、もっとうまいよ。」
と子どもたち。


「宿題も持ってきたよ。」
と早めの提出です。


サッカーをしている間、持ってきた宿題の丸つけなどをしました。


とてもよくがんばっています。



臨時休校となっていますが、午前中は学習をして、午後から体を動かしてと、生活リズムもばっちりのようです。
ほかのお家のおばあちゃんもお孫さんを連れてやってきて、
「あの子は、よくあいさつもしてくれるんですよ。」
と話をしてくれました。


とてもうれしい話です。
子どもにも伝えました。
 


学級経営案の見直し、校舎内の安全点検、掲示物の作成、家庭学習の丸つけ・言葉書き、もし連休明けに学校が再開していなかった時のための家庭学習の課題づくりなど、休みになってもしなければならないことがあります。


また生活の中で、気になるところのお家の方からの連絡などを受けたりもします。
 



学校が再開されたときは、まずは、子どもたちの命を守る、子どもたちを通しての家族、周りの人たちの命を守ることがメインの一つです。



一方では、学習の遅れをどうしていくのか、各行事をどのように取り組んでいくのかなど課題が多く残っていきます。


課題も命あってのこと、周りの人の命を守ってのことです。
まして、自分もり患しないという保障はありません。
ひょっとして、今後、り患して死と向き合わなければならない可能性だって十分、あり得ます。


終息するまでは、みんな生き残らなければなりません。


課題となったところを、取り組むということは、「生き残った」ということです。


その時には、「生」あることをかみしめて、あせらず、一つひとつ丁寧に、
「できること」

「できる範囲の中」
で誠実にやっていけばいいのかなと思います。



子どもたちに少しでも学校生活に目をむかせ、無理をせずにやれることをやりながら、今の苦しい時期をみんなで乗り越えていけたらと思います。

「新緑に包まれたふるさと」

2020年04月26日 | 大分県
くぐり抜け木々のトンネル水汲みに 
       若葉きらめく ミストを浴びる


 
この週末は、「ステイホーム」でした。
唯一、夕方水汲みに行きました。
 

新緑はとてもきれいです。
山からの水が竹の樋を伝わってきます。
何となくほっとした、癒される空間です。

平凡・平穏なことの大切さを感じます。



新型ウィルスの重い空気と新緑の葉が創る空気が入りまざっています。
 

身近なところにある、ふだん見逃しがちになる素敵なところを見直すのも今だからできることなのでしょうか。
 


家の窓の外に広がる山並みの緑に勢いがあります。
動きの幅が狭くなっている中にも、今までにない「楽しみ」を見つけていきたいものです。

そして、再び明日から新しい週が始まります。

4月のふるさとの桜

2020年04月25日 | 大分県
4月のふるさとの桜




初夏の風 心地よく体を包みこむ
        畔道桜の 花びら残し




いつの間にか春が過ぎていきました。今年の桜をちょっとだけ、動画で見て下さいね。


家の窓の外の景色も若葉が萌えるようになっています。
コロナウィルスの拡大・影響がなければどんなに美しい風景でしょう。
もっと季節を堪能できるのに思いながらも、いろんな本を読んだり音楽を聴いたりしています。 
 


またいつもはなかなか手が回らない畑の草も刈ったりしていながら、
「ステイホーム」
となっています。



 

昨日は、家庭学習や学級通信、学校だよりなどを詰めたものを家庭訪問しながら、ポストインしていきました。

あらかじめ、学校から「ポストイン」のメールを送ってくれていたので、子どもたちがいても、理解をしてくれていました。
それもなんだか寂しいものもありますが、今は、仕方ありません。




 

オンラインでの教育も少しずつ展開してきていますが、これも難しい課題があります。今は、子どもたちの気持ちの中に、学校生活への想いを摘まないように、便りやホームページなどでつないでいけたらと思います。



まずは、この休みも「ステイホーム」なのでしょう。
命を守る行動をしていきましょうね。


「毎日事件?あの時・・・」

2020年04月24日 | 大分県
ゆっくりと雲を眺めて歩いてく
    忘れずにいたいそんな生き方


 
楽しいと思うことがなくなることの寂しさを感じたとき、何気ない日々が幸せだったと思うことがよくあります。


でも楽しい日々も心に残っています。
先日、学校にいろんな事務的な支援でS藤先生が来校してくれました。
かつて、今の学校で一緒に仕事をしました。
 


わずかな何年かでしたが、いろんな濃いS先生たちとの共有の思い出が残っています。

〇公民館ばこぼこの出来事
 なにせまだ若く、ソフトボールや野球をすると、ボールがネットを超えてはるか彼方まで飛んでいきます。
ソフトボールや野球ボールが・・・このあとは書けません。

〇ちょっと入場門大きすぎるんじゃないかできごと
 ベニヤ板何枚も合わせながら、怪獣の運動家の入場門を作りました。
そして、怪獣の口から子どもたちが出てくるようにしていました。
ところが・・・まあ、その怪獣がでっかすぎて、風でゆらゆら・・・。
口から出てくる子どもたちはかわいかったのですが・・・。

〇だいすけ、ラーメン買って来い出来事
 学校から1分もかからないところにだいすけくんの家があります。
仕事が遅くなって、腹が減る頃になると、だいすけくんがやってきて、近くのスーパーまで買いに行ってくれました~。
で、だいすけくんも一緒に食べるのです。
そのラーメンの成果?で今は、しっかり自動車関連の会社に勤めています~~~。



〇「おいおいその見舞いはないやろ事件」
 昨日のブログで書きましたが、手術直後でTせんせいやS藤先生たちがお見舞いに来てくれました。
痛いのも我慢しながら、いろいろ会話を楽しみましたが、なんとお見舞いの品物は・・・でした。
「それですか。お見舞いの品は?」というような感じです。
どこに直すか直すところもありません。
必死に歩いて、捨てに行きました・・・。
病院でも事件連発でした。
「ゆっくり静養もできんわ出来事」があり続けました。



〇「こらでっかすぎるやろ奄美のうちわ事件」
 「そら、かったか先生、でかすぎるやろ。飛行機に乗せられんよ。」
とS先生たち。
職員旅行で、せっかく買って無理に飛行機に乗せて、持って帰ったうちわ。
いる人がいたらあげます。



〇「北九州追跡事件」
 その結果、
「わたしのことを信用していないのか事件」
「たしかわたしの主人は・・・事件」を併発させています。
その一方では人を幸せにしたような事件でもありました。

〇「京都鴨川行方不明事件」
〇「ワゴンで教頭先生飛んだ事件」
〇「運動会まいにち競走」の出来事
〇「そら、屋根までのぼれんわ事件」
〇「運動会夜の騒動事件」
 
今ではあり得ないいろんな出来事がありました。

樋田小学校の赤いハンカチ

2020年04月23日 | 大分県
生きる道 見えない力に支えられ
     見えない力になりたい自分


 以前、樋田小学校での出来事を、この季節になると思い出します。
10年前に書いた、エッセイ集「たいせつなもの」(かったか著)の一部からです。
ちょっと長いけど、初夏の写真を見ながら、暇な時にふれてみて下さいね。



『~~~~~~~~略~~~~~~~樋田小学校時代、手術をしなければならないことになりました。
それは、4月の最初のころです。4月といえば、始業式があります。
学校は、4月になるとすぐに、職員会議を開いて、クラス編成などをしていきます。



子どもたちは春休みでも、学校では、始業式に備えて、いろんな準備をしていきます。
 
この春休みの中で、新校舎の落成式も行われました。

職員会議では、クラスの決定をしたりしました。会議が終わったその次の日、病院に行きました。
担当の病院の先生から、手術を勧められました。
復帰するまでは、1ヶ月かかるということです。 


しかし、担任ということで、病院から帰ったらすぐに、とりあえず学級通信を書きました。
 次の日は、始業式です。朝から、会議が開かれました。
「体を大切にするということで、代わったほうがいいんじゃないかな。」
「一ヶ月だから、担任の分は、帰ってくるまでみんなでがんばっているので、その分あとでとりかえせばいいよ。」
いろんな議論が朝からかわされました。


しかし、当事者の自分は、何も言葉はありません。
議論が延々続きました。
朝行われるはずだった始業式の時間も遅れました。


先生方が自分の体のことを考えてくれていることにうれしさを感じました。
一方では、手術をするにあたって、今では大げさかもしれませんが、生きて帰ってこられるのかなど心配になりました。
 


日田の病院に入院。そして手術です。
先生は、
「盲腸くらい簡単な手術だから。」
そう言われても、不安いっぱいに手術の日を迎えました。


手術は、日を分けて、2回行われました。


手術にのぞみました。
家を出るときには、自分の壁にかけてあった服をすべて洋服ダンスの中に入れて入院をしました。
自分の生活のものが周囲に見えないようにと少しの配慮でした。
 



病院のスタッフの方の治療を受け、50日後に復帰できました。

それでも薬を手に握っての授業でした。


健康ということが自分の生活の中でないがしろにされていたけれども、認識するきっかけとなりました。
たくさんの子どもたちや先生が、お見舞いに来てくれたことが恥ずかしくもあり、うれしく感じました。


また、この思い出として、ちょうど、6年生の修学旅行のときです。
修学旅行は、長崎・熊本に行きます。


日田を経由して長崎に入ります。
バスは、病院の前を通過していくのです。



まさしくんから手紙が来ました。
「病院の前を通るとき手を振るからね。」
 修学旅行の当日、その時間がくるずっと前から、窓から来る方向を見つめていました。


ベランダが見やすいので、出てはいけないことになっていましたが、ベランダに出てバスが来るのを待ち続けました。
 


バスが来ました。病院の外は、つつじがきれいでした。


その向こうをバスがやってきます。
わくわくした気持ちとなんともいえない緊張感。


するとどうでしょう。
バスの中からいっせいに思いがけなく赤いハンカチが出てきました。



みんなで手を振ってくれています。
「せんせーい。」
という大きな声とともに、
「先生、早く学校に来てね。」
バスの中からにぎやかな声が聞こえてきます。


また、かったかくんもベッドのシーツを一生懸命ふりかえしました。
「楽しく旅行に行ってきてね。」
という思いとともに、拭いても拭いても涙が頬を滝のように落ちてきます。


バスが見えなくなるまで、必死にシーツをふりました。
子どもたちからの最高のお見舞いでした。
この出来事は、一生忘れることができません。
 



50日後、学校に復帰しました。
無事、生きて帰れました。
温かく子どもたちは迎えてくれました。




この子どもたちと、理科の授業を通して、接することができました。
楽しい実験をいっぱいしました。

また、昼休みは、ソフトボールなどをして、うんと楽しく遊びました。
先生方もいろいろ子どもたちとの関係を配慮してくれました。


始業式の日に渡すはずだった学級通信は、子どもたちに渡すことのないまま、今でも残っています。
いろいろ気配りをしてくださった多くの先生方と子どもたちに感謝をしています。』




つつじの咲く、この季節にあの思い出はよみがえってきます。

「ふるさとを見下ろす八面山・・・壮大な自然」

2020年04月22日 | 大分県
ゆうるりと若葉のトンネルくぐり抜け
      川面を揺らす 初夏に吹く風


この季節、自然の勢いはすごいものがあります。
この時期だからちょっと気分を変えて読んだり写真を見て下さいね。


畑の栗や梅の木も若葉が輝いています。
その木をよく見ると、もういろんなつるやかずらが巻き付いてきています。


そのままにしておくと、木が枯れてしまうので、まきついているものを切っていかなくてはなりません。
 

初夏は、地上の生き物に勢いを与えてくれます。
 


学校の2階から風景を見ると、山々のいたるところにきみどり色のところがあります。
樫や椎の木などは萌えるような緑をしています。
自然が私たちに活力を与えてくれているように感じます。
 



さらに2階からは八面山が比較的近くに見えます。
 



最近は、頂上に展望台ができて、人気スポットになっています。


隣りの席の先生が行ってきれいだったというので、天気のいい日に登ってみました。


もちろん車です。
学生時代は、八面山に遠足などで登っていました。



耶馬溪鉄道で諌山駅で降りて、そこから歩きました。



山に入ると、最短距離での登山でした。
上がって行けばいくほど、下界に見える景色は最高のものです。



最近の足は、車です。
 



展望台はとてもきれいに仕上がっています。
 


周防灘の周りの市街地が一望できます。爽快な気持ちにさせてもらえます。
 



三光のインターチェンジもできているので、これからさらに観光のスポットになればと思いますが、それも今のコロナウィルス禍が終わってからなのでしょうか。
 


中腹におりてからの石舞台にも初めて上がってみました。
 


ふるさと中津にもまたリニューアルしたスポットができています。
 



気持ちのいい初夏の風にあたりました。

「学校の中で」

2020年04月21日 | 大分県
花びらが雫を落とす春の雨
   大地潤し 若葉が芽吹く


 
春。きれいな景色を見ることができます。
桜・菜の花・新緑・花壇の花・・・・。
この景色を堪能しましょう。 
 


一方では、コロナウィルス感染症の対応があります。
子どもたちの家庭学習の課題や計画表などを今日は作成していました。
 


春は、気持ちの開放とともに、いろんな緊張感もあります。
明日は、ずっと気になっていた緊張感のある日です。
そんな悪戦苦闘の節目の時も楽しみましょう。
 


またこのドラマもゆっくりと綴りたいと思います。
 


若葉が芽吹く初夏に向かっています。

「耶馬溪の初夏の空間」

2020年04月20日 | 大分県
ネモフィラを見下ろし楽しむこいのぼり
          心いやされ初夏の風吹く


 

今日も、コロナウィルスの感染者が増えています。
衰えるところを知りません。
手加減なしです。
 


ニュースを見ると、この関連のニュースがメインです。
「3密を避ける」「手洗い」などいろんな日常的な対応が出てきています。


みんなで命を守る最大限の努力をしていきたいものですね。



今日、Y香先生からの写真が送られてきました。
学校の職員室の様子です。
県内でも先生たちの机と机の間にビニールがありました。


病院やコンビニで見かけますが、職員室でも同様なものでした。
ある意味ちょっとショッキングな画像でした。
 


しかし、考えれば、放送局でも病院でもクラスタが発生をしています。
学校でもクラスタのリスクを下げようとすると、飛沫の防止のためには、当然な処置だと思います。


学校が安全地帯でもありません。
これから学校が発生源になる可能性も十分にあります。
 

この関連のニュースに包まれて、何となく閉塞感も生みます。



しかし、そこは耶馬溪からのやわらかな発信です。
 


家の近くのいとこの家の自然です。
 


3密とはほど遠いものがある自然の空間が広がります。
また水も山水が溜まる井戸からのものです。
美味しいです。
 


シャクナゲが今咲き誇っています。
外の新鮮な空気をたんまりと吸うことができます。
 


裏山が庭と続いているので、山も庭みたいになっています。
 


もう間もなく田植えに向けた準備も始まろうとしています。
 
 


いつものように、四季の味わいを楽しめる時間が早く来ることを祈っています。


「新緑のふるさと」

2020年04月18日 | 大分県
Uru メドレー Uru おすすめの名曲 2019 Uru 人気曲 Uru スーパーフライ



歌と写真で春を感じながら、ちょっとだけ息抜きをして下さいね。

桜散り 若葉が芽吹くふるさとの   
    のどかに過ごす 日々待ち焦がれ


 コロナウィルスはどんどんと拡大をしていっています。

日本では、今月の9日に感染者5000人を越えましたが、わずか10日で倍増の10000万人を超えています。
アメリカ、ヨーロッパそして、東京・・・地方へ・・・そして・・・時間が経過する中で、近いうちに小さい農村部にも蔓延してくるのでしょう。
 

今日、インスタで知り合いのアメリカに住んでいる友だちの日本に向けた批判も含めたメッセージを見させてもらいました。
「自分には関係ない」と思うような甘い行動が自分も含めて、あることに反省をします。



見るからに健康そうな若い人もコロナに感染してしまうのです。
コロナにかかる前は5つの仕事をかけもちするほど、活動的な方もいました。
ただ、ウイルスは確実に患者さんを蝕んでいきます。
患者さんの体はウイルスと闘い、生き続けようとしますが、最後は闘いに敗れて遺体収容袋に収まってしまうのです。」

 


平凡がどれだけ幸せなのかを本当に感じさせます。
 


今日は、どこにも行かずに、畑の草刈りなどをしていました。
昨日の雨粒をつけた若葉もみじが、朝日に浴びて、輝いているのがとてもきれいでした。
 


梅、栗、いちじく、ぐみ、柿などを植えている畑の草刈りをしました。



伸びきってから刈るので、大変です。



刈った後には、いつもこの次は早めに刈ろうと思うのですが、その時になったら、やっぱり伸び切っています。
 



しかし、近所の方などが優しいので、水路迄伸びたり、枯れかけた木の枝を切ってくれていたりしてくれています。



感謝です。
 


栗の木から若葉がふきだしていました。
梅の木を見ると、もう実がなっています。
5月の終わりから収穫ができます。
 
そのときは、かったか畑へ。
 


刈った中に、菜の花の種がありました。
「これ、植えるからね。」
と近所の方。
新芽を食べるそうです。
 



下郷の方が、大根を持って来てくれました。
遠くから見ると「ぶたちゃん」みたいな大根です。
大きすぎて食べ終わるのは、いつになるのでしょうか。
初めて見るでっかい大根です。
 



初夏の自然は、「コロナウィルス」も忘れさせてくれます。
今日の耶馬溪の自然の写真に少しだけふれて、今の閉塞を忘れて下さいね。

「懐かしい顔・顔」

2020年04月17日 | 大分県
風そよぐ桜の花も幕を閉じ
     緑眩しい山あいの里


 
臨時休校も4日目を迎えました。


今日は、短時間で、玄関先で・・・などという中で、家庭訪問をしていきました。
健康観察、家庭学習の課題の受け渡しです。


家庭学習では、今までしていたものをもらって、そして、新しい課題を渡していきました。
それでも子どもたちの顔を見ると、ほっとします。


3月も子どもたちと会えないまま、そして4月になっても、新しいクラスで、4日間だけの子どもたちとの関わりです。
 



今日、職員室のドアがぱっと開きました。
見ると、かつて樋田小学校で受け持ったYさんでした。
 



Yさんとの思い出は、「樋田っ子文化祭」でのクラス劇です。



大分で戦争の中で、病気でなくなっていく「ムッちゃん」をしました。
本当にあった話です。劇を通しながら、平和についても考えていこうとしていきました。



ところが・・・Yさんが、セリフを覚えてこないので、
「本気を出さなくっちゃ。」
と今担当している教室の前で叱ったのを思い出します。


主役がセリフを覚えてこないので、前に進みません。
 



しかし、そこからスイッチ。



2日間くらいで完璧になりました。
クラスの誰もが今でもこの劇を作っていったことを覚えています。
みんなで作り上げていきました。



Yさんは、テレビの俳優に負けない熱演をしていきました。
本番は、会場にいる人に、涙涙の演技をしながら、伝えていきたいものを伝えていきました。



防空壕の中でで病気で咳が止まらない演技は、見事でした。
最後は、一人防空壕の中で亡くなります。
 



その同じ顔が、今日、同じ学校で、職員室の入り口から顔が出てきました。
久しぶりです。
 


今は、この学校の保護者になっています。
「せんせい、ジャスコにマスクがいっぱい置いているよ。用事はそれだけやけど。」
相変わらず、天真爛漫です。
でも社会の中で、地域の中で、頑張っています。
 



授業も頑張るけれども、それ以外の特活の部分でもかつては、成就感を感じる取り組みがありました。
そして、培ったものをまた学習でも生かすというサイクルができていました。
だからといって、学習がおろそかになることもありませんでした。
 



学級の集団作りに苦労をされている先生方も多いです。
難しい時代だけに、集団の作り方も時代に合わせていかなければなりません。
 



再び、子どもたちの最前線に立って2年目を迎えます。
試行錯誤をしながら、これからも集団作り、授業づくりをしていきたいと思います。
 


「樋田っ子文化祭」で2代にわたっての「ムッちゃん」をすることが夢かな。


前に樋田小学校に勤務していた時に、南こうせつさんが書いてくれた「あるがまま」に頑張りましょう。

4月も半分が過ぎていきました~想いをのせて①~

2020年04月16日 | 大分県
4月も半分が過ぎていきました。
いろんな自分の想いを背中に乗せて、またいろんな社会の影響を受けながら、
早いもので、半月が経ちました。

日々を文や絵や短歌にしながら、綴ってきました。

コロナウィルスからの影響を学校の子どもたちもうんと受けています。
子どもたちの元気と頑張りを発信しながら、少しでも活気が出ればと
学校のホームページを更新させてもらいました。

今日は3月の終わりから、今日にかけての思いを絵で綴りますね。

monさんの新曲の詩の一部です。


不安に思う・・・悲しく思う・・・でも心はいつものようにと思いながらも・・・


いろんな想いも意味があるのでしょう。
乗越えたときにはきっと・・・




そして、3月は別れの季節に入ります。
ちょっと寂しくもあり・・・


きっといつかは笑顔になれる日も来る・・・



ちょっとした優しさやちょっとした癒される笑顔を見たときに・・・


元気をもらえます・・・












そして3月が終わり、新しい学校へと向かいます。