拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

パレルモ⇔アグリジェント長距離バス情報(シチリア/イタリア)

2011-04-30 | 旅メモ&旅日記(欧州)


シチリアの旅のハイライトとも言われるアグリジェントへの、プルマン(長距離バス)情報です。

アグリジェントはシチリア州都のパレルモから約125km(バスで片道約2時間)、第二の都市カターニアから約90km(バスで片道約3時間)と、ゲートウェイとなる両都市のほぼ中心に位置していますが、2011年のイースター(復活祭)休暇を利用した今回の旅では、パレルモ中央駅からバスを使って日帰りでアグリジェントを訪れました。


2011年4月現在は、Cuffaro社のバスがパレルモ中央駅とアグリジェント中央駅間を、約1~2時間に1本運行しています。所要片道約2時間程。
(バス代は片道チケット8.3EUR/往復チケット13.1EUR。チケットはバス車内で購入)



アグリジェント中央駅近くのプルマン乗り場(Agrigento Centro)から、神殿の谷(Valledei Templi)までは路線バス1~3番が運行しています。

歩くにはちょっと距離があるので、頻繁に走っているこの路線バスが便利です。


片道1.2EURで、アグリジェントの長距離バスターミナルのチケット売り場前から乗降できます。(小さな町のバスターミナルという感じなので、チケット売り場はすぐわかります。予め売り場で帰りの分のチケットも購入しておくのがよいと思います)



路線バス1~3番利用時の、神殿の谷でのバス乗降は、エルコレ(ヘラクレス)神殿近くにある、神殿の谷のチケット売り場前が便利だと思います。(※バス1区間の距離が結構あるので注意)


アグリジェントの神殿の谷入場料は、大人11EUR(2011年4月現在)です。



なおシチリア中央駅前の長距離バス乗り場ですが、空港バス等が出るあたりとは反対側(電車駅ホーム1~3番側出口)のタクシー乗り場を越えた向こうに、数台プルマンが止まっており、バスの発車時刻の10分前位に、バスの入口が開きます。
(何人か旅行者やジモピーが、バス近くでタバコをふかしながらじっと待っているので、英語が通じそうな人を捕まえてきくのがよいと思います。なお同バス乗り場近く(駅からみて左奥あたり)に、Cuffaro社の小さなオフィスもあります/Cuffaro社TEL:091-616-1510)




パレルモ空港からもアグリジェントまで直行バスがありますが、本数が非常に少ないので(1日1~2本程)、一旦空港からパレルモ中央駅まで行ってから乗り換えるのがベターです。
(パレルモ空港のツーリストインフォメーションでそのように案内されました)



パレルモ空港からパレルモ中央駅までは所要約50分。(ポリテアーマ劇場近くの新市街までは約35分)

料金は片道5.8EUR(バス車内で購入)です。


空港からパレルモ中央駅へのバスは頻繁に走っており、朝の5時から22時までは30分に1本(00分と30分)運行で、それに加えて始発バスが朝4時、最終バスが23時にあるようです。(2011年4月現在)




神殿の谷ですが、ざっと一通り見て回るだけなら半日もあれば大丈夫だと思います。

参考までに、自分が利用したルートを記載します。



※パレルモ中央駅⇔アグリジェント間のルート(2011年4月23日)


9:30~40 バスでパレルモ中央駅着。
(駅前のジモピーに聞きながらCuffaro社のオフィスでバスの発着時刻を確認。該当バスの外側乗降口にも、パレルモ→アグリジェントと、アグリジェント→パレルモの時刻表がはってありました)


10:15 運転手がバスに乗車。車内でチケットを購入しバスへ乗り込む


10:30 ~ 12:25 長距離バスでアグリジェント(Agrigento)へ
(途中車内で、予め買っておいたパンと水だけの簡単な昼食)


12:35 ~12:45 1~3番の路線バスで神殿の谷チケット売り場(エルコレ神殿前)で下車


12:45 チケットを購入し神殿の谷へ


12:45 ~ 14:45 徒歩でエルコレ(ヘラクレス)神殿 ~ コンコルディア神殿 ~ ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿、(その後エルコレ神殿まで戻って)ディオスクロイ神殿を回る。

1~3番の巡回バスへ飛び乗ってAgrigento Centro(チェントロ)のプルマン乗り場へ


15:00発のバス(実際はバスが少し遅れてやってきた)でパレルモへ

※後半天候が崩れてきたので駆け足見学でしたが、本来の予定では次の16時30分Agrigento Centro発のバスに乗るつもりでした。



17時頃パレルモ中央駅着 (16時30分のバスの場合は18時30分頃パレルモ着)


101番のパレルモ市内バスに乗り、ポリテアーマ劇場前で下車。新市街のホテルへ(1回券1.3EUR)



※個人的な感覚で言えば、パレルモ市内の治安は他都市同様に注意が必要なものの、同じ南イタリアのナポリやバーリ等と比べると、ずっとましな印象です。

特に春~夏は日照時間が長いので、冬季と比べてかなり旅がしやすいと思います。



※写真:エルコレ(ヘラクレス)神殿を見上げる






【続】ドイツの携帯電話事情???

2011-04-28 | ドイツ生活情報


(※2011年2月5日の本ブログ内容の続編です)


ドイツの携帯電話を解約する為、通知(白い紙に解約希望とドイツ語で書いただけのもの)を数ヶ月前に送ったのですが、請求書が相変わらず毎月送られてくるので、これはおかしいと思い、Vodafoneのカスタマセンターに電話をしてみたところ、まだ解約されていないことが発覚しました。


しかも驚いたのが、いつの間にか「年度契約制度」になっていたこと。


解約依頼は受け付けてくれたのですが(しかも理由をしつこく聞かれ、最初なかなか解約を了承してくれなかった)、次の解約可能な時期が今年の秋らしく、まるまる半年以上(最初に解約通知をしてから実に9ヶ月分も)、使いもしない携帯電話の月額費用を払わなくてはいけません。


5年前の購入時に、2年の最低利用期間が過ぎたらいつでも解約可能と聞いて、Vodafoneショップで申し込んだのだけどと話すと、なんでも数年前に制度が変わって、3年前ぐらいに1年単位での更新契約となる旨の約款(もちろんドイツ語のみで表記。しかも自動更新制の為、何も言わなければ勝手に更新され続ける)を送付済みと言われて、おしまい。。。。。


なんじゃそりゃ~~~~~~~!!!!!!!!



「サービス」という概念が存在しない(単語はあるが日本のそれとは似ても似つかない)、日本とは大きくかけ離れたビジネス感覚を持つ国の、冗談みたいな本当の話です。

さすが約20年前まで、約半分の国土が元共産圏(しかも現首相は東独出身)だけあって、日本の常識は通用しません。(涙)



しかも驚く無かれ、Vodafoneはドイツにあっては、フラッグキャリアのT.com(ドイチェテレコム)よりずっとマシというのが常識だったりします。
(あちこちの日系企業で、TモバイルからVodafoneに乗り換えた話を頻繁に耳にします)



ドイツで新規に個人の携帯を持つ場合は、迷わずプリペイド携帯をオススメします。(キッパリ)

イースターが終ったら

2011-04-27 | その他


まるで初夏のようだったイースターが終ったら、フランクフルトは突然、春先のように冷え込んでいます。


暖か過ぎて今年は例年以上に花粉が舞い、花粉症(アレルギー)が酷くて大変なのですが、一転して急激に冷え込んで、今度は体調を崩しぎみです。



日本は金曜日からゴールデンウィークですが、天気予報では暖かくなりそうなので、良い休日になるといいですね。

今年のイースター

2011-04-25 | その他


シチリアから帰ってきました。

週末のイタリアではバスの移動中にラジオでセリエAの速報が流れており、何度もインテルの長友選手の名前が連呼されていました。

またテレビのスポーツダイジェストでも、長友選手の活躍が繰り返し報じられており、今や欧州トップレベルのビッククラブで確実に認められ、レギュラーポジションを獲得しつつあります。

これは近々本当に、サンシーロへ応援に行かないといけません。(笑)



さて今年のイースターは4月下旬ということもあり、暖かく春らしいイースターでした。

シチリアではまだ泳ぐには少し早い感じでしたが、北アフリカに近いこともあって、もうTシャツ1枚でも大丈夫な程でした。

今回はショートトリップということもあって、世界遺産にも登録されているギリシャ遺跡のアグリジェントと、パレルモ近郊のみでしたが、海も意外にキレイで(場所によってはギリシャのクレタ島辺りよりも、ひょっとするとキレイかもしれません)、見所も多くて、料理もなかなか美味しく(ややアラビアンテイストのイタリアンという感じですが)、また訪れたくなる良い所でした。


シチリアの旅フォト等は、またこのブログでも少しずつアップロードする予定です。



P.S.
フランクフルト空港に戻ってきたところ、今年は特大のイースター・ラビット(よくイースターになると、これと同じ手のひらサイズのチョコレートが売られています)が登場していました。

欧州の春の到来を告げるイースター(復活祭)ですが、青い空の下、外へ出かけると、なんだか元気が沸いてきます。


今年の日本のゴールデン・ウィークは自粛ムードが高まっていると聞きますが、1日も早く日本中に笑顔が広がるよう、皆が元気になるイベントをぜひ企画して欲しいと思います。


※写真:フランクフルト空港に登場した特大のイースター・ラビット

From Palermo

2011-04-24 | その他


Buongiorno!


I'm staying at Palermo of SICILIA in Italy.

I went to Agrigento by local Bus yesterday.

Agrigento has the remains of ancient Greece.

It is like Parthenon of Athens.


And I went to Mondello at this morning.

I walked on white sandy beach.



I will go back to Frankfurt of Germany in this night.

I will upload pictures to this Blog in the near future.



Ciao!!!

イースター

2011-04-21 | その他

今年もイースター(復活祭)の季節がやってきました。


4月も下旬となりかなり暖かくなりましたが、昼夜の寒暖の差がまだ激しく、自分もやや体調を崩しぎみです。(寝込む程ではありませんが。汗)


すっかり散ってしまった桜並木の下を歩いていると、今年は少し遅めのイースターを象徴するかのように、綿毛になったタンポポを白い靴下のようにはいた、イースターエッグをぶらさげている庭木を、あちこちで見かけます。


せっかく暖かくなった4連休なので、明日から日曜日まで、南イタリア方面へショートトリップ予定です。


チャンスがあれば、旅先更新予定です。

タイスキ(タイ)

2011-04-20 | 世界の食


約10年ぶりに食べた、MKのタイスキです。

タイスキは、タイ風スキヤキの意味ですが、調理方法はむしろしゃぶしゃぶに近く、野菜や魚介、肉団子等をお湯にくぐらせて(又はしっかり茹でて)、ややピリ辛のタレ(お店によって味付けが違うようです)につけて食べます。


最後は麺類かおじやでしめます。
(自分の場合、日本の鍋はおじや派ですが、タイスキは麺締め派です)



タイスキチェーン店のMKや、コカレストランは日本にも進出しているようです。

パッタイ(タイ)

2011-04-19 | 世界の食


タイ料理の定番で、個人的には1、2を争う大好きなタイ料理である、タイ風焼きそば、パッタイです。


米粉の幅広麺に、もやしや海老、鶏肉、卵、豆腐等の具に、ナンプラーや唐辛子、タマリンド等の調味料で味をつけ、マナオ(ライム)を絞って食べます。


屋台等でもお馴染みの1品ですが、高級タイ料理店では大きな海老がゴロゴロと入っている印象があります。(笑)


以前、このブログでもトンクルアン(バンコク)のパッタイを紹介しましたが、甘さ控え目のピリ辛系である同店のものと違い、写真のものはナーン・ヌアン(パタヤ)のもので、結構甘めでした。


よく行くバンコクの高級タイ料理のバーン・クン・メーはやや控え目なものの、こちらも甘めのパッタイで、同じパッタイでもお店によって味付けが全然違うので、色々なお店を食べ歩きしてみるのも楽しいかもしれません。

ドラマ「JIN-仁-完結編 」がSTARTしました

2011-04-18 | その他


最近、若者がTVドラマをあまりみなくなったと言われているそうですが(現在のメインターゲットはアラフォー世代なのだとか)、それを反映してか、いつしか自分も少しずつテレビドラマ離れが進んでいる気がします。

そんな中、2年前の前作で自分もどっぷりはまった「JIN-仁」の新シリーズがスタートするというので、早速視聴してみました。



映画にしても、ドラマにしても、個人的には作り手からの明確なメッセージや、世界感が伝わってくる作品が好きなのですが、本作品からもそれがヒシヒシと感じます。

次のドラマの冒頭の言葉にも、それがよく現れている気がします。



######## JIN-仁-完結編の冒頭の言葉 #######

僕達はあたりまえだと思っている
思い立てば地球の裏側へ行けることを
いつでも思いを伝えることができることを
平凡だけど満ち足りた日々が続くであろうことを
昼も夜も忘れてしまったような世界を

けれど、それは全て与えられたものだ

誰もが歴史の中で戦い、
もがき苦しみ、命を落とし、
生き抜き、勝ち取ってきた結晶だ

だから僕達は更なる光を与えなくてはいけない

僕達のこの手で

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本作の第一話は、前作から2年が経過したその後の世界を描いた、2時間スペシャル番組でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまう程、見入ってしまいました。
(前作から実際に約2年の月日が流れていますが、ついそれが先日だったかのように、鮮明に前回の内容が蘇ってきました)


その中でも一番印象に残っている場面が、脚気を患い、この先望みも見えずに生きていたくもないと言う咲の母、栄へ言った、喜市少年の次の言葉。



############## 喜一少年の言葉 #############


神様は乗り越えられる試練しか与えないんです


でも笑えないんです

死んだら駄目なんです

生きてなきゃ笑えないんです


#############################################



神様は乗り越えられる試練しか与えない、、、前作から何度となく繰り返されている言葉ですが、東日本大震災で気持ちが沈んだ今の日本人には、心にズシンと響く言葉です。


避難所生活の中では、今回の放送はひょっとすると被災された方々には、まだ届いていないのかもしれませんが、時間を越えた後の日に、もし何かの機会にこのドラマを見てもらえたらという、作り手の祈りにも近い思いを感じました。


「人は誰かの言葉によって救われる」


そんなことを感じさせられる、素敵な一場面でした。



今回の震災はとても悲しい出来事ですが、お互いを思いやる気持ちと、暖かい言葉が、日本の未来に希望の光を与えてくれることを、自分も強く、強く祈っています。

パックブンファイデーン(タイ)

2011-04-17 | 世界の食


タイの定番料理の、パックブンファイデーン(空芯采炒め)です。


中国本土や他の東南アジアでもよく食べられる空芯采は、タイ料理でもおなじみで、豆味噌を絡めて強火で炒めた、熱々&シャキシャキの空芯采が激ウマです。


個人的に世界で1番好きな野菜炒め料理で、タイで野菜を食べたいと思ったら、迷わずコレです。(笑)