第二次世界大戦の戦後処理と日本の終戦について話し合われた、ポツダム会談&ポツダム宣言で有名なポツダムにある、サンスーシ宮殿です。
プロセイン王のフリードリヒ大王(2世)が1745年から1747年に建てたロココ様式の宮殿で、サンスーシはフランス語で憂い無しを意味し、日本語では「無憂宮」と表記されたりもします。
元々は夏の離宮として建てられたものの、この宮殿を愛したフリードリヒ大王は、そのままここを居城とし、その後の人生の殆どをここで暮らしたと言われています。
ユネスコの世界遺産にも指定されているこの居城には、生前の希望がかなって東西統一後の1991年8月から、大王が静かな眠りについています。
(第二次大戦後は西側となるドイツ南部のプロセイン王家の発祥地にある、ホーエンツォレルン城に安置されていました)
ベルリン中央的からポツダム中央駅までは電車で20分、そこからトラム(路面電車)で最寄のブランデンブルク門まで10分程で、ベルリンから容易に日帰りが可能です。