拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

コロッセオ(ローマ/イタリア)

2012-04-30 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


2011年10月に訪れた、ローマのコロッセオです。

いつもと違うアングルでと思い、フォロロマーノ側から撮った1枚です。

最近はメジャーな観光地で入場待ちする行列がとんでもないことになっていますが、このコロッセオも週末の昼間に行ったところ1時間以上の長い行列が出来ていました。

12年前の夏に訪れた時には、平日の昼間ということもあってか、殆ど並ばず入れ、中でギター片手に歌えたのですが。。。


2011年秋時点の情報で、フォロロマーノとコロッセオの共通入場券を持っていると、チケット待ちをしている列に並ばずに入れます。

共通入場券はフォロロマーノでも購入でき、そちらの列はこの時も5分待ち位でした。


また2011年夏の情報で、ローマパスを持っていると、別の入り口から入場ができるようです。
(※入場制限やルール、入場料等は、よく状況が変わるので、最新情報を要確認です)

せっかくの連休なのに

2012-04-29 | その他


せっかくの連休なのに、またもや食中毒でダウンし、温暖晴天なのに外出先は自宅近くの救急病院というありさま。。。

世の中の人達はGWを満喫しているのでしょうが、自分は布団とトイレの往復に、口に入れるものと言えば脱水症状防止の為のポカリスエット位。


ドイツから引っ越しした翌日に、配線断による一部停電で1週間近く復旧せず、おまけに4ヶ月で2回の食中毒騒ぎで救急外来にお世話になるって、いったいどこの発展途上国へ引越したんだ!?と言われそうな状況です。
(とても東京23区内の話とは思えません。汗)


今回も悶絶を打った食中毒騒ぎでしたが、病院でもらった薬が少し効いてきたのか、ようやくブログを書ける位になりました。

何とか明日にはいつもどおり元気になるといいのですが。


もっともカレンダー通りの休み予定なので、5月1日(火)は通常通り仕事ですけれど。

今季のブンデスリーガも残りあと1節

2012-04-28 | 欧州サッカー&日本代表


ブンデスリーガ2011-12シーズンも33節を迎え、優勝以外にもCL出場権、2部への降格も決定しました。
(未決定なのは、EL出場枠の最後1枠を争う、ハノーファとヴォルフスブルク(&一応ブレーメン)位でしょうか。そして4ヶ月前までMy Home Townだったフランクフルトが、1年で見事ブンデスリーガ1部復帰の嬉しいニュースも飛び込んできました)


激闘の連戦後の一息なのか、この日の対カイザースラウテルン戦で、アウェーのドルトムントはボランチコンビと、得点王争いの可能性がわずかに残るレワンドフスキ以外の主力を大量温存し、香川選手もベンチスタート。

既に2部降格が決まっている最下位カイザースラウテルンは、明らかにモチベーションが低く、序盤の連携ミスによるOGの場面を除き、主力を欠く首位ドルトムントが一方的に攻めまくり、今季あまりチャンスが無かったルーカス・バリオスが久々の先発機会を生かし、見事ハットトリックを達成。

また昨年末から怪我で出場できなかったマリオ・ゲッツェも、後半戦初の先発出場で見事なゴールを決め復活をアピール。


後半21分にこの日無得点で得点王のチャンスがほぼ消滅したレワンドフスキとの交代で、香川選手がピッチに入ると、のびのびとしたプレーで好パスを連発し、後半31分にはボックス付近でのワンツーでぺリシッチのゴールを演出。

個人的には香川選手のゴールをみたかったものの、5月12日にベルリンで行われるDFBポカール決勝に向け視界良好です。


一方水曜日のCLセミファイナルの疲れがあるのか、ポカール(ゴブレット/ドイツ杯)をドルトムントと争う2位バイエルンも、主力を大量温存し、宇佐美選手がブンデスリーガでのアリアンツアレーナ・ホームゲーム初先発。

相手のシュトゥットガルトも岡崎選手と酒井高徳選手が先発した為、日本人3選手が同時先発する試合となりました。

また入場シーン前には、日本代表屈指の"いい人"岡崎選手が、相手チームの宇佐美選手にかけよって声をかけ、2人が握手する場面も国際映像で流れていました。


岡崎選手はあわやゴールの惜しいヘディングシュートがありましたが、宇佐美選手は右サイドに開いて待つも殆どボールが回ってこず、チームは2-0の勝利も目だった活躍はなし。


来期はブンデス中堅のチームへの移籍が噂される宇佐美選手ですが、来期活躍するには、もっともっと「オレが決めてやる」というエゴをむき出しでプレイして欲しいと思います。


そしてこの試合で最も安定していたのは、フル出場をしたU23日本代表の酒井高徳選手。

母親がドイツ人ということもあり、地元紙でサイドバック人材難のドイツ代表に強奪すべき!という記事が踊っているようですが、それを象徴するように、わずか半年でチームに不可欠な選手へと成長しました。

最初の頃はチームメイトの岡崎選手に励まされながら、限られたチャンスを掴もうとする酒井選手の必死で若々しい姿が印象的でしたが、この日の彼は、もう何年も前からチームのレギュラーを張っているかのような落ち着きぶりで、来期もELの舞台でさらなる飛躍を期待したくなりました。


ブンデスリーガ2011-12も残すところ来週末のあと1節のみ。

最後のホームゲームでゴールを決めて活躍し、試合後にマイスターシャーレを掲げる香川選手の姿を、ぜひ見たいものです!!!



※写真:来期にまたブンデスリーガ1部の試合がみられることになった、フランクフルト市内にあるコメルツバンク・アレーナ


NumberのCL特集号

2012-04-27 | 欧州サッカー&日本代表



先日NumberのCL特集号を購入したのですが、自分が追いかけてきたこの約20年間の欧州サッカーの歴史をみながら、非常に懐かしく思うのと同時に、やはり各時代には世界一に相応しいチームがファイナルに進んでいたな、、、とそんなことを思い出していました。

90年のW杯イタリア大会以降、Rバッジョに憧れてユベントスを応援しはじめ、その後ユーベでプレイするデルピエロ、ジダンを応援し、98年以降ペルージャやローマでの中田英寿選手の活躍を嬉しく思っていた事等、Numberの記事を読みながら、各時代が重なりました。

今でこそドルトムント・サポーターですが、ザマー、コーラー、Jセザール、パウロ・ソウザ、メラー等が所属しCLを優勝した97年の決勝は、ドルトムントではなく、実はユベントスを応援していました。(先にあげた選手は、元ユーベの所属選手でしたが)



2011-12シーズンのCL決勝はバイエルンvsチェルシーに決まりましたが、どちらが勝利したとしても、何年か後に今季の勝利チームを思い出した際、果たして自分が"CL優勝に相応しいチーム"と思えるか、正直かなり微妙な気持ちです。

少なくとも今季の欧州サッカーは、メッシのバルサとC・ロナウドのレアル抜きに語ることはできないと思います。


せめてどちらか一方がファイナルに勝ち進んで欲しかったと思っているのは、自分だけでは無いでしょう。
(もちろん現在のバルサが奏でる"美しいポゼッション・フットボール"に魅了されている自分は、バルサこそが今季の欧州王者に相応しいと今も思っています)



88-89、89-90年にサッキ率いるオランダトリオを擁したACミランがCL連覇をして以来、CL連覇をしたチームが現れていないように、「それがフットボール(サッカー)だよ、、、」という事なのかもしませんが。。。



もっとも、今季のCL決勝がバルサvsドルトムントなら、自分は黄色いユニフォームを着てドルトムントを応援したのは言うまでもありません。(笑)

UEFAチャンピオンズリーグ2011-12決勝はバイエルンvsチェルシー

2012-04-26 | その他


早朝に目覚ましをかけ、レアルvsバイエルン戦をスカパー観戦しました。

結果は1st&2nd-Leg合計3-3で、延長&PKまでもつれ、最後はドイツNo.1GKノイアーのスーパーセーブ(&セルヒオ・ラモスのやってもーた)で、バイエルン・ミュンヘンが見事決勝進出!

チャンピオンズリーグ史上初の、地元での決勝戦を戦うチームとなりました。


前日のバルサvsチェルシー戦もそうですが、やはり激戦のエル・クラシコを戦って中2日や3日でこの大舞台というのは、スケジュール的に無理があります。


バルサも勝ち点差が6以上あれば、ペップもメッシをクラシコで温存したかもしれませんが、勝てば勝ち点1差となる大一番ではやむを得ない部分があるでしょう。(そして結果的に今シーズンのバルサはリーガとCLの両方を失いました)

勝負の世界に"たら・れば"は禁物ですが、土曜日のクラシコが無く、1週間の休養があれば、メッシのあのPK失敗は無く、あのPKが決まっていれば、決勝に進んでいたのは間違いなくバルサだったと自分は今も思っています。


このような日程を続けるのであれば、まさに完全フル・ターンオーバー制で、16名×2チーム=32名のスーパーチームを作らない限り、リーグ戦とチャンピオンズリーグの2冠を得るのは不可能じゃないか?とさえ思えます。


そしてそれは、ブンデスリーガでホーム&アウェーでドルトムントに敗退した2位バイエルンと、監督が成績不振で解任され、来期のCL出場権獲得さえ困難なプレミアリーグ6位(本日時点)のチェルシーという、サッカーファンが皆がっかりする決勝戦のカードを実現させる結果となりました。


UEFAの一部では、いまひとつ盛り上がらないELを廃止し、CLに組み込んではどうか?という意見がありますが、これ以上試合数を増やすのは、さらなる悲劇を生むだけのような気がします。

欧州トップリーグ(せめて4大リーグと言われる、スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ)の1部チーム数を減らす等の対策を実施して、リーグ戦全体の試合数を減らすか、CL出場枠を減らしてCLの試合数を減らす必要があると思うのは、少数意見なのでしょうか。


もしくはCLの日程をこれまでの前期シーズンで終了し、その間にCL出場チームを除くチームで各国リーグの予選を戦い、今年度の上位3チームとCL出場3チーム(前年の上位成績3チーム)等でプレーオフの総当たり戦を行って、リーグ覇者を決める案はどうでしょうか。
(リーグ戦の面白みや意味は今以上に失われてしまいますが)


試合日程の調整次第では、今回のCLリーグ決勝はエル・クラシコになった可能性があり、多くのサッカーファンがそれを望んでいました。


今年はオフシーズンにEURO2012と、ロンドン五輪が開催されます。

至宝と言われるスタープレイヤー達が、過密日程で怪我をし、選手生命を脅かされるようなことの無いような配慮がされることを祈っています。




日本の歯医者とドイツの歯医者

2012-04-25 | その他


今日はドイツで治療途中だった虫歯の続きを再開する為に、歯医者に行きました。

平日の仕事帰り(PM7時)に診てくれて、親切丁寧な対応で痛みも殆どなく、高級ホテルかと思う程快適で、本当に日本の歯医者はハイクオリティなサービス業なのだと実感しました。

おまけにドイツでかかった歯科医からは、「これは抜歯してインプラントにするしかない」と言われていたのに、日本の歯医者では「何とか根元を残せそうなので、インプラントにせず、このままオリジナルを残す形で治療を続けましょう」と言ってくれました。


事前に覚悟を決めて、インプラント治療で有名な歯科医にかかったのですが、費用面だけでなく治療期間も長いので正直気が重かったのですが、少しホっとしました。


そういえば何年か前に詰め物がとれて、南ドイツで治療をした際、無条件でいきなり奥歯を抜歯されたのですが、あれも日本だったら抜かずに済んだのだろうか。。。


ドイツの歯科医のレベルって、いったい、、、、、。(汗)

今季のバルサは終ってしまったのか???

2012-04-24 | その他


録画しておいたUEFAチャンピオンズリーグ、セミファイナルのFCバルセロナvsチェルシーFC戦をTV観戦しました。

惜しいシュートが何度かあったものの悪天候に苦戦し、前半ロスタイムにメッシのミスからのワンチャンスをモノにしたドログバのゴールで、試合はそのまま0-1で終了。


そして週末にカンプノウで迎えたエル・クラシコでも、宿敵レアル・マドリードのラ・リーガ優勝を決定づける、1-2での(しかも得点王争いをするC・ロナウドにリードを許す決勝点を奪われ)敗戦。

バルサとメッシにとって先週は散々な1週間でした。


今季のリーガ・エスパニョーラはもうレアル・マドリードをとめることは不可能でしょう。

しかしチャンピオンズ・リーグはまだ終っていません。



チェルシー戦でも内容では圧倒的にバルセロナが優勢でした。

難しいのは土曜日から中2日で大一番を迎えるという、コンディショニングだけ。

そしてそれは、土曜日にロンドンダービーを戦ったチェルシーも同じこと。(チェルシーはドログバやA・コール、ランパードを温存しましたが)



土曜日の大一番のクラシコで、新しい戦術を試し、テージョとチアゴを先発させたグラディオラ。

自分の中でこの選択は、グラディオラが劣勢のリーグ戦よりもチャンピオンズ・リーグを重視したと理解しています。
(片やモウリーニョは、一部で噂される来季レアルの監督の座を離れる前に、何が何でもリーグ戦のタイトルと、クラシコでの勝利を狙ってきた感があります)


しかし本気のバルサなら、明日火曜日のカンプノウでの2nd Legはきっと2点差以上の勝利を勝ち取ってくれると信じています。


一方でベストメンバーでクラシコを戦ったレアルと、主力を温存したバイエルン。

ひょっとすると、水曜日の試合では、1stLeg勝利のアドバンテージを生かしたバイエルンが、史上初のホームチーム決勝進出を果たすのでは?と期待しています。
(巷では殆どの人達がレアルの勝利、そして決勝でのエル・クラシコ再戦を信じているのでしょうが)


リーグ戦ではいずれも2位で終ることが確実な、バルサとバイエルンのCL決勝戦を自分は予想していますが、果たして結果は、、、???



明日の試合で、バルサが見事復活してくれることを、自分は期待しています。

ビールがけのジョッキは何リットル???

2012-04-23 | 欧州サッカー&日本代表


ドイツでは優勝決定後に、ビールがけをするようですが、クロップ監督もその洗礼を受けてびしょ濡れでした。

自分もミュンヘンのオクトーバーフェストで、2リットルジョッキのビールを飲んだことがありますが、このジョッキは3リットル位入りそうです。(笑)

香川選手のゴールでドルトムント優勝!!!

2012-04-22 | 欧州サッカー&日本代表


ついにやりました!!!!!!!

今年1年間追い続けてきたドルトムントが、ブンデスリーガ2011-12シーズンで見事優勝、そして昨年に続いて2連覇達成です!!!


ドルトムントのホームで迎えたブンデスリーガ第32節は、現在4位の古豪ボルシアMGでしたが、前半23分のセットプレーからのペリシッチの先制点に続き、後半14分にレワンドフスキからのパスを受けた香川選手の相手GKを交わしての自らのゴールで、優勝を決めてくれました。


特に試合を決めた香川選手のゴール後は、クロップ監督がダッシュで香川選手に駆け寄って抱きかかえる喜びようで、本当に香川選手にとってよい監督、よいチームメイト、よいサポーターと、最高の環境で過ごせた1年だったことを、改めて感じさせられる場面でした。


またこの試合では、久々にマリオ・ゲッツェがピッチに帰ってきました。(後半28分に香川選手と交代で出場)

昨シーズンはゲッツェがフルシーズンで活躍し、香川選手が怪我でシーズン前半のみでしたが、まさに今季は逆パターンだったものの、無事に祝杯には間に合いました。

しかもホームゲームということで、本当に最高の状態で、サポーター達へ優勝をプレゼントすることができたと思います。



香川選手はこれで13得点目。

残りあと2試合ですが、一部で噂されている欧州のビッククラブへ好条件で移籍するには、まだ2~4ゴール程不足しているのではないかという印象です。


移籍の話が事実であれば、景気づけにハットトリックを達成して、マイスターシャーレに続いてポカール(ドイツ杯)も宿敵バイエルンから自らの活躍でもぎ取って、今季ドイツNo.1プレイヤーとして、ドルトムントの地を後にして欲しいと思います。


個人的に欧州No.1の熱い最高のドルトムントサポーター達に、これ以上ない程愛されている香川選手なので、もう1シーズンこの地でプレイしてもらい、チャンピオンズリーグで上位争いするところをみてみたい気持ちもありますが、選手としてより高みを目指すのであれば、24歳になるシーズンは自らを一番高く売れるタイミングでもあるので、ここでスペインやイングランド、イタリアのビッククラブへの移籍することも良い選択肢だと思います。

ただ一方で、チーム状況や監督によって世界一から簡単に転げ落ちていくのは、長友選手の所属するインテルのようによくある話でもあります。(25歳になるシーズンでの移籍も決して悪くは無いので、納得のいくオファーがなければ1年だけ契約を延長する選択肢もあると思います)

サッカー選手として最も重要なタイミングだけに、くれぐれも間違った選択をしないようにして欲しいと思います。



※写真:優勝を喜ぶドルトムントサポーター達

ラウルは来季どこに?

2012-04-21 | その他


香川選手のプレミアリーグ移籍等、既に今夏の移籍市場の話題が飛び交っている欧州サッカーですが、また1人ビックネームがブンデスリーガを去ることになりそうです。

かつてレアルマドリーの象徴としてプレイしてきたラウル選手ですが、今夏にシャルケ04を去ることが決定したようです。

2シーズンシャルケでプレイし、34歳という年齢を感じさせないプレイで、EURO2012でスペイン代表に復帰するのでは?と噂されるほど、チームの中心として活躍していただけに残念です。


幸いにも昨年はシャルケのホームゲームと、写真のシュトゥットガルトでのアウェーゲームでラウルのプレイをスタジアムで観戦し、彼のゴールシーンもみることができました。


願わくば夏のEUROで、スペイン代表のFWとしてプレイする彼の勇姿をみて見たいものです。




※写真:ブンデスリーガ2011-12シーズン開幕戦(対シュトゥットガルト戦)でプレイするラウル選手。