(二ケ領用水の桜並木)
昨日は二ケ領用水の周りを歩いてきました。
二ケ領用水は、多摩川の水を登戸辺りから川崎側に引いた用水で、今から400年ほど前、徳川家康の時代に、小泉次太夫指揮のもと作られた農業用水です。
多摩川を挟んで、世田谷側は通称「次太夫堀」の六郷用水があり、川崎市側は二ケ領用水。どちらも小泉次太夫が指揮して同時期に、交互に開削されたそうです。次太夫堀と兄弟だったのですね…。
この用水、南武線と交わるところがあります。
「頭上注意」としつこく書いてありますが、この下をくぐるとき少しかがまないと通れません。ちょっと不便ですが、川を下げるわけにもいかないし、南武線を上げるわけにもいかないのでしょう。人間がかがめばいい話で…かがんでくぐっているときに上を電車が通るとすごい音で、臨場感あり。
桜の時期に来れば、ちょっと粘って桜と南武線と用水の鉄道写真が撮れそう(^^)。
今年は桜が遅いようですが、二ケ領用水の両側の遊歩道には提灯も飾られ、ちょい寒いけど、平日昼間だけど、お花見のグループもちらほら。
下の写真は去年の同じ日の二ケ領用水の様子です。