拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

人魚姫の像(コペンハーゲン/デンマーク)

2011-06-16 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


コペンハーゲンのランドマーク的存在である、人魚姫の像です。

夕方に中欧駅から歩いてみたのですが、到着時にはすっかり夜になっていました。
(思った以上に遠くて1時間以上歩き、ヘロヘロになって到着しました)


ライトアップされているという噂だったのですが、かなり微妙な感じです。(汗)


シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧と並び、世界三大がっかりに数えられるコペンハーゲンの人魚姫像ですが、交通の便が悪い場所にあり、苦労して到着した上に、あまりに小さい像をみて、さらにガッカリという感じです。



約11年ぶりの再訪でしたが、今回は干潮で歩いて像まで行けたので、さらに像の小ささを実感し(ちゃんと足があるのも今回初めて知りました)、且つたいしてライトアップもされておらず、さらにガッカリさが際立っていました。

期待せずに行くと意外に良かったりするものですが、「きっとガッカリするだろうな」と思っていて、その予想を上回るのは本当にスゴイと思います。

この像にこそ「世界No.1がっかり」の称号を与えたいと、個人的には思っています。(笑)



ちなみにマーライオンは2000年に2回、小便小僧は2000年、2008年、2009年に訪れており、自身の「3大がっかり」リピート率の多さに改めて気付かされました。

その上「類は友を呼ぶ」などといや~なキーワードが脳裏をよぎり、この像の前ですっかりガッカリな気分になりました。

まったく、どんだけガッカリ好きなんだか。。。(汗)

ニューハウン(コペンハーゲン/デンマーク)

2011-06-15 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


今年3月に訪れたニューハウン(Nyhavn)です。


コペンハーゲン市内のアマリエンボー宮殿近くにある、現地語で新港の名前を持つこの港町には、レストランや小洒落たショップが並んでおり、ちょっと良い感じの雰囲気です。


新港といっても、その起源は1670年代と300年以上も昔のこと。

童話で有名なアンデルセンが、かつてこの港町を愛し、20年近く住んでいたそうです。

マジョーレ広場の噴水(ボローニャ/イタリア)

2011-06-14 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ボローニャのハチ公像的な存在である、マジョーレ広場のネプチューン像ですが、その下の噴水はこんな感じになっています。


スルーしようとしても、思わず「何でやねん!」とツッコミたくなるデザインです。


ここは1つボケとこか、、、と、「あーノド渇いたなあ~」等と言いながら、噴水に口を近づけて水を飲んだ大阪人は、きっと1人や2人ではないはずです。



他の人に迷惑なので、海外でボケるのはやめてください。(笑)




マジョーレ広場(ボローニャ/イタリア)

2011-06-13 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ボローニャの中心地、マジョーレ広場(Piazza Maggiore)です。

13世紀に作られたこの広場周辺は、800年以上に渡りこの町の政治や経済の中心地となってきました。

広場にある海神ネプチューンの噴水(Fontana del Nettuno)は、ボローニャ市民の待ち合わせ場所の定番として有名で、さしずめボローニャ版ハチ公像といったところでしょうか。


歴史的な建造物や、ボローニャ市内で有名なレストラン等、この広場から徒歩10分圏内に集まっており、また広場前までボローニャ中央駅近くからバスも頻繁に出ているので、ボローニャ散策はこの広場を中心に始めるとよいかもしれません。

そぎたての生ハム(イタリア)

2011-06-12 | 世界の食


ボローニャにSTAYした時のこと。

朝食なしプランの激安ホテルだったので、ホテル近くの肉屋とパン屋で、大きな塊からその場でそぎ落として量り売りしてくれる、パルマ産の生ハム(ボローニャはパルマと同じ州で電車で約50分程)と焼きたてのパンを買って、毎朝パンに生ハムを挟んだだけの朝食を食べていました。


しかしこれが激ウマ!!!


毎朝多くの地元のイタリア人達が買いにくるお店で、5EURもあれば生ハムだけでお腹一杯になる位、これでもかっ!!!という程の生ハムが買えます。


あまりに量が多すぎて朝食だけで食べきれず、部屋の冷蔵庫に入れておいて時々つまんでいたのですが、同じ生ハムでも、時間が経過するごとに味が落ちていくのがはっきりわかる程で、切り立ての生ハムがこんなにもウマイのかと改めて実感しました。
(もちろん夕方に食べてもフツーに美味しいですが、切り立ては同じ肉とは思えない程激ウマです)


イタリア随一の美食街道と言われる、エミリア・ロマーニャ州を訪れたら、大きな塊からそぎたての生ハムをぜひ1度食べてみて下さい。

タリアテッレ・アル・ラグー・ボロネーゼ(ボローニャ/イタリア)

2011-06-11 | 世界の食


今年2月にボローニャを訪れた際食べた、チェザーリのタリアテッレ・アル・ラグー・ボロネーゼ(Tagliatelle al ragù bolognese)です。


以前ボローニャを訪問した際に感激した、のど越しで味わうピロピロ極薄のタリアテッレを食べたくて、約2年ぶりにそのお店をリピートしたところ、すっかり質が落ちてしまっており、リベンジとばかりにボローニャ旧市街で評判の、ダ・ジャンニに前日予約を入れようとしたところ、復活祭シーズンの週末ということもあって既に満席の返事。


駄目元でと土曜日当日の夜一番にダ・ジャンニに飛び込んだものの、やはり予約で一杯と言われ、その後旧市街のトラットリアを1時間半以上、計15店舗強歩き回ったものの、どこも満席で、ようやく飛び込みOKだったトラットリアも、正直ちょっと微妙なお味でした。


すっかりしょげかえっていたのですが、ドイツに戻る直前の月曜日のランチで、ボローニャ在住の方のホームページで見つけて訪れたのが、ボローニャ大学の少し先にある、ここチェザーリ(Cesari)。



幅約7ミリの手打ち麺は、しっかりとコシがあり、濃厚なボロネーゼソースとうまく調和した、オリジナリティ溢れる一品。


他にも、海老等のアドリア海産シーフードを使った前菜のサラダや、デザート等も美味しく、全体的にかなりハイレベルだと感じました。


同じくイタリア屈指の美食の町パルマと違い、お店の当たり外れもあり、かつ事前予約が必須なボローニャ旧市街で、訪れる価値アリのオススメのお店です。




店名:Ristorante Da Cesari,
住所:via de' Carbonesi, 8 Bologna
Tel :(0039) 051 237710
WEBサイト:http://www.da-cesari.it/



パルマ大聖堂のオルガン(パルマ/イタリア)

2011-06-10 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


パルマ大聖堂(Cattedrale di Parma)のパイプオルガンです。


教会を訪れるとまずパイプオルガンを探してしまう程、オルガンに思い入れがある自分ですが、大聖堂の壁中を彩る壁画とオルガンの組み合わせが素晴らしく、思わず立ち尽くしてしまいました。


一般的にパルマ大聖堂の壁画と言えば、コレッジョの「聖母被昇天」なのでしょうが、自分が足を止めたのはオルガンの前でした。(笑)


この教会のオルガン奏者として有名なのは、J.S.バッハ以前の時代となる、16世紀後期のクラウディオ・メルロ(Claudio Merulo)でしょうか。


当時の巨匠メルロは、ヴェネチアのサン・マルコ寺院のオルガニストの座を、ジョヴァンニ・ガブリエーリに譲り退いた後、晩年をここパルマで過ごしたと言われています。



この素晴らしい壁画の中で、巨匠によって奏でられたオルガンの音色を想像しながら、しばし足を止め、この空間を楽しんでいました。



パルマ洗礼堂(パルマ/イタリア)

2011-06-08 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


パルマ旧市街中心部のドゥオーモ広場に建つ、パルマ洗礼堂(Battistero di Parma)です。

12世紀にベネデット・アンテラーミによって手がけられた、八角形のロマネスク・ゴシック様式の洗礼堂内部は、傑作と言われる彼の彫刻や絵画によって彩られています。


「まるで宝石箱のよう」と形容されるこの洗礼堂は、同じくドゥオーモ広場に建つ大聖堂と共に、パルマのランドマークとなっています。

テアトロ・レージョ(パルマ/イタリア)

2011-06-07 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


イタリアでも屈指の熱狂的なオペラ好きの町と言われる、パルマの王立劇場、テアトロ・レージョ(Teatro Regio di Parma)です。


ナポレオンの再婚相手で、ハプスブルグ家の皇女でもある当時のパルマ公、マリア・ルイーザ(Maria Luisa)が、1821年にNicola Bettoliへ建築を依頼し、1829年にベッリーニのザイラ(Vincenzo Bellini-ZAIRA)でこけら落しされました。
(1849年に現在の名前に変わる前は、Teatro Ducale di Parmaと呼ばれていました)


イタリア屈指のオペラ好きの町と言われるだけあって、チケットが入手しづらいオペラ座ですが、稀に当日券があまっていることもあるらしく、パルマに宿泊して、テアトロ・レージョでオペラをみるというのも良いかもしれません。