拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

もう9月なのに

2012-08-31 | その他


8月も終わり、9月になろうというのに、相変わらず猛暑日が続いています。

日本でひと夏を過ごすのは7年ぶりですが、こんなに暑い日が続いていたっけ?という感じです。

北海道並みの気候であるドイツとの気温差なのか、夏バテもピークで食事もあまり食べられませんが、この金曜日もおぢさん率100%の仕事飲み会で、普段からあまり食べない人が多く(飲んでばかり)、食べられなくてもそれ程気にならなかったりします。

それにしても最近、おぢさんとしか飲んでないなあ。。。


ヤングなでしこベスト4進出

2012-08-30 | その他


サッカーU20W杯で、女子日本代表が韓国相手に3-1の勝利。

見事ベスト4進出です。

次戦はドイツvsノルウェーの勝者との対決ですが、いずれにせよフィジカル的に強い相手との試合。

地元の利を生かして、昨年のA代表に続く、日本サッカー界に新しい歴史を築いて欲しいと思います。

決勝戦は土曜日なので、ぜひ国立競技場まで応援に行きたいですが、チケット今からでもまだ入手できるだろうか。
(まだ準決勝が残っていますが、きっと勝ってくれると自分は信じています)

頑張れニッポン!!!


ヤングなでしこ日韓戦!!!

2012-08-29 | その他


日本で地元開催されている女子U20W杯ですが、明日30日木曜日の19時半から、国立競技場で準々決勝の韓国戦です。

田中陽子選手や、仲田歩夢選手等、A代表の選手達よりビジュアルのレベルが高いと、以前からサッカーファンの間で話題になっているヤングなでしこですが、A代表では長年に渡ってチームを支えてきた、澤選手の引退がささやかれており、世代交代の時期に差しかかっています。

大舞台でライバル韓国を倒して、実力でも新しい世代の台頭を、世に知らしめて欲しいと思います。

頑張れニッポン!!!

南極料理人

2012-08-28 | その他


今週の旧作DVD鑑賞は、2009年に映画が公開された堺雅人主演の、南極料理人です。


南極大陸のドームふじ基地(標高3810m)で越冬する隊員8名分の食事を用意する、調理担当だった西村淳さんのエッセイ『面白南極料理人』が原作となっており、ユーモラスなコメディ調で作品は進んでいきます。


南極は自分にも特別な思い入れがあって、世界100ヵ国目の旅は南極(+ウルグアイ)でと真剣に企画したことがありました。

しかしいざ行こうと実際に色々調べてみたところ、(ドイツ生活時に日本人がとれる休暇の最大である)2週間程度の休みをとっても、現実的にはちょっと行くのは難しいという結論となり、第二候補だったジャマイカを含む、地球一周の旅にしたという経緯があります。
(まあ南極でギター片手に氷上引き語りLiveは、絵的に面白いけれど、手がかじかんでまともにストロークもできず、音楽的にはサイテーだということを、鼻の穴の中がパリパリになる、北極圏のマイナス40度強の極夜の中で1度経験していたこともあり、第二候補が繰り上がった経緯もあります)


沸点の低い、標高3800メートルで食事を作るのがどれだけ大変かは、標高3400メートルにあるペルーのクスコの日本人宿で自炊をし、マズイ飯を食べた経験があるので、よくわかります。

一方で標高3700メートルにあるチベットのラサには、美味い中華料理屋もあり、高地料理の技術があれば、美味しい食事ができるということも、身を持って体験してきました。


作品の中でラーメンの麺が無くなり、自作のカンスイを使って、小麦粉から手打ちの麺を作って、隊員にラーメンを食べさせるというエピソードがありました。

自分も食材の限られた南ドイツでの生活で、やきそばが食べたくなったものの麺が手にはいらず、スパゲッティーの乾麺とウスターソースと、地元のキャベツを使って、焼きそばを作った思い出があります。(出来上がったものは、かなり微妙なモノでしたが。。。汗)



バラエティ番組でまともに食事もとれない生活を送ったり、食べたいものも食べられない外国の田舎町での生活は本当に大変で、なんでこんな
トコに来ちゃったかなーーー、早く帰りてえーーー!!!って思ったものですが、いざその生活が終ってみると、懐かしさと寂しさが入り混じったような気持ちになります。

きっと南極で越冬する隊員も、同じような気持ちなのだろうかと、作品をみながら、当時の自分を重ねていました。



このブログのプロフィールの写真ですが、10年以上前に同バラエティ番組に出演していた当時、ヒゲを剃る事もかなわず、人生で唯一ヒゲをのばしていた頃のものです。

もともとあまり毛深いほうで無いため、のばしっぱなしでもかなりショボイヒゲですが、色々な意味で当時の自分を忘れない為に、この写真を使ったことを思い出しました。


自分の半生を振り返って、ひょっとしたら自分は南極で1年暮らすことができるかも?と、映画をみながら少しだけ考えましたが、もし実際に自分の所にそんな話が来たなら、今はもちろん即答で断ると思います。(笑)









シンガーソングライター

2012-08-27 | 音楽&MOVIE



最近ミュージシャンつながりで、Liveや飲み会に顔を出すと、こちらから何も言わなくても、きまって自分の肩書きとして、周りがこういう冠をつけてくれます。

この夏は週末に部屋で1人、ギターやピアノを弾きながら曲のアイデアを書き留めていたりしていますが、この日は本当に久しぶりに、朝浮かんだフレーズに一気に詩までついて、1日で1曲書きあがりました。


普段はカタギの生活をしている自分なので、最近周りにつけてもらっている冠に、ちょっとこそばゆい気持ちがあったのですが、この調子でその冠に見合うよう、書き続けていこうと思っています。 


※写真:20代前半の頃から苦楽を共にしている、My GuitarであるOvation USAのAdamas。
今日書き上げた曲は、このギターから生まれました。

香川選手のマンU初ゴール!

2012-08-26 | その他


プレミアリーグ2012-13シーズン第二節、マンチェスター・ユナイテッドvsフラム戦で、2試合連続のトップ下での先発出場した香川選手が、ホームゲーム初戦となる、オールドトラフォードでの公式戦初ゴールを決めてくれました。

正直言えばごっつぁんゴールぎみでしたが、ゴールはゴール。

チームも何とか3-2で勝利し、これで何とか波に乗ってくれると良いのですが。



香川選手の動きは、初戦に続いてかなり素晴らしいものがありました。

この日の1トップとなる、ロビン・ファン・ペルシーとのコンビも、これから面白くなりそうな可能性を感じさせてくれましたが、一方でまだまだ他のチームメイト、得にこの日両サイドで先発したバレンシアとヤングは正直香川選手の感覚にはついてこれておらず、独りよがりでクラシカルなプレイに終始していました。

これをみると、プレミアはまだまだモダンなサッカーと程遠いなと感じてしまいます。

それでも積極的に中盤の底近くまで下がってプレイする、香川選手にボールが集まると、ぐっとリズムが良くなって、今後に可能性を感じさせてくれました。

この日はルーニーと早めの交代でしたが、香川選手がベンチに下がると、またチームのリズムが悪くなった気がしていましたが、一方交代で入ったルーニーが終盤で怪我をして退場。

どうやら1ヶ月近い長期離脱になるのでは?という話も出ています。


昨年までのエースであるルーニーには悪いですが、これを機に香川選手には、チームで不動のトップ下のレギュラーを掴んで欲しいと思います。


後は周りのメンバーが早く香川選手の感性に合ってこれば、この日のプレイをみる限り、ゴールが量産されるはずですが、彼等にその気があるのか、果たして、、、。


存在感ある大ベテランのスコールズやギグスが、もっと長い時間プレイして、他の選手に見本を見せてくれると良いのですが。。。







今日も飲んだくれ

2012-08-25 | その他


今日は会社のセンパイ達に誘われ、仕事帰りにカラオケに立ち寄りました。

しかし男子率100%で、モチベーション的にはちょっと~って感じ。(苦笑)

お願いだから、いい歳したおっさんが、きゃりーぱみゅぱみゅ歌うのはやめて欲しい。

また頭の中で、おっさん達の歌う、つけまつけるが鳴り響いている。(汗)



さて、その後は昨晩に続いて、今日も近所のミュージシャンが集う酒場で、朝4時まで飲んでしまいました。

もちろんその中では、自分が一番のハナタレ小僧なのですが、一方でストレートに熱い思いをぶつけられる場が出来て、ちょっとうれしく思っています。


技術的には数段格上のセンパイのミュージシャンから、一緒にバンドやろうぜと誘ってもらいました。

彼等に比べると、客観的に自分をみて、まだまだハナタレだと思っていますが、自分に歌う場所を作ってくれるなら、最高の曲をひっさげて、参加してやろうと思っています。


この酒場のおかげで、今日もまたミュージシャンの仲間(大先輩ですが)が増えて、明日そのライブに顔を出すことになりました。


しかし夜のLiveまで時間があるので、それまでは曲作りをしようと思っています。

っていうか、もう明け方の時間だし。


早く寝なきゃ。(苦笑)



お仲間ミュージシャンのLiveで歌ってきました。

2012-08-24 | 音楽&MOVIE


お仲間ミュージシャンのLiveを聴きに、赤坂のライブハウスへ行ってきました。

今回も飛び入りで1曲ステージで歌わせてもらい、最高に気持ちよかったです。

ミュージシャンでいられる時間、自分をミュージシャンとして扱ってもらえる時間は、最高に幸せなひとときです。


普段はデジタルな世界で、特に最近はビジネス寄りの仕事をして生きていますが、その時の自分は誇りを持って、自分の仕事をやり抜いているものの、自分の中には複数の人格の自分がいるのかな?と思う事が時々あります。

ミュージシャン時代には、できるだけビジネスとは遠い次元で、純粋に音楽をやりたいと常々思っていた(逆を返せば、商業音楽の中では、常にビジネス的な視点での音楽と隣り合わせだった)こともあり、ビジネスの世界にどっぷりつかっている自分に対して、ふとした瞬間に葛藤がうまれたりもします。
(資本主義社会の中で、生きいく上では、ごく当たり前のことではありますが。。。)


一方で、スーツとネクタイを脱いで、真っ白な自分でそこに飛び込んでも、「さあ一緒に音楽を演ろうぜ」と言ってくれる、同じく良い音楽を演奏することに懸命な友がそこにいることが、何よりの喜びでもあります。


そして、そこに自分の歌を聴いてくれる観客がいることが、さらに大きな喜びとなります。
(今回はLive後に少し会話をしたオーストラリア人のカップルが、よかったよと言ってくれました)



失った時間を取り戻すことはできないし、現在の自分はもうプロミュージシャンでは無く、ただの無いものねだりなのかもしれません。


でも1人の人間として、いつまでも歌うことが幸せだと素直に感じられる自分でいたいと感じた、そんな1日でした。

まこっちゃんの転機

2012-08-23 | その他


サッカー日本代表主将の長谷部選手に、1つの転機が訪れています。

偶然目にした記事で、長谷部選手は現在、所属するVfL Wolfsburgの1軍チームの練習に参加することを許可されず、事実上の戦力外通告を受けているようです。


昨シーズンのブンデスリーガでも、長谷部選手を高く買ってくれていたはずの、鬼軍曹マガト監督からも便利屋扱いで、レギュラー定着とは言いづらい状態が続いていました。

しかも今季は年齢的にも29歳となり、故障者が続出しない限り、チームで置かれた立場的には、ベンチ入りさえも厳しい可能性があります。


そこで自分は言いたい。

「まこっちゃんは日本に帰って、これからの日本代表選手達の為に、"新しい道"を作って欲しい」と。


前にこのブログでも書きましたが、日本と欧州間の移動は非常に肉体的な負担が大きく、試合直前に帰国しても、コンディションは優れず、プレーにも大きな影響をおよぼし、結果として代表チームにも、所属チームにとってもプラスになりません。


これは世界のサッカーの中心地、欧州からみた場合、日本という世界の東の果ての国に生まれた宿命ではありますが、今や10代~20代前半から欧州のクラブチームで選手達がプレイし、日本代表に選ばれる選手の半数以上が欧州で生活している現状から言えば、これからの日本代表の未来を考えた場合、少なくともシーズン中のW杯アジア予選で、ホームゲーム等の東アジアで行われる試合は、国内組中心で戦っていくようにしていかなくてはいけないと自分は思っています。


若い才能溢れる選手達が、欧州のクラブチームでレギュラーとして活躍することは、間違いなく日本のサッカーにとって、大きなプラスです。

一方で国内のプロリーグであるJリーグでは、空洞化を危惧する声があちこちから聞こえています。


しかしこれまで日本に戻ってきた選手は、ごく一部の例外を除いて、欧州で活躍できなかった選手や、怪我等があって万全の状態でのプレイが難しい選手等、帰ってきても日本代表でレギュラーを狙うのは難しいイメージがありました。


だからこそ5シーズン以上欧州でプレイし、一定の結果を出してきた選手達に言いたい。


これからは20代後半でサッカー選手として油が乗っている状態で日本に戻って、欧州で得た経験をJリーグに還元し、日本代表のレギュラー選手として、W杯のアジア予選でチームを引っ張っていって欲しいと自分は考えます。

そういう意味で、長谷部選手にはその先駆者になってもらいたいと。


今日も海外組18名に召集レターを送付した話題がニュースになっていましたが、9月のホームでの対イラク戦に、シーズンが始まったばかりの欧州組を何人も呼んでいるようでは、長い目でみたこれからの日本サッカー界と日本代表の未来を考えると、本当はいけないと自分は思っています。


欧州で活躍する若い選手達は、チームでの地位を確立して高いレベルでの経験を積むこと、シーズンを通して戦えるコンディションを整えることを最優先し、それを大舞台の本番で代表チームに還元する。

日本に戻ってきたベテラン選手は、積み上げた経験をJリーグに還元し、W杯予選で日本代表チームを引っ張り、本大会でも欧州組と激しいレギュラー争いを演じるだけの地位を、代表チームで確立する。

これこそが、近未来の日本サッカーが目指すべき姿ではないでしょうか。


長谷部選手もドイツに渡って、次の冬で丸5年(今週末から6シーズン目に突入)となります。

フルシーズン初参加となる2季目にレギュラ-選手として、ブンデスリーガのマイスターシャーレを手にした後、マガトがチームを去り、崩壊していくチームの中で、さらに干された時期もあり、欧州サッカーの光と影を経験してきました。


また自分も昨年、長谷部選手を応援する為に、実際にヴォルフスブルクを訪れて実感しましたが、ここは旧東ドイツとの国境に程近い町で、英語も殆ど通じません。(東や南ドイツは、一部のビジネスマンを除いて、本当に英語が通じないです)


自分も南ドイツで3年過ごした経験があるからわかりますが、お金を出してもまともなサービスが受けれないドイツでは、これは本当に大変なことなんです。

これは同じドイツ在住でも、デュッセルドルフやフランクフルト近郊にしか住んだことのない人には、絶対にわからない大変さだと思います。
(こんなことを書くと、"ドイツはまだマシだ"と、さらにマイナーな日本人が殆どいない非英語圏の国で生活している人達に、怒られそうですけれど)



いよいよ今週末にブンデスリーガも新シーズンが開幕しますが、日本サッカー界の功労者であり、まだまだ頑張ってもらわなくてはいけない長谷部選手に、悔いの無い決断をして欲しいと自分は思います。


P.S.
まこ様へ。
ドイツじゃ日本人の彼女はできないから、そろそろ帰っておいでよ。(<まったくもって大きなお世話)



※写真:ヴォルフスブルク駅前のParkstrasseからみたフォルクスワーゲン・アレーナ(2011年撮影)

















博多のもつ鍋(福岡/日本)

2012-08-22 | 世界の食


福岡にショートステイする機会があり、随分と久しぶり(10年ぶり位?)に、博多でもつ鍋を食べました。

以前、天神の名店で食べた味が忘れられず、数少ない機会を利用して食べたいと思ったのですが、ランチ時にしか時間がなく、ネットで調べてみたものの、基本的に有名なもつ鍋屋さんはどこも夜だけのようで、半ば諦めかけていたところ、偶然スマホの検索でランチでも美味しいもつ鍋が食べられるという口コミ情報が見つかり、博多駅から徒歩1分の"もつ鍋叶"を訪れました。


そのお味は、やはり博多のもつ鍋は最高!!!という感じで、かつランチ時だけあってお値段も1人前1000円以下。(1人前でもオーダー可能)

ハーフ&ハーフも可能で、写真はスタンダードな醤油ベース(左)と、今流行りの塩麹ベース(右)を注文。


野菜は塩麹がウマイと思ったのですが、最後に麺を入れたり、ごはんを入れて雑炊にするのは、やはり甘辛の醤油ベースが美味かったです。


自分が仕事等でよく福岡を訪れていたのは10年以上前なのですが、博多でウマイものを食べようと思うと、以前は天神や中洲というイメージだったものの、知らないうちに博多駅前のヨドバシカメラの4Fに、有名なお店が集まったレストラン街ができており(昔よく食べた中州の屋台のラーメン屋一竜まで入っていました)、これは今回の自分のように、あまり福岡でゆっくりする時間のない来訪者には、嬉しいサプライズでした。


店名:もつ鍋叶
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街6-12 ヨドバシカメラ博多4F
TEL:092-481-9292
営業時間:11時~23時(LO22時)/年中無休
アクセス:JR博多駅筑紫口より徒歩1分