色々な関係で、フィンランド大使館内フィンランドセンターでの編み物クラブに参加することになりました。
その大使館は有栖川宮記念公園の近くでした。
有栖川宮記念公園と言えば、以前読んだ「ラプラスの魔女」東野圭吾著、に出てきた公園で、事件を追っている主人公がこの公園に夜の11時に呼び出されるシーンがありました…。他の部分はあまり覚えていません。夜の11時に公園って怖いだろ…と思いましたが、もし熱烈なファンなら見に行くかも…。
行き道にちょっとのぞきましたが、広い公園で、遅刻しそうなのですぐに出てしまいました。
さて、下がその編み物の編みかけですが、よく考えたら6月22日が夏至で、フィンランドでは盛大にミッドサマーフェスティバルが催されるそうで、編み物は簡単なのをちょっとやっただけで、メインは、かの地の人たちの夏至祭りの伝統や過ごし方のレクチャー。歌や踊りも少し…。
普段はシナモンロールとコーヒーのおやつが出るそうですが、今回は夏至祭りの特別なので、サーモーンのオープンサンドとイチゴ入りスパークリングワイン。これも伝統だそうです。
使った毛糸はノビタというあちらのブランドです。ノビタ…って日本語だと二重に面白い…ドラえもんののび太と毛糸(セーター)の「伸びた…」を連想します。伸びては困るけど。
あちらでは夏至には湖水地方の別荘で過ごして焚火やサウナや家族のパーティーや…。説明している講師も楽しそうでした。
湖水を泳ぐ白鳥の親子の写真もありました。こちらのカルガモみたいですが、白鳥って冬の寒さを避けて日本に渡ってくるけれど、来るところが東北とか北海道とか寒いところだから、どんだけ寒いところから来るんだ…と思っていましたが、こういうところから来るんですね。
夏至の頃の夜はほとんど暗くならずに過ごす国で、夏至の迎え方は日本とはだいぶ違うんだと実感しました。こちらは梅雨ですし。あまり夏至で騒がないですね。
帰り道の坂道。南部坂。右が有栖川宮記念公園、左側は後で気づきましたがドイツの大使館。歴史的にも由緒ある場所の様でした。