J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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地域に溶け込む川崎フロンターレ99

2021-08-14 00:41:13 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 久しぶりの大御所の登場です。当ブログでは正式に二卿と呼んでいますが。チームでは今季19勝0敗4分と天下無双の単独首位(某黄色いチームが明日初黒星を付けて欲しいもの)、クラブでは他のどのクラブも手が届かない高付加価値(下のアーカイブのとおり)。まだまだ黄金時代は続く事でしょう。
 五輪も終わり、何かいい事例はあるかなと「フロンターレ日記」を観ていたら、やっぱりいい事例がありました。川崎さんは外れはありまでん。やっぱ、普段優れた事業を次々とされているから、いつも露出されるのでしょう。今回は川崎スポーツフェスタ。川崎市ではなく、J1川崎主催の異競技が集う立派なスポーツフェスティバルです。正式には富士通スタジアム川崎ですが、指定管理者が川崎さんなので、実質はJクラブが主催の異競技スポーツフェスタ。眩し過ぎます。全体的に情報のボリュームが大きいので抜粋しながらいきます。まずは概要を記してみます。
     
【富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021】
・共催: 富士通スタジアム川崎(川崎フロンターレ)、川崎市川崎区役所
・協力: 富士通フロンティアーズ、川崎競輪場、川崎新田ボクシングジム、神奈川県フライングディスク協会、
     カルッツかわさき、NTCビーチバレーボール競技別強化拠点、川崎市ラグビー協会、Stealers、杉山建設㈱、
     一社)日本テックボール協会、一社)スポーツ能力発見協会、㈱meleap、BEAT AC TOKYO、
     キッズ・ライフ・エンターテイメント㈱、上智大学Go Beyond
・日時: 2021年5月1日(土)14:00~18:30
・内容: 各種目のトップアスリートから「スポーツの楽しさ」や「スポーツを上達するためのコツ」などを学ぶ

・種目: ①サッカー教室(講師:川崎フロンターレ スクール・普及コーチ)
     ②野球教室(講師:パンチ佐藤)
     ③アメリカンフットボール教室(講師:アメリカンフットボール部 富士通フロンティアーズ)
     ④チアダンス教室(講師:富士通チアリーダー部 フロンティアレッツ)
     ⑤~世界一面白い~親子でかけっこ教室(講師:アスリートタレント おねだり豊)
     ⑥元箱根駅伝選手によるランニング教室(講師:元箱根駅伝選手 五ヶ谷宏司、荒井輔)
     ⑦親子でラクロス教室(講師:社会人ラクロスチーム Stealers)
     ⑧アルティメット(フライングディスク)教室(講師:神奈川県フライングディスク協会スタッフ)
 
  
     ⑨ボクシング教室(講師:川崎新田ボクシングジム 現役日本スーパーバンタム級王者 古橋岳也選手)
     ⑩ラグビー教室(講師:川崎市ラグビー協会)
     ⑪ビーチバレー教室(講師:NTCビーチバレーボール競技別強化拠点)
     ⑫バンクで学ぶ補助輪外し教室(講師:ウィーラースクール・ジャパン・菊野充生)
     ⑬小学生親子体操教室(講師:OKJエアロビックファミリー 新(カルッツかわさき))
     ⑭HADOアカデミージュニア体験教室(講師:HADOアカデミージュニアスタッフ)
     ⑮スポーツ能力測定会
     ⑯テックボール教室(講師:早稲昭範
     ⑰パラスポーツ体験(ボッチャ、パラスポーツVR、シッティングドッヂボール、パラスポーツかるた)
      (講師:上智大学 ソフィア オリンピック・パラリンピック 学生プロジェクト Go Beyond)
     ⑱カワサキキッズパーク
・参加費:無料
引用:富士通スタジアム川崎公式HP
   
 2015年にJ1川崎が「富士通スタジアム川崎」を含む「富士見公園南側」の指定管理者になってから規模やコンテンツを少しずつ変えながら毎年開催されている大人気の参加型のイベント。立ち上げた初期は教室数も4,5種目程度だったが、今回は17種目もの教室が揃った。会場も「富士通スタジアム川崎」のフィールドだけでなく、「かわQホール」、そして、隣の「川崎競輪場」まで拡大。今回特筆すべき出来事として「初めて川崎区と共催」がある。 

 「フライングディスク体験会」は毎年定員があっと言う間に埋まる大盛況のイベントで、近い将来オリンピック入りも有望視されている競技。今回は富士通スタジアム川崎の上質な人口芝の上で実施されたが、市臨海部の川崎マリエンにはビーチバレーボールコートがあり日本国内のビーチバレー関係者の拠点で、川崎区に馴染みの深い競技だとか。
   
 野球教室のパンチ佐藤氏は川崎市市民文化大使で、現役時代も含めて富士通スタジアム川崎の常連。少年野球、高校野球、プロ野球の3世代で旧川崎球場でホームランを打っている唯一の存在。
   
 ラクロスは2028年のオリンピック競技となることが有力視されている競技で、北米には複数のプロリーグが存在。富士通スタジアム川崎の平日も含む競技別の最大利用者がいる競技。テックボールは最近、「サッカー×卓球を合わせた新感覚スポーツ」として川崎市とJ1川崎が突如として“激推し”している競技。「HADO」は頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して楽しむARスポーツ。
   
 パラスポーツに関しては、富士通スタジアム川崎でこれまで多くの大会を招致・開催したり、パラ系イベントを開催することで「かわさきパラムーブメント」の一翼を担ってきたという自負があるとか。また、リニューアルされた川崎競輪場で普段はプロの競輪選手達が走っているバンクで「補助輪外し」の世代を対象に「楽しく・安全に・ためになる」教室を開催することはとても意義のあることといえるとあります。
引用:J1川崎「フロンターレ日記」

 他県では昔からこういう異競技のスポーツフェスティバルを、行政主導で地元のトップスポーツクラブに呼び掛けて実施している事例が多いです。当ブログで地元岡山でも、まずは県主導でやったらと長年書いてきました。それで県スポーツ協会でやっと実現したのが2016年(前編後編)。ちょっと遅い印象。でも、レベルが高く、内容も良かったです。これに近い内容のものを、川崎さんは1クラブでやっているという話。クラブ力というか共創力というか、そりゃJ1でも無双な存在になるわと実感。
 J2岡山では今季から岡山市内のスポーツ施設の指定管理者に就いて、それはそれでいい事だとは思いますが、正直何年できるのかなぁという印象。指定管理者を何年かやってみた。人の手配、施設の運営で苦労した結果、本業に集中したいので降りさせてもらいます、勉強になりましたと、いつか表明しなければいいがと思っています。
 今の印象は指定管理業務で手一杯で、それ以上のものは見えてこない。もちろん簡単ではないでしょうが。理想は川崎さんのように施設の運営からもう一歩進んで、教室やイベントなど普及活動を行う事。そういう目で見ると、まだまだ岡山という地は遅れているなぁと思います。もちろん、すぐにできる事ではありませんが、今までの流れを思い流すとなおさら思います。
富士通スタジアム川崎公式ブログ開催レポ前編:https://ameblo.jp/kawasaki-fujimi/entry-12672240331.html
   〃                      後編:https://ameblo.jp/kawasaki-fujimi/entry-12672649212.html
J1川崎関連:10610510410310210110099989796959493929190898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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