かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

新人戦二日目

2012年09月30日 | Weblog
夏を越え勝利信じて闘いに
              青春の歓喜今ここに萌える




昨日は、中津市新人大会の二日目、最終日でした。台風接近の影響が心配されましたが、予定通り行われました。



この日は、陸上競技の会場責任者だったので、生徒たちを見送った後は、陸上競技場に行きました。三光総合グランドは、昨年改修されてすばらしい競技場になっています。生徒たち、応援の方々、大会関係者で、会場はにぎわいを見せました。その中で、生徒たちは、熱戦を繰り広げました。



昨日のグランドは、高台にあるために、少し風があり、気温が下がり気味でした。審判をしている人たちは、上着を着ていないと、寒さを覚えます。そんなコンディションでした。



生徒たちは、大きな大会ということで、会場では緊張感を感じました。試合前は、コースを走りながら自分たちの出場する種目に備えていました。三光中学校は、陸上部がありません。しかし、希望する生徒2名の出場です。



1500mの競技に2人はエントリー。プログラムも最初の方です。がんばりました。最初は、お互いが警戒してスローなペースでした。しかし、次第にレース展開が変化。スピードが上がりました。一気に三光中学校の一人が抜けだしました。もう一人の生徒もついていきます。4~5名の争いとなりました。


次第に引き離しにかかり、中盤から終盤にかけて独走。そのままゴールしました。もう一人も4位につけました。



短距離走、中距離走など陸上の勝負の真剣さと面白さを見させてもらいました。



陸上が終わってからすぐに、バスケットボールの応援に行きました。全勝同士の対決で東中津中学校との優勝決定戦です。力は互角。選手たちもまとまりをもって戦いに挑みました。


一進一退の攻防です。僅差で敗れましたが、またこの悔しさをばねに大きく成長していくことでしょう。「負けて強くなる」と思っています。



体育大会、新人大会と続きました。ちょっと気持ちの空気の入れ替えをして、県の新人大会に挑んでもらいたいです。



生徒たちのさわやかな戦いをこの2日間しっかり見ました。スポーツを通して、体、心の強さ・・・そして仲間の絆の深さという大切なものを得ていったことだと思います。



総体まであと半年。2年生の部活動生活もあと半年ということです。今回の大会で課題となったことを、また練習や実践練習の中で克服してさらにパワーアップしていくことを期待しています。

市新人大会初日

2012年09月28日 | Weblog
声合わせチーム一丸戦いの瞬間(とき)
                  汗と涙の青春ドラマ


           
 
中津市新人大会が2日間の日程で始まりました。天気も最高。快晴ですが、暑くもなく時折吹く秋風が何となく心地よく感じられる一日でした。今年から、交通事故に巻き込まれないために、中体連の輸送はすべて貸切バスです。朝は、選手たちを学校の駐車場で見送りました。


そのあと、ソフトテニス会場の会場責任者なので、まず、米山のテニス会場に行きました。



各学校の選手たちが集まっていました。炎天下の暑い夏のトレーニングを積み重ねてきた選手たちです。いよいよその成果を見せるときがやってきました。初日は、団体戦からです。観客席は、色鮮やかなユニフォームで埋まっていました。監督会議そして、開会式と続きました。


開会式では、
◇練習の成果を見せてほしい。県の大会につながる白熱した試合をきたいしている。
◇ルールやマナーを守りながら、すばらしい大会にして欲しい。
ということを伝えました。


市や県の大会では、服装、髪型などの身だしなみを厳しくチェックされます。監督会議でも事務局の方から各学校に提起されていました。



開会式が終わり、いよいよ予選リーグの開始です。他の種目の会場も回りますが、試合が1試合目なので、観戦しました。白熱した試合となりました。1番手は敗れましたが、2番手が粘りました。終始軽快な動きで、勝利。1対1となりました。3番手勝負です。押しつ押されつの試合です。緊迫感が漂っています。ファイナルセットまで試合はもつれこみました。



惜しくも敗れましたが、短期間の間で頑張ってきた様子を感じさせてくれました。




卓球会場に移動しました。初日はここも団体戦が行われます。応援も声が出ていて、爽やかなチームづくりができています。応援している選手と試合を行っている選手たちとの一体感があります。


予選リーグを突破して、女子は惜しくも予選リーグで敗退しましたが、市総体に続いて男子団体は見事準優勝を果たしました。



生徒たちも試合が終わったあとは、とても笑顔いっぱいのいい表情をしていました。



サッカー会場へ。部員が8名なので、他校との合同チームとなっています。正午キックオフです。ちょっと暑さが厳しい時間帯です。合同となった学校とも息が合っていて、練習をしていく中で、コンビネーションが取れ始めています。


予選リーグ初戦は、終始有利に試合を進めていきました。4対0で快勝しました。




 柔道会場では、女子団体で優勝。小柄ですが、粘り強く相手にぶつかっていきました。男子は部員が2人足りないので、2敗からの苦しい勝負となりました。惜しくも敗れましたが、善戦しました。最後は、バスケットボール女子の会場へと向かいました。2戦全勝で優勝へ向けて快進撃しています。明日、決戦です。野球が見れなくて残念でした。



明日も新人大会は続きます。

市新人大会激励会

2012年09月27日 | Weblog
鍛錬の成果見せるはこの時ぞ
               スクラム組んで勝利呼び込め





明日から2日間の日程で、(28日(金)29日(土))中津市の中体連新人大会が開催されます。3年生が夏に引退してから、1.2年生を主体とした新チームが発足しました。


太陽が照りつける熱い夏の中、この新人大会に向けて各種目、各チーム共に練習を重ねてきました。いよいよ新人大会が明日に迫ってきました。三光中学校は、サッカー、野球、ソフトテニス、柔道、バスケット、卓球、空手、水泳、陸上、剣道にエントリーしています。



今日は、放課後、新人大会の激励会が生徒会主催で行なわれました。1.2年生は明日が戦いという緊張感のあるいい顔をしていました。それぞれの部の主将から決意表明がありました。


どのチームのどの選手もこの大会に向けて程度の差はあれど、最大限の努力をしてきています。また先生たちも休みを返上しながら生徒たちのサポートにあたっています。勝ち負けは別にして、粘りのある戦いを見せて欲しいと願っています。



放課後、練習を見て回りました。どの部も最後の調整をしています。元気のいいさわやかな声がグランドや体育館に響きわたっていました。体育大会が終わってすぐの市の新人大会です。特に1、2年生にとっては、息つく暇がない大会です。



体育大会があって、練習も思うようにできていないところもありますが、きっと手に汗を握る戦いを繰り広げていくことでしょう。




明日は、可能な限り応援に行きたいと思っています。



また激励会では、市の駅伝競技大会に参加する生徒に向けても行われました。駅伝部の練習は、夏から実施されています。いろんな部活動に参加している生徒から希望を募ってチームが編成されています。



練習を見ていると、炎天下の中、そして激しく雨が降る中でも行われています。過酷な中でも生徒たちは、真剣に走り込んでいます。駅伝大会は10月に入ってからです。市の予選を突破して、県そしてその中でも上位進出をめざしてもらいたいと思います。
 


粘り強く闘う姿勢、相手の対してのマナー、チームがまとまって闘う・・・激励会の中で、その姿勢を大切にして欲しいことを選手に伝えました。明日から大会での奮闘を期待しています。

体育大会が終わり次のステップ

2012年09月26日 | Weblog
体育祭終わって次のイニングと
             生徒の秋も実りの穂をつけ




行事が多くなっている2学期です。その行事をどう生徒たちに取り組ませていくか考えていかなければなりません。充実できる2学期になって欲しいと願います。



昨日より、いろんな説明会が持たれています。



昨日は、「高校別説明会」を学校で開催しました。各高校の先生が設定した時間に来校して下さって、高校の紹介と説明をして下さいました。3年生にとっても体育大会が終わり、ほっとした中で、緊張感のある時間となりました。高校の先生たちもいろんな中学校を回っているだけに、PRもとてもわかりやすく生徒たちやお家の方たちは真剣に聞いていました。




高校入試は別にして、人が成功するための秘訣ということで、「3つの力」を伝えてくれました。これで、入試を乗り切って欲しいというメッセージです。
①行動力(自分が決めたことをやり通す)  
②マナー力(感謝の気持ち・あいさつだお)
③コミュニケーション力





説明会に先立って、3年生に、
○3年生を中心にさわやかな体育大会を創りあげたことのすばらしさ
○体育大会が終わり、次のステップを踏んでいこう。授業、家庭学習と「進路決定に向けて最大の学習をすること」
などを話しました。



また受験は、周囲の雰囲気も大切です。不安に思っている生徒たちも多くいます。勉強しなければならないと焦っている生徒が出てきます。だから学習をしていこうとするクラスの雰囲気を大切にしようとも話しました。




各高校の先生から話を聞いて、生徒たちは進路決定に向けての刺激を体に浴びたと思います。生徒たちの夢や目標を持つことから、今度は実現に向けての努力を大切にしてもらいたいと願っています。




そして、今日は、2年生の生徒、お家の方を対象に「修学旅行説明会」を開催しました。冒頭に、
○ルール(お金・服装など)を守りながら、みんなが楽しいと思える修学旅行にしていこう。
などの願いを話しました。



生徒にとって、生涯の思い出となる修学旅行です。中学校時代最大の行事と思える生徒もいるでしょう。2年部の担当の先生が、修学旅行の詳細が説明しました。楽しい心温まる思い出がいっぱい胸に詰まる旅行にしてもらいたいと思います。




生徒会役員選挙、合唱祭、学習・・・いろんな場面でいいムードで活躍する生徒の姿を期待しています。

体育大会が終わり・・・

2012年09月26日 | Weblog
何となく今で満足したくなく
            ずっとずっと学び続けたい




体育大会が終わり、また新たに昨日からいつもの学校生活に戻りました。生徒たちも落ち着いて学校生活を送っています。休みを明けて、学校に行くために車を走らせると、彼岸花がきれいに咲いているのを目にしました。


今年に入ってから、休みの日や普通日の夜に大分大学で開かれている3つの研修会に参加させてもらっています。昨日の夜は、「教育臨床セミナー」がありました。少し遅れましたが、なんとか参加することができました。指導される方は、実際に多くの臨床現場にたたれている方ばかりなので、多くの実践的なことを学ぶことができます。


教育臨床セミナーです。大分大学の先生の紹介でセミナーに入れてもらっています。その先生をはじめ大学の先生や精神科医の先生が指導者となって研修を積ませてもらっています。昨日は、別府大学の先生を囲んでの会でした。


現代の学校教育においては、不登校をはじめ、いじめの問題や非行、心身症や虐待の問題など、いっそう複雑・多様化してきています。このような子どもたちに対し、専門的な臨床心理学の視点からの理解や関わりが重要視されて、このよう臨床セミナーが行われています。


二つ目は、日ごろからお世話になっている大分大学の心理学棟で開かれている「STEP 勇気づけセミナー」に参加させてもらっています。大学の先生や学生などいろんな方たちと一緒に研修を積んでいます。インターネットには次のように、勇気づけセミナーが書かれています。



 「STEPは(Systematic Training for Effective Parenting-子育てに有効なトレーニングシステム)の略で、アドラー心理学を基に、児童心理学の理論やカウンセリング、コミュニケーションの手法から1972年に教育プログラムです。勇気づけは、結果や他の子どもと比べてどうであるかでなく、どんなささいなことであっても、よくなろうとする子どもの努力に注目します。子どもの長所や能力に目を注ぎ、子どもの自尊心をはぐくみます。努力に関心をおかれた子どもは、自分を信頼し、自分の能力に自信を持つようになります。親から命令されなくても自分のことが自分でできるようになります。」




数人の会ですが、9つのプログラムを講師の先生から指導を受けながら、研修を深めています。いろんな心理学の手法を学ぶことは、楽しさもあります。今までは、頭ごなしで突っ走っていたものが、ちょっとだけ立ち止まることもできます。この間の土曜日も行われました。





最後は、学校心理士会です。ここのところ行事と重なって行けないことが多いのですが、学校心理士の方の実践から学ぶことができています。



以前大分大学の実践教育総合センターに勤務して、研修をさせてもらい、学校心理士の資格を取得しました。それから縁あって、こうして大学の先生たちと気軽に学ぶこと、学びあえることの喜びを感じます。どこかで生かすということが目的ではなく、今の自分で満足するのでなく自分を少しでも磨いていけたらと感じています。

第34回体育大会

2012年09月24日 | Weblog
若人のパワー漲る体育祭
           青空バックに重なる笑顔




第34回三光中学校体育大会が行なわれました。学校は高台にあるので、朝は、スカイブルーを背景(「スカイブルーのもと」という言い方でないのがいいでしょう?)生徒たちがまぶしく輝いていました。


暑くもなく寒くもなく絶好のコンディションの中での体育大会となりました。また開会式の時からたくさんのお家の方、地域の方、来賓の方が見えられていました。生徒たちもしっかりと周りに包まれています。



特に今年度から学習指導要領が変わり、学習の内容が増えた中で、練習時間の確保が難しいところだったのですが、生徒たちは集中してまとまって練習を積んでいきました。この2週間の練習の中で、みんながお互いに支え合いながらの温かなシーンを何度も見てきました。



生徒たちは熱く燃えながら競技や応援合戦に挑みました。応援合戦では、3年生を中心に練習を積み重ねました。時間のない中でも、しっかりと声を出しながら体育大会の雰囲気を創りました。練習の時に、太鼓と応援がうまく合わない時間もありました。


でも友だち同士がしっかりとカバーしながら、すばらしい応援を紅団、青団とも繰り広げました。生徒たちが「0」の段階から、本番にかけてたくさんの出来事がありました。楽しいこともあったでしょう。苦い部分もありました。しかし、本番ですべて満足に変える応援に仕上げていきました。



3年生のエネルギーを感じさせられました。集団で仕上げていくような行事は学校の中で縮小化やカットなどで年々減ってきています。そういう意味において、関わり合いが持てる体育大会はとても大切な行事です。応援の本番までの過程、そして本番と絆を深めあいました。



PTAの方々も協力してくれました。PTA競技などの準備や積極的な参加と盛り上げてくれました。また多くの卒業生も駆け付けてくれました。地域の中にある学校であることを感じました。



3年生は、中学校生活最後の体育大会でリーダーとなっていき、体育大会の取り組みを行なうことでクラス、学校とまとまりが強まりました。思い出深い体育大会となったことでしょう。



生徒のみなさん、お家の方、地域の皆さんを始め会場に来てくれた方々本当にお疲れ様でした。
この生徒たちのパワーがこれからの学校生活を充実させる源となっていくことでしょう。

ゆうくんの結婚式

2012年09月23日 | Weblog
秋雨の夜のウエディングしっとりと
                スローな時間に灯揺れる




体育大会が終わりました。この感動の体育大会の話は、明日書きます。体育大会本番そして、片づけが終わったあとは、ゆうくんの結婚式に急いで大分に行きました。



ちょっと遅れましたが、結婚式会場の教会の会場に入ることができました。たくさんの友だちも参加していました。とても綺麗な式場の中で結婚式が行われました。



式のあとは、披露宴です。ゆっくりとした夜の時間の中で感動の披露宴が流れていきました。


昨日は体育大会でしたが、ゆうくんが中学校時代、体育大会で応援団長を務めました。当時はすべての学年でまだ3クラスありました。色も青、赤、白と3つに分かれて応援や各種目の競技で闘っていきました。



あれから年数が経っていますが、本当に昨日のような感じがします。いろんな映像が用意されていましたが、時の経つ早さを痛切に感じさせてくれます。



今年のお盆のことです。ゆうくんの学年のかつての生徒たちから電話がかかってきました。「先生、学校にみんなで行っていいですか。」ということでした。ゆうくんの結婚式のために、サプライズで学校でビデオレターを創るというのです。


多くの生徒たちが学校にやってきました。生徒たちもそれぞれ社会の一線で頑張っています。一段と礼儀も正しくなっています。



言葉づかい、使った後の整理・・・帰る時には、「先生、学校を使わせていただきありがとうございました。」見ていると、本当にほのぼのとするような雰囲気に包まれました。その映像が友人代表でゆうきくんがあいさつをしたあとに流れました。あつしくんががんばって写真を編集しています。編集もプロ並みです。心のこもったみんなからのホットなプレゼントでした。



披露宴の一つひとつに趣向の凝らした、思い入れのあるプログラムで時間が過ぎていきました。中学校を卒業した後も多くの人たちといい出会いがあり、周りの人たちを大切にしながら、過ごしていることを感じました。そして学校生活とスポーツを通じてお嫁さんと巡り会いました。とてもお似合いの二人です。


懐かしいかつての生徒たちともたくさんの写真を撮りました。



HAPPYな二人の瞬間の時に参加させてもらい、感激の夜を過ごしました。ゆうくん、お幸せに。

体育大会前日

2012年09月21日 | Weblog
前日のムード漂う体育祭
             椅子に腰掛け秋風浴びる


明日は、第34回三光中学校体育大会です。今日は朝から、夕方まで練習、準備と生徒たちは頑張りました。今、朝晩はかなり冷え込みます。しかし日中は、グランドの上は確実に30度以上の気温となっています。「この温度差はつらいねえ。」と言う先生もいます。確かにそう思います。



先生たちは、生徒たちの疲れ具合を見ながら指導をしています。
いろんなところで、体育大会の前日の雰囲気を感じさせてくれ場面を見ました。



【応援合戦】
 体育大会の練習が始まった当初は、応援の声も恥ずかしさもあり、小さな声でした。また3年生もなかなか下級生に対しても指示をしづらいような感じで接していました。


今日の応援の練習を見ていると、はじめと比べると、しっかりと声が出ていますし、また悪いところは、3年生がいい雰囲気で注意をしながら、練習が進められていました。



 また、応援と太鼓の音の調整がうまくいかないところは、お互いにサポートしあっていました。「ぼくたちが準備をしっかりするので、その間、太鼓の人は、練習をしていてもいいですか。」と担任の先生にお願いをしていました。集団が機能できるようなまとまりを見せていました。




【テント張り】
体育大会に向けて、テントがラインに沿って並べられました。しっかり体育大会を迎えることができます。放課後は、地区の方が来られて、地区のテントを張りました。テントが張られたグランドは体育大会のムードに包まれました。




【音楽】
 放課後、吹奏楽部がグランドで練習をしていました。明日の部活動紹介の時の行進曲の練習です。久しぶりに3年生も混じっての演奏です。グランドに音楽が響きわたりました。


軽やかな音楽がグランドに広がると、部活をしている生徒たちの心にも躍動的な部分が出てきます。「部活の大会が始まるみたい。」と気持ちを燃えさせてくれます。





明日の天気は心配なさそうです。生徒たちにとって、思い出深い体育大会になることを祈っています。明日の賑わいの前の静けさに包まれたグランドです。

講演会に参加して

2012年09月18日 | Weblog
子どもたち大人を映す鏡なり
             生きる喜び感じて欲しい


社団法人 中津青年会議所主催、牧野桂一さんの講演会がリルドリームで一昨日の夜開催されました。小さな会場ですが、たくさんの方が牧野先生の講演に詰めかけていました。


学校心理士会の先生で、今は、筑紫女学園大学で教授として教壇に立たれています。「子供は大人を映す鏡」~私たち大人の言動が子どもたちの未来を創りだす~というテーマで1時間30分話をして下さいました。仕事あとの疲れもありましたが、あっという間に先生の話に釘付けにされて時間が過ぎていきました。



子どもは、1年間早くお母さんのおなかから出てくる・・・他の動物は、生まれてきてから立ったりすることができるが、人間は、それができない。その寝ているゆっくりとした時間に、泣きながら、人間を見ているし、人間を学んでいます。


アマラ、カマラのように、親がオオカミであるとオオカミになります。つまり、その間の親や家族の接し方で性格などが形成されることになります。このような話から「子どもは大人を映す」というテーマに入りました。




少年院に入所した100人が、出所してから10年間犯罪に手をつけない人の割合は、1人以下であると言います。愛されて育ってきた人は、戻っていける可能性が高く、愛情を受けていない人は、どうしても犯罪に走ってしまう傾向があるとデータにでているそうです。


「3つ子の魂百」までといいますが、それだけ子どもの時に受けた愛情は、子どもたちが成長したあとまで続いていくということです。



どんな境遇にいても笑顔や子どもに対しての愛情を伝えること、親が鏡になることが大切であるとも言います。それをモデルに子どもは生きていくのです。子どもたちが幸せになっていく文化づくりを家庭に位置づけることが親の責任であると力説されました。



 青年期で子どもたちが、社会の規範に反する行為をすることがあります。その時に、子ども側に立って、しっかり相手に謝る姿勢、最後まで子どもと向き合っていく姿勢を持つなど、親の真剣な生き方を子どもは家族の中でも見ているし、悪いことに対しても「こんなに愛されている感覚」感じることが、子どもの寄り道をまっすぐに戻していく大切な方法であると訴えました。



最後に
①ほほえみに満ちた親であるなら、子どももほほえみを絶やさない。和顔愛語(わげんあいご)の気持ち。仏教用語で、和顔愛語とは、「大無量寿経」にある言葉で、おだやかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することです。



②美人(人として美しい)で、子どもから真似されていい大人になる努力が大切。



と結びました。保護者の方も見えられていました。たっぷりと具体的な例を話していただきながら、伝えたいことをしっかりと感じることのできるあっという間の90分でした。
 少しずつでも努力していきたいと感じました。

明日、体育大会リハーサル

2012年09月18日 | Weblog
汗をふき水筒を口に見上げると
            ブルースカイの色の鮮やかさ




今日は朝の2時間体育大会の全校練習が行われました。朝晩は冷えを覚えますが、日中の日差しはとても強く感じられます。テントなど陰になっているところは涼しいのですが、日がさすところは、直接の太陽、地面からの照り返しと厳しいものがあります。自然の強弱があります。


台風の影響もほとんどなく、今日は、本番に向けての追い込みができて安心しました。



騎馬戦、ダンスと全体でしなければならない練習も行なっています。ダンスは、先日も書いたように今年から体育の授業で必修化となっています。最近は、何かにつけてイベントで子どもたちのダンスチームがステージに立っている場面によく出くわします。



ダンスの練習では、ダンスを習っていたという生徒が模範となっていました。動きのキレがいい・・・。無駄がなく動きが軽やかです。生徒たちもその生徒について一生懸命に体を動かしています。



騎馬戦も練習なので、実際の戦いはなかったのですが、リーダーたちが先頭になって騎馬をつくる練習などをしていました。



残暑も厳しい練習になるときもあります。


一方では天気のいいときの三光中学校は、本当に青空がきれいだと感じます。グランドの青空がみえる光景が好きです。高台にある学校なので、グランドの端から青空が出ているように見えるのです。



時には、秋風がすっと吹き、暑さを一時的にしのがせてくれます。体育大会が終わる頃には、暑さも少しはおさまり、秋がもっと深まっていることでしょう。



生徒たちには、元気いっぱいに若さを感じさせる体育大会を、また素敵な思い出をたくさん残せる体育大会を創ってもらいたいと願っています。



今年の体育大会は、9月22日です。たくさんのお家の方、地域の方が生徒たちの競技に熱い声援を送ってくれることでしょう。また参加型の競技もあるので、青空のもとでグランドも多くの人たちで賑わいをみせることでしょう。

薦神社奉納相撲大会

2012年09月17日 | Weblog
鳥肌がたつ優勝の瞬間に
            土俵の上で感動の笑顔


朝、家の用事を済ませてから、薦神社の奉納相撲大会に行きました。台風が接近しているので、開催するのかどうか問い合わせをすると、場所を体育館に変えて、予定の時間に実施するというので、急いで大幡小学校の体育館に向かいました。



着いたときには、ちょうど開会式の最中でした。各中学校からの精鋭たちがマットで造られた土俵の上に集まっていました。それぞれの中学校は、3年生を中心にチームが組まれています。体格もすばらしく、そうそうたるメンバーです。



体育館の中は、主催者、選手、応援のお家の方や地域の方、学校の関係者などで熱気ムンムンでした。



熱い戦いが始まりました。頭からぶつかって「ゴチン。」と鈍い音も聞かれます。鼻血を出したりや投げ倒されてうずくまる選手も。迫力ある試合が続きます。




三光中学校からABの2つのチームが出場しています。1チームは、柔道部主体のチーム。もうひとつは、希望する選手を集めてのチームです。どちらともひけをとらない好チームです。



予選リーグ、双方とも1敗をしたものの、2位となり、4チームで争う決勝トーナメントの進出をしました。



柔道部を主体としたチームが決勝進出を果たしました。しかし、決勝の相手は、予選リーグ全勝で勝ち上がっている優勝候補筆頭の中学校のチームです。予選で対戦して敗れています。体も大きく、選手の中には、相撲を習っている生徒もいます。



ここから選手たちは見事な粘りを見せます。先鋒の生徒は、予選リーグで同じ選手に負けています。しかし、低い姿勢から相手にぶつかっていきました。



ひやりとする場面がありました。しかしここからうまく回り込み、相手を倒しました。見応え十分の試合で会場の人たちは、この勝負に固唾をのんで見入りました。先鋒が見事な勝利。


ここから一進一退の勝負。大将にわたるまで、生徒たちも奮闘。2対2となり、大将勝負となりました。この大会、安定した取り口をしてきた大将の生徒ですが、相手も真剣勝負です。不利になる体勢から一気に逆襲をし、見事にねじ伏せました。会場が沸きました。


三光中学校3年連続の優勝。「今年も優勝カップを持って帰ることができる。」と応援に来ていたお家の方も興奮気味に話をしていました。



個人戦では、選手の中では、小柄な生徒2人が軽快な動きの中で、優勝と準優勝と快挙を果たしました。生徒たちの真剣な戦いぶりと相手にしっかりとぶつかっていく気迫から多くの感動をもらいました。

再会の贈り物

2012年09月16日 | Weblog
再会は母が創ったプレゼント
             しばし時忘れ感謝の気持ち


母が亡くなり、10日があっという間に過ぎ去っていきました。母が生前、


「人が死ぬときは、悲しむ暇や泣くときがないんよ。人が来たり、葬儀の準備をしたりあわただしいんだよね。」



本当にそんな感じでした。ようやく学校にも戻り、いつものように学校での時間が生活のほとんどを占めるようになってきています。それでも朝晩は、両親に手を合わせながら、家を出ています。


母のことについて、四十九日の法要までに間に合うように、手記を綴っています。



いろんな出来事がある中で、ほっとする瞬間に出合わせることもあります。先日、帰るのが遅かったのですが、帰る途中、電話がかかってきました。Kさんからです。10月には、Kさんの結婚式があります。



「先生、家のところにいるのですが、いつごろお帰りになるのですか。」
お参りに来てくれています。家の近くだったので、急いで帰りました。



お参りの言葉を受けてから、しばらく結婚式の話などを聞かせてもらいました。今は、準備の真っ最中で、プロフィールやエンディングの映像を作成したりしているそうです。そのかたわらで、出席表などもきっとつくっているのでしょう。



今は、結婚式は自分たちでするところが多いので、大変なこともあります。でもその中で、結婚する相手の方と理解し合える機会になるのだと思います。相手の立場をきちんと理解するていねいな話し言葉で、中学校時代からまたうんと成長している姿をみせてもらいました。




先日の日曜日は、かつて教えた野球部の生徒たちが数人でやってきました。学生そして社会の中で活躍をしています。
「水害のときに、農家の人たちの農機具の点検をしました。」
「しっかり単位を落とさないように勉強しています。」
「スポーツトレーナーみたいな職業につきたいです。」
そのほかにも、学校の先生になって、生徒たち一人ひとりをしっかり理解しながら教壇に立っている人もいます。大手の新聞社で営業を担当している人・・・さまざまな中で、活躍をしています。その話もゆっくりと聞くことができました。




母のおかげで懐かしい再会をたくさんすることができています。

魔法の手

2012年09月14日 | Weblog
首痛に体あちこち動かして
           終わったあとの気分爽快




体育大会の練習が本格的になっています。またいろんなちょこんとした会議や対応することが続きます。帰ってご飯を食べていると、いつの間にか・・・ソファで眠りについていることも。



ふだんは、途中で起きるのですが、先日は朝まで寝入ってしまいました。家族が、
「いくら、起こしても起きなかったからね。」
確かに。しっかりと熟睡できていました。



朝、起きると、首が痛い。ソファでは寝返りがうてない。ソファの大きさ的に首が垂れるように形になる・・・。原因はそこです。わかっているのですが・・・。


「こうして寝ていたから、首が痛くなるのも当然かも・・・。」と家族がその格好もしてくれました・・・。



昨年の苦い首痛の思い出が蘇ってきました。昨年も同じように痛めました。痛みをおして出張に行ったのですが、これがまた痛みを増長させて、夜中に病院に行くはめになりました。


昨年ほどではないのですが、鈍い痛みがあります。若いときは、どんな格好をしていても痛くなることはなかったのですが、年齢には勝てないのかも。



昨日、学校から家にちょうど帰り着いたときに、子どもが寄ってくれたので、「ちょっと、首を痛めたんだけどね。」と言うと、すぐに見てくれました。いつ頃から痛くなったかなど、事情聴取を?されました。


「24時間以内だから、たぶんよくなるだろうね。」


と体の状態をチェックしたあと、リハビリを。気持ちがよくまた眠りにつきそうでした。



大して強く押したり、曲げたりしなかったのですが、ポイントを動かしたりする中で、止まっていた血液がすーっと体を巡り始めたようなあたたかさを感じました。



 そういう手法があるのでしょう。20分くらいリハビリをしてくれたあとは、痛みが薄らいでいるのが、はっきりと分かりました。
「痛みがなくなったよ。」
と言うと、にっこりしていました。



「ちゃんと布団で寝らんとね。気をつけんと。」
と言いながら、帰って行きました。



感謝です。しっかりこの日は、意識して布団でぐっすりと寝ました。そして今日一日、勤務できました。「魔法の手」を感じたリハビリの時間でした。


いい空気とエネルギー

2012年09月13日 | Weblog
コスモスがちょこんとにっこり芽を出して
                 八面山を並んで眺める





先日、学校便りなどを配布しながら、校区を回りました。全部回ると4時間近くかかるので、2回に分けて配布しています。




車を走らせると、地域の中にいろんなものを発見することができます。



コスモス園にまいた種から、芽が出ています。来月7日には、コスモス園の開園式が行われるので、それまでにはさらに大きく成長して、きれいな花を咲かせてくれていることでしょう。



すすきの穂が秋風に揺れている場所もあります。しっかり季節を感じさせてくれます。




コスモス園の向こうには三光を象徴する八面山を眺望することができます。コスモスの花が可憐に咲いた向こうに八面山が見える風景がとても好きです。可憐なコスモスとどっしりとした八面山のコントラストがなんとも言えない美しさをかもし出してくれます。




校区内は、今東九州自動車道の工事があちらこちらで盛んに行われています。その様子が否応なしに目に入ってきます。たくさんのトラックが行き交っています。



道路が造られてる周辺の風景が見るたびに変わっていきます。家が立ち退きにあって、すでに壊されているところがあります。その一方では、自動車道の橋げたが造られたりもしています。




久しぶりに校区をまわり、いろんな変化を知ることができました。またたくさんの人と出会いました。
「この絵は、○○先生がアドバイスをしてくれながら描いた絵なんですよ。」
と地域の方が見せてくれました。



書家ですが、素敵な絵も描かれます。家の裏からの風景です。夕方の感じがよく出ている作品です。夕日のオレンジ色が絵全体を落ち着かせてくれます。



Yくんの家に行くと、家族の人が出てきました。仕事場で頑張っていることと、職場でいい仲間と出会えていることなどを話してくれました。


郵便局では、Tくんのお母さんにも会いました。すごく充実したアメリカでの生活について話を聞かせてもらいました。



秋の風景や地域の方と出会い、いい空気を吸い、エネルギーをもらうことができました。日一日と秋を体に感じさせてくれます。

最後の会話

2012年09月12日 | Weblog
仕事に戻っての初日のことです。三光中学校2年生のTくんから、
「先生、今度、やすらぎ荘でお神楽を舞うので、よかったら、見に来てくれませんか。」
という電話がありました。



「Tくん、やすらぎ荘は先生のお母さんがいるところなんだ。ぜひ、見に行かせて下さい。」
とお願いをしました。



午後からのお神楽。災害の復興も兼ねたお神楽です。時間に遅れないように、母のところに家族と一緒に行きました。連れ合いが、
「おかあさん、お神楽を見に行くよ。」
と暑いので、タオルを頭にかけあげていました。施設の方が、ベッドから車椅子に乗せてくれました。




部屋とは違って、玄関先とはいえ暑さを感じます。日陰になっているところを見るポジションに決めました。母も久しぶりに外に出ました。



Tくんたちが準備を進めていました。そしていよいよ神楽が始まりました。



母は目をつぶっていますが、きっと笛や太鼓の音色は聞こえていたことでしょう。ときおり口元が緩みます。それは、みんながいる賑やかな場所に来たことに対しての喜びでしょう。



鬼になっているTくんが母の近くにやってきました。「ひ」でやさしく入所者の頭をなでています。
「Tくん、こっちも。」
と母の頭も頼みました。鬼のTくんが母そして私、連れ合いと撫でていってくれました。Tくんも優しい少年です。夜電話がかかってきて、

「先生のお母さんが早くよくなって欲しいという願いもこめて舞いました。」

泣かせます。



母とのいい時間でした。



神楽が終わり、しばらく母に話しかけたりしていました。
「帰るからね。」と何度か言うと、母が連れ合いと私に語りかけるかのように、
「また来てね。寂しいからね。待っているよ。」
という言葉をかけてくれました。



きっと母は、家族から離れて、一人でベッドにいることに、表現はできないものの心の中で寂しくつらく感じていたのでしょう。それを考えるとどうしようもない切なさが湧いてきます。



そして、部屋を出て、職員の方にお礼を行って帰りました。これが、母との最後の対面であり、会話となりました。




そうはいっても、母と最後に神楽を楽しむことができたことは、たいせつな思い出となりました。



葬儀が終わって学校に戻ったとき、一番先にしたいことがありました。それは、Tくんにお礼を言いたかったのです。いつも朝、早くTくんが学校に来ます。Tくんを部屋に呼びました。
いすに座って、Tくんに、


「ありがとう。君のおかげで母と最後のいい思い出ができました。」



と伝えました。もし、Tくんが来てくれていなかったら、いつものように、ベッドで寝ている母に寄り添っていただけかも知れません。ほかの用事もあったので、それが優先されていたかも知れません。

Tくんは、にっこりとしていました。



それから10日あまり。母は誰にも告げることなく、旅立っていきました。