拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

ドイツのかぼちゃはMade in 北海道???(フランクフルト/ドイツ)

2009-10-31 | ドイツ生活情報


10月31日はハロウィンです。

といっても今年はハロウィンらしいことは何もしていません。(汗)


もともとハロウィンはアングロサクソン系の国で行われている地域限定行事(ケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたみたいです)らしく、ドイツではアメリカのようなお祭り騒ぎはありません。

ただ最近はアメリカ等の影響からか遊園地などのテーマパークでハロウィンイベントがあったり、スーパーマーケットでもハロウィン的なお菓子が少し出回ったりはしています。


ハロウィンといえば、ジャック・オー・ランタンで有名なオレンジ色の大きなかぼちゃが有名ですが、ドイツにもオレンジ色の大きなかぼちゃをスーパーマーケットでもよく見かけます。

しかし日本のかぼちゃとは味が全然違っていて、日本料理にはあまり向いていないみたいです。


でもドイツにも「ホッカイドー」という種類のかぼちゃがあり、「グリューン・ホッカイドー」(緑の北海道の意味。ドイツでは一般的なかぼちゃはオレンジの為)というのがあり、これが日本のかぼちゃと味・触感がそっくりで、煮物などにも使えます。


フランクフルト市内の町中(ハウプトヴァッヘ)にクライン・マルクト・ハレ(小さな市場ハレの意味)という市場があり、そこにはアジア食品や野菜、生鮮食品等が沢山売られていますが、仕事帰りに大きなホッカイドーかぼちゃ(日本のかぼちゃの倍以上あるやつ)を買って、大きなビニール袋をぶら下げて帰ったことがあります。


ちなみにそこで買ったホッカイドー・かぼちゃは東欧産でした。(笑)



■自分がよくかぼちゃを買う、フランクフルトのクラインマルクトハレの情報。
カボチャやサツマイモ、モヤシ等をよく買う八百屋だけでなく、豆腐等を
扱うアジア食材屋、肉屋等も入っています。

Frankfurter Kleinmarkthalle
Address: Hasengasse 7, 60311 Frankfurt am Main
Open: Mo-Fr: 8.00 - 18.00 Uhr/Sa: 8.00 - 16.00 Uhr
MAP:http://www.kleinmarkthalle.com/oeffnungszeiten.php

新型インフルエンザの予防接種

2009-10-30 | その他
日本でも連日ニュースになっています新型インフルエンザですが、フランクフルトの日本人小学校や幼稚園でも感染者が出たらしく、その親御さん達も出社禁止となり、取引先の支店長さん等、仕事でおじゃまするとちらほらとお休み中の方がまわりにも出てきています。(汗)


日本ではなかなか一般向けに回ってこない新型インフルエンザのワクチンですが、季節性インフルエンザの予防接種に続いて、先週肺炎の予防接種を受けた際、今週から一般の人でも、ドイツで新型インフルエンザの予防接種が受けられると言われ、半信半疑で予約を入れたのですが、やっぱり今週は入荷できなかったと連絡が入りました。


このワクチンですが、ドイツのものは10個で1セットらしく、開封すると24時間以内に使い切ってしまわなくてはいけないとかで、10人単位で入荷次第、順次連絡が入るようですが、やはり数に限りがあるらしく、日本人医師のいる医院等では予約待ちになっているようです。
(日本のメディアの影響からか、ドイツ人よりもやはり日本人の方が敏感に反応している気がしますが、、、。)


一週間遅れで来週から可能とか、なかなか回ってこないだろう等、情報が混乱ぎみですが、今は気長に待つしかないみたいです。。。

北京ズッペ(ドイツ)

2009-10-29 | 世界の食


ドイツの中華料理店でおなじみの定番メニュー、北京ズッペ(北京風スープ)です。

北京風と言ってもオリジナルには程遠く、ハンガリーをはじめ、オーストリアやドイツでも食べられる郷土スープ「グヤーシュ」の中華版といった感じで、ドイツのローカルフードだと言い切ってしまいたい代物です。
(おそらくドイツ在住の中国人が作ったローカルフードだと思います。日本でいうところの四川風坦々麺(日本で食べられている坦々麺は実は日本産)のようなものでしょうか。笑)


お店によって若干違うので、正式なレシピが存在するのか微妙なところですが、よく食べるお店のものは、グヤーシュに刻んだ竹の子やにんじん、キノコ、肉等を入れ、かき玉風にした感じです。

ドイツらしくちょっとお味の濃いスープですが、お昼のランチで無料でついてきたり(特大春巻きか北京スープを選ぶお店が多いです)、個別に注文してもお値段2ユーロ前後で野菜が沢山とれるので、ドイツの中華の中では好んで食べている1品です。


世界のあちこちの中華料理店に北京風スープというメニューがありますが、国によって全然違ったものが出てくるので、「世界各国の北京スープ食べ比べ」をしてみると面白いかもしれません。
(北京の人達から「どの辺が北京風?」と突っ込まれそうなメニューが多そうですが。笑)

コルトンブルー(ドイツ)

2009-10-28 | 世界の食


シュニッツェルの変り種で青いリボンの意味を持つ、コルトンブルーです。

二枚の肉の間にハムとチーズをはさみ油で揚げたシュニッツェルで、口に入れると中から熱々のチーズがトロリと飛び出してきて、コクのある濃厚なお味がします。

まさに洋風とんかつという感じですが、意外に日本人の口にもよくあいます。
(そもそもとんかつは和食なのか?という意見もありそうですが。笑)



ただなぜかあまりドイツ人がコルトンブルーを注文するのを見たことが無いのは、普通のシュニッツェルよりもややお値段が高めだからでしょうか。

これをキライと言うドイツ人もあまりいないのですが、以前周りのドイツ人に、なぜあまり注文しないの?と聞くと、「うーんコルトンブルーも美味しいけど、、、」と、口ごもってはっきりとした答えが返ってきませんでした。


確かにちょっとご馳走感があるので、頻繁に食べたいと思うのは、シンプルなシュニッツェルの方かなとも思うのですが、日本人よりもはるかにチーズとハムに情熱を持ったドイツ人なら、コルトンブルーの方が好きなのではないかと勝手な想像をしたのですが、意外にそうでも無いようです。

倹約家が多いドイツ人にとっては、普通のシュニッツェルで充分と考えるのかもしれません。(笑)

ラムと香草のケバブ(アゼルバイジャン)

2009-10-27 | 世界の食

アゼルバイジャンのバクーで食べた、子羊肉と香草のケバブです。

アゼルバイジャンでは他のイスラム圏の国同様、子羊肉が好んで食べられます。

写真の料理ですが、メニューにはTikaと書かれていましたが、ひょっとすると肉の部分か、もしくは肉の焼き方のことかもしれません。
(お店の人がそんなようなことを言っていた記憶が。汗)


ケバブはトルコからイスラム圏のアジア地域にかけて広く食べられていますが、香草と食べるケバブは本当にやみつきになります

比較的この香草の味が、東南アジア等でよく食べるパクチーに近いこともあり、パクチーが苦手な人には少し抵抗があるかもしれませんが、これにはまるとフツーの香草なしのケバブが物足りなく感じます。
(今もトルコ料理店等で羊肉のケバブを食べる際、香草とたまねぎがあったらドバッとかけたい~と思ったりします。笑)


アゼルバイジャンでは香草のスープ等、香草を使った料理が沢山あるようです。

タルトフランベ(ストラスブール/フランス)

2009-10-26 | 世界の食


アルザス地方の名物である釜焼きの極薄ピザ、タルト・フランベです。

ハム(又はベーコン)とたまねぎ、チーズをトッピングしたシンプルな味の郷土料理で、自分が知る限りでは、おそらく世界で最も薄いピザだと思います。
(写真の通りペラッペラです)

歴史的にもそうですが、アルザス地方はフランスの中のドイツと言うだけあって、食事のお味もドイツ風のものが多く、これもかなり塩味が濃いな~と感じました。

郷土料理の中では比較的お手頃な値段なので、ビールのつまみに良いかもしれません。

ザッハートルテ(ウィーン/オーストリア)

2009-10-25 | 世界の食

ウィーン名物ザッハー・トルテです。

お土産用の持ち帰りは、写真のように木箱入りのホール売りで、お値段もかなり高めです。
(お店では1人前の小さなケーキが食べられます)

以前からブログでも甘すぎる~なんて書いたザッハー・トルテですが、個人的な適量は「ひとくち」かなと。

一口めはコーヒー等と一緒だと普通に美味しいです。

それ以上は、、、、、。


以前、某TV局の大食い番組が一時期流行しましたが、ザッハートルテをメニューに加えれば、一気に脱落者が増えるのではないかと。(言い過ぎか?)


ウィーンのお土産で有名なので、小さーーーーーく切り分けて、沢山の人におすそ分けすると喜ばれると思います。(笑)

久々に

2009-10-24 | その他
久々に髪の毛を切りました。

といっても、もちろん失恋ではありません。(乙女か!?笑)


フランクフルトの街中にも日本の美容院があるのですが、お値段が高めなので随分と久しぶりに髪の毛を切ったところ、いつもの髪型にしただけなのに女性の美容師さんに「イメチェンですね」と言われてしまいました。

まあそれだけ髪がのびていたということなんでしょうけど。
(もちろん美容師さんの腕が良かったのもありますが。笑)


でも髪型1つで気分もなんだかすっきりした感じです。


いよいよ今晩から欧州も冬時間となり、それを物語るように天気もどんよりと冬らしくなってきていますが、ちょっとしたことで明るい気分になれるんだと改めて再発見した1日でした。(笑)

マンゴー・ショコラーデ・トルテ(オーストリア)

2009-10-23 | 世界の食


先日ウィーンのザッハートルテ等のショコラーデ・トルテ(チョコレートケーキ)のことを書きましたが、今日は同じくウィーン市内にあるオーバーラーというお店で食べた、濃厚なマンゴーソースのかかったチョコレートケーキのことを書きたいと思います。

この時は少し遅めのランチでこのお店に入ったのですが、食事は正直うーんという感じだったものの(この店に限らずウィーンの食事は自分にはあまりあわないみたいです)、このケーキはマンゴーソースの甘味と酸味、そしてチョコレートのコクがマッチしていて絶品でした。
(これまでマンゴーとチョコレートが「あう」とは知りませんでした)

もしウィーンで甘すぎるトルテにうんざりした時は、ぜひオススメの一品です。

ヴィーナーシュニッツェル(ウィーン/オーストリア)

2009-10-22 | 世界の食


ウィーン名物、ヴィーナー・シュニッツェル(ウィーン風子牛カツレツ)です。

写真の通り特大サイズで、ガイドブック2冊分位の大きさがあります。

子牛肉を薄く叩いて小麦粉・卵・パン粉をつけ、炒め揚げしたものですが、個人的には豚肉のカツレツの方が好きです。
(ドイツでは豚肉のカツレツの方が一般的)

観光客が集まるお店を数件試してみたのですが、お味の方は個人的にウィーンよりもドイツ、ドイツよりも日本のとんかつの方が美味いという印象です。(汗)


しかしイタリアのピッツァ同様、ひょっとすると郊外等に地元の人だけが集まる美味しい店があるのかもしれません。