拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

再ダウン

2009-02-26 | その他
週末静養し少し回復した体調ですが、また別の風邪をひいたみたいで、今週もダウンしています。

こんなに風邪が長引くなんて何年ぶりだろうという感じです。(汗)

ブログの方もそれに併せて休止モードですが、1日も早く体調を回復させたいと思っています。


ところで今日アムステルダム空港でトルコ航空の墜落事故がありました。

イスタンブール発欧州行きの便は、皆さんごく一般的に利用する路線だと思うので、偶然乗り合わせ、惨事に巻き込まれた方のことを考えると、本当に他人事ではありません。


飛行機の場合は、乗ってしまえば後はパイロットに命綱を預けるしかないので、航空事故については、一乗客の立場としてはどうしようもないのでしょうが、トルコの人達はいつも空港に無事着陸すると、他国の人達と比べて、圧倒的に機内で拍手喝采する人達が多かったことをふと思い出しました。(汗)


いつ尽きるかわからない儚き人生なので、悔いの無いよう1日1日を生きなくてはと改めて思う今日この頃です。

謝肉祭(カーニバル)

2009-02-17 | その他
今年もカーニバルシーズンが始まりました。

これまで気づかなかったのですが、このシーズンはドイツの子供達も、仮装をして小学校に通学したりするのだそうです。
(近所の子供が仮装していたので、顔見知りのドイツ人に聞いたら教えてくれました)

カーニバルというと、パレード等で派手に踊るリオのカーニバルや、マスカレード(仮面舞踏会)のヴェネチアのカーニバルが有名ですが、規模や形式はそれぞれ違うものの、各地で謝肉祭のお祝いをするようです。


欧州ではこのようにカーニバルシーズンに入っていますが、今週もまだまだ雪が降り続いています。

春の到来を告げるイースター(復活祭)は、まだもう少し先のようです。


※写真:カーニバルで使われるヴェネチアのマスク

ポン・ヌフから眺めたシテ(カルカッソンヌ/フランス)

2009-02-16 | 旅フォト(フランス・モナコ)
以前訪れた南仏カルカッソンヌの写真です。


ポン・ヌフ(新橋)から撮影した1枚ですが、欧州最大の城壁と言われるだけあって、写真手前のポンヴュー(旧橋)を渡ってシテへと歩いていると、まるで中世にタイムスリップしたような気持ちになります。


城壁の中はちゃんと今も人が住んでいる町で、レストランやホテル、ユースホテルもあります。
(ぶらりと歩いた感じでは、おみやげ物屋が一番多そうですが。笑)


トゥールーズからローカル線で片道約50分なので、充分日帰りが可能ですが、夜になると城壁がライトアップされるみたいなので、物価はちょっと高いものの欧州最大の城壁に囲まれて1泊するのも良いかもしれません。

粉雪の舞う季節

2009-02-13 | その他
昨日から降った雪が少し積もりました。

今日もまだ時折、粉雪が舞っていて、そのせいなのか回復した体調不良もややぶり返しぎみ。

気をつけないと。。。


日本も同じく寒いのでしょうか。

ドイツの春はまだもう少し先のようです。

ようやく

2009-02-12 | その他
体調不良でダウンしておりましたが、ようやく少しずつ回復してきました。

すぐ良くなるかな?と思っていましたが、今回は久々の長期ダウンです。(汗)


今週末位からブログ更新も再開できればと思っています。

祝!グラミー賞!!!

2009-02-09 | 音楽&MOVIE
My FavoriteであるColdplay(コールドプレイ)が、「VIVA LA VIDA」(美しき生命)でグラミー賞(Song of the year)を受賞しました。
(日本でもiPod + iTunesのCM曲として人気になっていました)


同楽曲は同じくMy FavoriteであるU2の歴史に残る1枚「The Joshua Tree」(ヨシュア・トゥリー)をプロデュースしたBrian Eno(ブライアン・イーノ)がプロデュースした曲ということで注目していたのですが、グラミー賞の年度代表曲とはスゴイです。

本当におめでとう!!!!!!!




一方で同曲は、ジョー・サトリアーニが自身の楽曲「If I Could Fly」(2004年リリース)からのパクリだとして、著作権侵害で訴訟中だったりもします。


確かに聞き比べてみるとそっくりですが、意図していなくても(その曲を聴いたことが無くても)、フレーズというレベルでは似てしまうことはあるので、うーんなんとも。。。


コールドプレイは1stアルバムのParachutes(同アルバムのYellowは名曲だと思います)でも、2002年にグラミー賞のbest alternative music album(ベスト・オルタナティブ・ミュージック・アルバム)を受賞したりと、同賞には縁があるようですが、色々な意味で?今年もコールドプレイには注目が集まりそうです。

冬の灯(あかり)

2009-02-06 | 旅人のひとりごと
欧州は冬になり、クリスマスが近づくと皆わくわくして、街はどこか楽しげな雰囲気に包まれます。

その楽しげな雰囲気も新年のカウントダウンでピークを迎えた後は、暗闇と静寂の中で佇むかのように、どことなく重苦しい気分になります。



そして今年も気づけばもう2月。

先週はフランスでゼネスト(ゼネラルストライキ)があったり、ドイツでも一部の州でストライキがありました。

昨年暮れからの全世界的な不況の波が欧州にも押し寄せており、快適な労働条件確保の為のストライキがあちこちで実施されていました。


リストラや拠点閉鎖だけではなく、最近では1人あたりの労働時間を短縮し、業務を共有する「ワークシェアリング」という試みも始まっています。

「マニュアル化ができる業務」には面白い試みだと思う一方、「個人に依存する部分が大きい職種や業務」となると、まだまだ現状では難しい部分もあるようです。


しかし昔の日本も土曜日が平日だったこと、欧州等日曜日に殆どの店が閉まっても生活がなんとか成り立っていることを考えると、例えば金曜日を休日にして、皆が休んでしまえば、それはそれで何とか成立したりもするのかなと思ったりもします。(一部のイスラムの国では、金曜日が日曜日のように休日だったりします)


この不況で、「男達は家庭に帰るチャンスだ」という言葉が、日本のメディアでもよく耳にするようになりましたが、家族との生活を第一に考える欧州では、既に生活に根付いた当然の考え、そして欧州では現在の不況についても、日本ほど悲壮感が無いようにも思えます。
(それは国民性の違いなのか、日本人の中に「仕事が第一」という考え方が根付いているせいなのかわかりませんが、収入や利便性よりも「家族との時間」を最も重要視する欧州では、日本とはちょっと受け止め方も違うようです)



長く暗い冬のど真ん中にいると、まるでこの闇が永遠に続くのではないかと、そんな錯覚に陥りますが、冬の次は春が必ずやってくるし、朝が来ない夜も無いので、今はなんとかしのぐ時期なんだろうと思います。



そういえば今年も来週末からあちこちでカーニバルが始まります。

欧州でもベネチアやニースのカーニバルなど有名ですが、近隣の町ではそろそろお祭りに向け、わくわくし始めた頃でしょうか。


クリスマスやカーニバルのように、厳しい冬こそ楽しく、「ワッショイ、ワッショイ、ソーレ ソレソレ お祭りだ~♪」と日本もお祭り騒ぎをする時なのかもしれないと思ったりします。


これは自分にも言い聞かせているのですが、同じ時間を過ごすなら、辛い辛いと嘆いているばかりではなく、楽しいことを考えてウキウキしながら過ごす方が良いのではないかと。

楽しいことを考えていると、時間はあっという間に過ぎるものだと思いますから。



暗い闇の中で小さく震え、見えない救いの手をひたすら待つばかりではなく、我々もこれまでと「大きく発想を変えて」、各々が自ら、「自分達のあかり」を灯す時なのかもしれません。


写真:ライトアップされた広場のクリスマスツリー(ボローニャ)



カンポ広場の曲線(シエナ/イタリア)

2009-02-05 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)

床や周りの建物が円形劇場のように、すり鉢状になっている、カンポ広場の特徴がわかる1枚です。

このカンポ広場を一言で形容するならば、「曲線美の広場」といったところでしょうか。