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「カトー折り🄬」ペーバークラフトで広げるエコ!

カトー折り🄬は、商標登録第5994722号を取得しました。2009年に誕生。紙をエコと防災に役立つ知恵の折り方です。

第186回シニア大楽公開講座に「避難生活の知恵について」講演しました。

2024-11-06 21:04:45 | 講演会

11月5日火曜日に飯田橋にある東京ボランティアセンターで講師しました。

なんと、そのタイトルは、「避難生活に役立つ10の知恵」というものです。

この避難生活については、出版したタイトルでもあり、さんざん勉強してきたつもりでした。でもまだまだ、浅かった。

今回知恵を10あげたわけですが、最初の重要なところは、トイレ問題からスタートです。

講演者は4名いらして、私はトップバッターでした。その40分を熱くスピーチさせていただきました。

何に夢中になって、しゃべっていたかというと。大地震が起きて断水も発生したら、急いでトイレの便器を保護してくださいということです。これをしないと、便器にしっぱなし、、状態で、大便のてんこ盛りになり、詰まってしまうばかりか、お風呂の残り水を流してしまうと、マンションでしたら、マンションの下の横引きの排水配管が揺れで屈折してしまうと、そこで流れが止まってしまうのです。それを確認しないで、残り水を流すと、階下の便器から逆流して、大便の海になってしまうんです。とまぁ、こんな感じで熱弁したわけです。

今回、言葉だけでだけでなく視覚でもこってしまいました。

こういったスライドを前にしゃべっていたわけです。

ちなみにどんな点を10点あげたのかも最後にアップしておきます。

ところで、カトー折りを今回も活用したけですが、結局、カトー折りは防災になるのかという点で、

何も持たないで、避難所生活する場合、在宅避難生活でも必要なものが揃わない状態で、

紙、新聞紙、段ボール、ビニール袋、牛乳パック、ペットボトルがあれば、簡易トイレはできるし、携帯トイレもできるし、バケツや洗面器ができるから、歯磨き、入れ歯洗い、小物入れはできるし、枕も、ゴミ箱もできるということで役立つが証明されました。ポイントは物を捨てる、仕舞う、隠す、分別するというところから役立つ点があるということがみなさんに実感してもらいました。

 それと、今回、箱の作り方を教えたのですが、9割の人ができませんでした。これをよく振り返ってみたら、短時間にフォローできずに一発ではうまく行かないことが判明しました。そこで一発で、全員がうまく箱ができる方法に改善をしました。すると、すごい作りやすくなりました。

この箱の作り方はまた、別途、アップしますが、カトー折りがなぜ、広がりにくいのもわかりました。

これは作り方がわかっていても、教え方にポイントがあったのでした。そのポイントを伝えていませんでした。

今後の課題です。

ありがとうございました。

それと、今回、サチンさんの人生変革プロジェクト88の仲間であるアッキーが来てくださいました。

ありがとうございました。

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1. <避難生活で一番の困りごとは、トイレ問題>
 避難生活は、震災の初日からがはじまる。
 真っ先に便器にビニール袋で囲う。<これが一番大事!>
 地震で配管が傾斜し詰まり易くなっているケースがある。
 ここがポイント
 囲ったビニール袋をガムテープで固定。
 便器の汚物をバケツで流すのは、要注意。

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2. <家具転倒防止の効果について考える>
 家具転倒の危険を我が家の間取りから考える。
 家具転倒防止は避難生活の空間を確保。
 床にも危険物が出ないガラス飛散防止策も。
 ここがポイント
 家具転倒の怖さを知っておく。
 防止策には注意点があるので、確認してから行う。

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3. <避難生活に悪臭があると、生活意欲が低下する>
 トイレの後始末にも注意を払い、悪臭防止と衛生面維持が大事!
 悪臭はトイレ我慢をさせ、あらゆる体調不良の原因になる。
 普段からトイレ個室に携帯トイレ、防臭袋を用意しておく。
 ここがポイント
1. 悪臭防止の説明は、クリロン化成のBOSで説明しています。
2. 排泄袋の結び方で液漏れが起こるので注意。
3. 袋の数は1日5個×7日分×使用者数 (携帯トイレってなんだ?動画)

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4. <お風呂の水の使い道に注意、マンションでトラブル>
 大量の水を便器に流すと、数日後には階下の便器から溢れる。
 階下からの苦情で引っ越したケースもあるので使い道に注意。
 ここがポイント
 家族間で便の後始末は「袋に入れる」を徹底しておく。
 便器の故障、トラブルから守り、健康の維持を。
 日本トイレ研究所の集合住宅用トイレマニュアルで検索

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5.<子供用に自分専用のスリッパを履かせよう>
 災害関連死のきっかけが「足のケガ」からという場合がある。
 スリッパは素足の冷え防止や傷からの感染防止に役立ちます。
ここがポイント
 自分サイズの自作スリッパは盗まれず、脱げません。
 段ボールと新聞紙でつくる動画をご覧ください。         →

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6.<口の中は、常にきれいにしよう>
 入れ歯をつけたままの就寝は、誤嚥性肺炎リスクを高めます。
 口腔衛生を日頃からつけて、避難生活でも継続する。
ここがポイント
 入れ歯の専用入れ物は、紛失を防ぐので重要。
 紙袋に入れ歯と氏名を書いて仕舞う。カトー折りの袋は便利
 手洗いをペットボトルの水と自作の紙皿の上で洗う。

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7.<大事なものは大きな紙袋に仕舞っておこう>
 長蛇の列に並んでもらったもの、お菓子などは盗まれ、喧嘩のもと
 下着や使い終わったプライベートなものは仕舞っておく。
ここがポイント
 手作り枕の中に仕舞うか、チラシの手作り紙袋に入れる。
 レジ袋は中が透けて見えて、自分でもゴミ扱いにしてしまう。

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8.<もっと大事なものは情報です。スマホ電池切れ対策しよう>
 スマホ電池切れの前に緊急連絡先、常備薬の薬名は紙に書く。
 書いた紙を失くさない、人に見せない、またすぐ見られるように。
ここがポイント
 腕に巾のある紙製リストバンドを作って、身に着けておく。
 A4の紙に大切な情報書き、腕につけるメモバンドを覚えておこう。
 折るだけで、開け閉めできる。中にお札も入れられる。

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9.<レジ袋、空きペットボトル、牛乳パックは、捨てずに活用しよう>
 レジ袋はスマホを入れてランタンになり、箱に敷けば洗面器になる。
 ペットボトルの蛇口:ボトルの脇に開けた画びょうの穴からキャップの開け閉めで水が出る
 牛乳パックはカトー折りでお皿やスプーン、洗面器になる。
ここがポイント
 [ペットボトル簡易蛇口]で検索して、事前に試しておく
 レジ袋はランタン(100均でも揃う)を入れると、より明るく、運びやすく、どこでも掛けやすくなる。夜間のトイレ個室で役立つ

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10.<自分専用のマイトイレ。段ボールで自分好みの簡易トイレ>
 安価な簡易トイレを一度購入しておけば、安心度が増す。
 自分専用なら数回をまとめて始末ができ、楽で、節約ができる。
ここがポイント
 ポータブルトイレも便利。介護用、キャンプ用もある。
 自治体の回収は待つ。保管に注意、便器に流すと故障する。

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カトー折りのブース出展などの予定です。

2024-10-17 15:21:32 | 教室のご案内

 子どもとためす環境まつりで、「知ろう!災害時に使う携帯トイレ!」の出展報告を本日、提出しました。

これで一段落です。毎年、ブース出展して、それなりの収穫があります。カトー折りは折って、すぐ作れる実用品ですが、今回は、ハサミを加えて、それですぐに組み立てができることをテーマにしました。ハサミで紙に入れた切込みの仕方で、紙同士がくっつくというアイデアをたくさん開発しました。どれもどこかで使用されているノウハウだと思いますが、独自にたどり着いたアイデアを生かしてみました。

 10月19日(土曜) 13時から町田フォーラムで町田YMCAのボランティアセミナーがありまして、そこで今回開発した円盤タイプの携帯トイレの使い方を配布します。

 11月5日(火曜) 13時から飯田橋のシニア大楽で公開講座があり、私が「避難生活に役立つ10の知恵」40分の講演をします。そこでも今回の携帯トイレと簡易トイレの使い方を取り上げます。

 11月9日(土曜) 10時から千代田区役所ロビーでエコ環境フェアがありまして、カトー折りブースを出展します。これは来場者といっしょにエコと防災に役立つものを作って楽しみます。

 11月10日(日曜) 10時から横浜の保土ヶ谷区役所まえのかるがも会館で、社協のボランティアのお祭りがありまして、カトー折りの初出展です。ここでは、新聞紙や段ボール、牛乳パックを使って、防災やエコの実践的な体験ができます。

 11月30日(土曜) 10時から新宿西口地下広場において、3R推進キャンペーンがあって、カトー折りブースを出展します。新聞紙でトートバック、レジ袋の代わりになるものを来場者に配布する予定です。

 12月21日(土曜) 10時から新宿中央公園において、「まちの先生見本市」に出展します。ここで自分専用のマイトイレを作ろうという企画で提案します。工作体験です。

 どうぞ、カトー折りを体験したい、新しいものを知りたいという方はぜひ、いらしてください。

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携帯トイレの使い方 シリーズ(1)

2024-10-07 11:12:06 | 暮らしに役立つ

こんにちは、久しぶりのブログ更新をします。カトー折りはべつの形で今もなお、進化していますよ。

今回は、シリーズでブログを携帯トイレの使い方について発信したいと思います。

さて、10月5日土に豊海小学校で「第21回子どもとためす環境まつり」に出展しました。「知ろう!災害時に使う携帯トイレの使い方」というタイトルで行いました。当日は36人の方がカトー折り研究所のブースに訪問してくださいました。ありがとうございました。

これが展示ブースの一部ですが、学習ツールとして紙の便器モデルや円盤式の手順ツールを用意しました。

ポイントはビニール袋を便器に被せて、使用禁止とさせるための蓋としての役目、便器の中にある封水が排泄袋に触れさせないための役割、また便器から逆流して汚水があふれるのを抑える役目もあるかと思います。一度付けたら、外さないためにガムテープでしっかりと固定します。

 

つぎに排泄袋を便座を下ろしてから、便座に排泄袋をつけます。ふちは便座の下に敷きます。ここで凝固剤を入れておきます。用を足した後に入れる場合もありますが、この段階で入れておくのおすすめです。粉をいれて、その袋も捨てます。終わったあとに汚物を触らないようにとか、こぼさないようにとか、注意するときがたくさんあるので、パニックになりますので、最初に入れておきます。

 

用をたしたら、使ったトイレットペーパーも入れます。ウォシュレットは使えないので電源を抜いておきましょう。あとは片付けです。便座から排泄袋を取り出して、片手で持って、もう片方の手で縛るという作業をします。ここがポイントです。このやり方をマスターすることをおすすめます。

この動画ごらんください。この中に登場します。

今日は、ここまでします。また、追加出しますね。

 

 

 

 

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Bナビオン・シニア大楽「カトー折り」デビューしました。

2024-06-01 21:02:01 | 活動レポート

カトー折りを15年続けております加藤です。

このカトー折りと名付けて、これはいったい何かを紹介する動画をBナビオン、シニア大楽で動画発表することができました。このブログのテーマでもありますが、カトー折りとは幾何学的に折って再現性のある折り紙ではないので、ペーパークラフトに近いのですが、でも折り紙にこの要素を加えると新しいジャンルが生まれます。

カテゴリーが新しいところで、どんな特徴があるのか、自分でも開拓し甲斐があります。そういう始まりの部分を語っているのが今回の動画です。

brainnavi-online.com/contents/category/seniordaigaku

どうぞ、ご覧ください。

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大豆戸小学校で防災の授業をカトー折りでしました。

2023-12-17 16:43:58 | 教室のご案内

新横浜駅から徒歩15分にある大豆戸小学校で11月20日、27日と2回のカトー折りで総合学習の科目で授業をしました。

その後の12月1日に学校の学習の交流イベントについて、ブログで発表します。

今回はAEDと心肺蘇生を消防団から学ぶ、また在宅避難の生活に役立つ事柄をカトー折りから学ぶという設定で、私に声がかかりました。

カトー折りの授業は、驚きの連続だったようで、とても活気づきました。その学びが折ったものから学べるのでとても正直に観察しているのがよかったです。


授業では新聞紙がエコバックになったのです。児童にはこの様子を変身したと表現しておりました。糊やハサミなどの道具を使わずに実際に水を入れて、水がもれない体験をしました。


久しぶりにこんなに楽しい気持ち、経験は久しぶりです。このブログにどう書こうか、なんども、なんども考えて、どう書き始めたらよいのか、その光景を思い出すだけで、とても興奮しています。

  その2023年12月1日の9時に私は大豆戸小学校の学習交流会イベントに行きまして、目指すのは3年生の教室です。「防災、はじめの一歩」というテーマでした。
思い出せば、担任の松永先生から電話が私にカトー折り授業の依頼があったのはその2週間前です。私は90分の授業を2回しました。1回目は3クラス合同100人でした。総合学習の科目でカトー折りを扱ってくれました。作ったのは新聞紙でエコバックでした。

ところで、余談ですが、作ったものを持ち帰ってほしいという思いで、バックにしました。そうでないと100人分のゴミが発生するからです。ゴミじゃないんだ、役立つんだという体験にあるように思いを込めてエコバックにしたのです。非常にたいへんでした。袋と柄をつけるところで時間切れとなりましたが、「先生、出来たよー」っていう声が聞こえたときは救われました。

2回目はまた詳しく学びたいという意欲のある児童14名でした。牛乳パックでお皿、スプーン、フォーク、折り紙で首飾りや誕生会などに輪っかの飾りを作りました。途中にテストでコピー用紙で箱を作ったり、全員ができるようになりました。また折り紙で2個の輪っかが出来るのですが、2個を繋げ、それをお隣の人と繋げ4個にして、さらに8個にして、飾りを作りました。

私の顔写真がありと、あらゆるところに貼られているのを発見しました。その写真がこれです。

これ、子どもたちがカトー折りのことについて防災に役立つよーってアピールしているボードでして、教わったこと、学んだこと、気づいたことを書いているんですね。



テンションがあがってしまうのは私だけでなく、担任の松永先生もそのご様子でして、私の作っている動画をアップするんだと撮影しておりました。

たいへんよい経験をさせてもらいました。

大豆戸小学校のみなさん、ありがとうございました。

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