飛行機に乗っていて気付いたこと。
以前は「携帯電話の電源をオフにしてください」というアナウンスが流れ、誰もが離陸前にそそくさと携帯の電源を切っていたものの、今ではiPhone等のスマホの機内モード(電波を発信させない設定)をオンにして、機内でも携帯電話を触っているのが当たり前になりました。
また飛行機内も、時間制限はあるものの、移動時間の長い国際線などは無料のWifiが使えたり、海外側でも都度モバイルルーターを契約しなくても、普段利用しているスマホのテザリング機能を使って、PCやタブレットでもインターネットを使えたりします。(もちろん会社スマホがパケ放題の契約をしているからですが)
技術の発達でどんとんと暮らしが便利に、快適になっていきます。
今日成田に到着して1つ気付いたこと。
パスポートコントロールの係員が、我々を「お客様」と言い、パスポートを返してもらうときに、「ありがとうございました」と言葉を添える。
なんて日本は快適な国なのだろうと驚きます。
しかし海外にいくと、相変わらず不便な部分も色濃く残っており、先日もフロリダで、どれだけ探してもタクシーが捕まらなかったりします。(ホテルに前日等にお願いしてアレンジしてもらうタクシーも、所謂白タクでした)
海外を旅し始めた頃に感じていたのが、「人は何かを得ると何かを失う。何かを失えば何かを得る」ということでした。
それは物事の表裏と同じく、良い面と悪い面は、常に背中合わせだからなのかなと思ったりします。
日本で生活していると、いろんなことが当たり前だと思ってしまうけれど、海外に出て不便な生活の中で思い出す大切なこともたくさんあったりします。
日本にいると、どちらかというと日本の悪い部分ばかり見えてしまいますが、外に出るとこの国のよい部分をいつも再発見させられます。
何を選択するかは人それぞれ。
ただ1つ言えるのは、「選択肢」は無いより、絶対あった方が良いという事。
自分達の生活に、少しでも選択肢を増やせるように、それを気付くためのきっかけを作れるように、2016年もチャレンジしていこうと思っています。