拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

グローサー・ガルテン(ハノーファー/ドイツ)

2010-04-30 | 旅フォト(ドイツ)


ハノーファーのヘルンハウゼン王宮庭園を代表する、グローサー・ガルテン(Grosser Garten/大庭園の意味)です。

広大な庭園に木々や花壇、彫刻までが幾何学模様に配置されており、また庭園のあちこちにはヘンデルの「水上の音楽」をイメージしているのか?色々な噴水や池等があります。


ヘレンハウゼン王宮庭園(ハノーファー/ドイツ)

2010-04-29 | 旅フォト(ドイツ)


17世紀に造られたハノーファーにあるバロック庭園、ヘレンハウゼン王宮庭園です。


1710年にここ、ハノーファーの選帝侯の宮廷楽長に就任したヘンデルと所縁が深く、毎年夏になるとヘンデルの代表曲の1つ、水上の音楽が演奏されるイベントが、このヘレンハウゼン王宮庭園で開催されます。

(※その後ヘンデルはここで仕えたハノーファー選帝侯がイギリス王ジョージ1世として迎えられた為、王と共にイギリスに移住します)


ヘンデルと言えば、バロック音楽の2大巨匠として有名ですが、もう1人の巨匠であるJ.S.バッハが面会を希望し1719年と1729年にヘンデルを訪ねたそうですが、初回はすれ違い、2回目はヘンデルが面会を拒否した為、同い年である2人は生涯1度も出会うことがなかったのだとか。
(もっとも王室に仕えたヘンデルと、教会に仕えたバッハの違いはあれ、同じドイツ中部生まれで、リューベックのマリエン教会での逸話や、同じヤブ医者にかかって目を失明させられた(バッハはそれが元で命を落とし、ヘンデルは作曲家生命を奪われたとか)等、不思議と共通のエピソードが多いです)


そういえば昨日、一昨日と準決勝が行われたサッカー・UEFAチャンピオンズリーグですが、入場テーマ曲であるUEFA Champions League Hymneは、ヘンデルの曲をアレンジしたものらしいです。


個人的にヘンデルの曲では、ラルゴ「オンブラ・マイ・フ」(Largo/Ombra mai fù)が好きです。

シーフードパエリア(スペイン)

2010-04-28 | 世界の食
バルセロナで食べたシーフード・パエリアです。

これで1人前なのですが鍋一杯あります。(笑)


今年に入って仕事で2度、計1週間程バルセロナに滞在したのですが、
いつも美味しいと思うのはパエリアやイベリコ豚のハム位で、幾つかのカタルーニャの伝統料理をレストランで食べてもピンとこず、結局タパス(居酒屋)料理に落ち着いてしまいます。


そこで知人であるバルセロナ出身のスペイン人の方々(お客さんですが)に、お勧めのカタルーニャ料理は?と聞いてみたところ、皆散々話し合った挙句、出た答えが「パエリア」。

、、、、、パエリアってバレンシア料理じゃないの?カタルーニャで無いでしょ?と返したら、皆黙ってしまいました。


おすすめのカタルーニャ料理は、残念ながら無いみたいです。<バルセロナは良いところなんですけどね(汗)

カサ・バトリョ(バルセロナ/スペイン)

2010-04-27 | 旅フォト(スペイン・マルタ)
1904~1906年にA.ガウディによって増改築された住宅、カサ・バトリョです。

海がテーマの建物で、外壁に埋め込まれたモザイクガラスが陽に当たると、海面に反射しているように輝くのが特徴です。


有料で建物内に入れるようですが、内部は海底や海底洞窟がテーマなのだとか。

といっても宿泊していたホテルが偶然近くで、前を通りかかっただけなので、まだ中に入ったことがありません。(笑)

桜咲くサグラダ・ファミリア(バルセロナ/スペイン)

2010-04-26 | 旅フォト(スペイン・マルタ)
3月に仕事でスペインを訪れた際、朝食前の散歩の時間を利用して今回もサグラダ・ファミリアを訪れました。

前回訪れた2年前より工事がかなり進んでいるのか、重機がいちだんと増えた感じがします。
(最初の建築部分は既に100年以上の年月がたっている為、既存部分の修復も平行して行われているようです)



3月でも気温が20度近いバルセロナでは、すでに桜が咲いており、近くの公園に咲く桜越しに眺めるサグラダ・ファミリアも、なかなか赴きがあってよかったです。



ところでこのバルセロナを象徴するA.ガウディの傑作が、違法建築であることが判明したという話を耳にしました。

バルセロナに住むスペイン人の知人(仕事のお客さんですが)によると、フランスとの間に高速鉄道を走らせる計画があり、このサグラダ・ファミリアの下も工事予定なものの、地盤が弱く、教会側とスペイン政府との間でその安全性についてもめているらしいです。

なおその際に、この教会がバルセロナ市の建築許可を受けていないことが判明し、話し合いはさらに泥沼化しているのだとか。


建築届けが出ていないから違法だと突然言われても、建築開始が130年も前で、ユネスコの世界遺産にも指定されているバルセロナの象徴(観光資源としても同市はかなり恩恵を受けている状況)を、撤去させる訳にはいかないでしょうね。。。(汗)


ハモン・イベリコ(スペイン)

2010-04-25 | 世界の食


仕事でバルセロナを訪れた際に宿泊したホテルの近くにあった、イベリコ豚の専門店です。
(地下鉄パセジ・ダ・グラシア駅からArago'通りを西へ3ブロック程行った所にあり、食事に出た際、偶然通りかかったお店です)


冷やかしで試食したハモン・イベリコ(スペイン産黒豚の後足の生ハム)が、あまりに絶品だったので、2000円以上する生ハム(量はちょっぴりですが)を思わず買ってしまいました。(苦笑)


ちなみに前足のものはパレタ・イベリコと言い、またスペインの生ハムで有名なハモン・セラーノは白豚なのでこちらとも区別されます。
(ハモン・イベリコの方が希少でハモン・セラーノの倍ぐらいの値段です。またハモンイベリコの方が味が濃厚です)


イベリコ豚のハムはパルマ(イタリア)産のハム等と共に世界3大ハムの1つに数えられる絶品のハムですが、このお店では色々な種類のハムを、直接切り取る形で試食させてくれ、4~5種類食べる比べるとどれも全然違う味で驚きました。


1度食べたら買わずにいられないだろう?と自信たっぷりなのも頷ける、そんな美味しいハムでした。

ニュルンベルガー・ソーセージ(ニュルンベルグ/ドイツ)

2010-04-24 | 世界の食

ニュルンベルグの定番、ニュルンベルガー・ソーセージです。

大人の中指位の小ぶりなサイズで、やや塩っ辛い味付けの焼きソーセージです。

仕事でニュルンベルグを訪れると、昼食はきまってソーセージです。
(本当に忙しい時は食事抜きだったりしますが。汗)


最初は塩っ辛いこのソーセージがちょっと苦手で、付け合せの定番のザウアークラウト(キャベツの酢漬)も酢っぽくてなんじゃこりゃと思っていたものですが、ドイツで生活をして5年目に入るこの頃ではフツーに美味しいと感じるようになってきました。
(馴れって怖いです。汗)


そういえばヨーロッパには、「ソーセージの中身は肉屋と神様しか知らないということわざがあるそうです。
(本当の事は当事者しかわからないもので、むやみに他人の言葉に惑わされてはいけないという意味のようです)


指型ソーセージの中身は実は、、、なんてことはないですよね。(笑)

ニュルンベルクのクリスマスマーケット(ニュルンベルク/ドイツ)

2010-04-23 | 旅フォト(ドイツ)


昨年12月に訪れたニュルンベルク(Nürnberg)のクリスマスマーケットです。

フラウエン教会の周りに露天が並び、ドイツで最も有名なクリスマスマーケットと言われています。


直通の新幹線(ICE)等を使えば、フランクフルトから約2時間、ミュンヘンから約1時間と日帰りも可能です。

マリエン教会のオルガン2(リューベック/ドイツ)

2010-04-22 | 旅フォト(ドイツ)



リューベックのマリエン教会にある、もう片方のオルガンです。


こんなパイプがずらりと並んだゴージャスなパイプオルガンを、1度弾いてみたいのですが、それには教会に就職でもしないと駄目なんでしょうかねえ???

歴史的に重要な文化財だと、簡単に貸してくれないでしょうし。

デパ地下の試食コーナーみたいな「お試し」ができるといいんですけどね。(○△楽器かっ!)


ミサの直後等鍵かける前に、アポなしの突撃お試しをしてみるか???
<捕まって出入り禁止になるってば。(汗)