留守録TV観戦レポです。
パリ五輪で調子がもう一つ結果を出せなかった球技競技ですが、当ブログでのトリを飾るのは女子バスケです。良かった2戦とも留守録消していなかった。じっくり観れました。何と連続2試合観ました。だいぶ遅くなりましたが、リスペクトさせていただきます。第1戦のアメリカ戦で得点源である山本選手が脳震盪で負傷し、第2戦からが心配されましたが、そのとおりになりました。
【ドイツ戦】
1日(木)の予選リーグ第2戦。この日はテレ朝さんという事で、広瀬さん登場。相手はドイツで世界ランクは日本(9位)よりも下の19位。でもダメだったんですよねぇ。ドイツは五輪初出場なのに、欧州王者のベルギーに勝っているという事で急激に強くなったチームなのか。平均身長は190cm以上が6人います。山本選手がアメリカ戦で脳震盪になり、欠場になっています。山本選手の穴は大きかった。スターティング5は宮崎、町田、林、赤穂、髙田の5選手。会場ではドイツよりも日本のブースターが多いと実況。
第1クオーター。やはりドイツの高さが目につきます。ドイツにはWNBAで長く活躍している選手がいるようです。日本にはいないのに。日本はユニが白でジャージが赤、ドイツはその逆で観ていてややこしい。ドイツは3Pをどんどん狙って来るチームではないようです。確かに3Pが入っていない。ドイツ、何かパスミスあるし、勝てた相手でしょ。そんな相手なのに、早くもリードを奪われました。ドイツはマンツーで付く相手をチェンジしています。
そういえば日本は3Pが少ないし、全然決まっていません。日本はミスが増えて、チームファウルが多い。ドイツは0なのに日本は早くも5。いつの間にか点差も開いてきました。何かがおかしいと思ってしまう。3P成功率は40%(2/5)。16-21
第2クオーター。日本やっと追いつきました。プレスディフェンスから攻撃が続きました。リバウンドもよく取っています。でも徐々に突き放される。日本の3Pの確率が徐々に上がってきて、追いついたり離れたりという展開が続く。
日本は少しオフェンスが止まってしまう。向こうのサバリ選手が脅威です。どんどん得点しています。やはり高さにもやられていますね。短い時間での交代もありますが、日本も連携ミスが出てしまう。どの競技もそうですが、ミスが出るチームは勝てません。終盤に点差を広げられてしまいました。35-42
第3クオーター。日本また追いつきました。サバリ選手1人にやられているようにも見えます。高さからかリバウンドをドイツに取られます。うーむ、3Pも2Pも入りません。今回の低迷はやはり決定力ですね。3Pが上手いチームだったのが、普通のチームになってしまった。惜しい形は作れているが、点が入らなければ勝てない。ドイツはファウルが3つという選手が増えてきました。ドイツははつらつとしている分、3年前の日本のようにも見えるかな。日本ブースターが掲げる「パリへ行こう」のボードが見える。49-59
第4クオーター。またチームファウルが増えてきました。なかなか点差が縮まりません。相手の3秒ルール。ペイントエリアに3秒以上留まってはいけないとか。相手のブースターか関係者か、1人大声でディフェンスコールをしているのがよく聞こえます。いいコールです。日本はスピードが売りなのだが、この試合の日本はそれほど速くない。恩塚HCではコート上の選手に自分で判断させる指導法と実況で言っていましたが、それはジーコジャパンと同じであり、だからもう一つ弱いのかと自分で納得。ジュニアじゃあるまいし、選手に必要以上に考えさせる指導者で、成功したのを余り観た事がありません。ここまで3Pの成功率は28%と低い。追い上げましたが、ここでブザー。サバリ選手に負けた試合でした。64-75
【ベルギー戦】
4日(日)の予選第3戦。日本勝利が絶対条件でした。世界ランク9位の日本は同6位のベルギーと対戦。ベルギーは東京大会でも準々決勝で逆転3Pで日本に敗れて、準決勝に出れなかったため、強い気持ちで来ているはず。グループCで現在4位の日本のスターティング5は町田、宮崎、林、赤穂、髙田の5選手。アメリカ戦で脳震盪になった山本選手はドイツ戦に続いて欠場。近い事もあり、ベルギーブースターが結構来ている様子。日本はファウルが出場チーム最多とか。
第1クオーター。ベルギーは平均身長が日本より高いですね。しかし、3年前のホーバスジャパンとつい比べてしまう。何が違うのか。お互いターンオーバーが多いですが、ベルギーの方が3Pなど多く決めています。最初からリードを与えています。日本は何となく元気がないように見えます。でも宮崎選手は速いですね。日本はいい形でスティールして攻め上がるが、ブロックされます。なかなか3Pが入りません。3Pがガンガン入っていた日本が嘘みたいです。観客の大歓声が気になっているのかもしれません。フリースローも入りません。7-19
第2クオーター。3P成功率0%(0/7)と絶不調です。どうしちゃったんだ。日本の予選リーグ突破条件はこの試合に勝ち、他組の3位の中で得失点で上位2チームに入る事ですが、しんどいスコアです。3Pを打ち続けていますが入らない。赤穂選手がやっと決めました。やはり山本選手の欠場が痛手か。日本は少し足が止まってきていると解説。というか早くないですか。山本選手はベンチにいますが、ジャージ姿。やっと3Pが入るようになってきました。
会場に流れるファンファーレ(その後に何かのコール)は何でしょうか。男子ホーバスHCも会場に来ているようです。どういう気持ちで観ているのか。やはりベルギーは3Pを決めてきますね。23-39
第3クオーター。第2クオーターはプレッシャーディフェンスが効いていたと実況。町田選手が消極的に観えます。東京大会の時はもっとシュート打っていたような。ベルギーのミースマン選手が脅威です。日本がやりたかった走り勝つバスケをやってます。すでに20点差。解説でもっとオフェンスリバウンド(シュートされたボールがゴールしなかった場合に攻撃側の選手がボールを獲得するプレー)をやりたいと。
日本は何となくコマ不足のようにも見えます。日本の女子バスケ選手も今後はもっと海外に出て行かなければいけないのかもしれません。WNBAでなくとも、欧州リーグでもいいじゃないですか。相手は高さがあるため、平面的な部分で勝たなければいけない。ベルギーはフックショット(タフショット)もきちんと決めてきます。39-61
第4クオーター。7点しか取れなかった第1クオーターが悔やまれますね。日本のプレスが強くなった気がします。24点差。救いは100点ゲームにはならないところか。少しでも点差を縮めたい日本。もうあきらめモードなのか。日本はもう一つ元気が無い印象。思うに、世代交代で髙田選手や町田選手もかな、今のメンバーの多くが代表の出納めになるのかと。おっとそう書いていたら、大ベテランの吉田選手が登場。でもベテランに頼ってばかりでは強くなりません。
最後までベルギーの3Pの決定力が高いです。日本はどうしたのか。お家芸ではなかったのか。町田選手さすがに上手い。フリースローを余裕で2本決める。宮崎選手は最後までよく動きます。でもここでブザー。27点差の大敗になりました。58-85
ベルギーはこの結果で決勝トーナメントへ行けるとか。頑張ってください。バスケ女子代表のパリ五輪も終わりました。銀メダルから予選リーグ敗退と、大きく後退しました。東京五輪のいい記憶を引きずっていたのかもしれません。また記事で検証したいと思います。なでしこジャパンのように停滞していくのではなく、すぐに蘇生して欲しいですね。男子はわかりませんが、女子はHCも含めて大幅に刷新しなければいけませんね。女子バレーのように、もう一度ホーバスさんに鍛え直してもらってもいいかもしれません。
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