お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

マイダン風マトリョーシカ

2016-08-31 13:27:31 | マトリョーシカ

↓ これは家にある、本物のマイダン(地方)のマトリョーシカ。(何かマトリョーシカを購入した時おまけでもらったもので、たぶん二番目が欠けている。)

下の写真はマイダンの古いマトリョーシカ。去年4月の、道上克さんの「バラのマトリョーシカ展」での写真。(前面のお花の勢いが豪華で素敵…)

 

2~3日前にマイダン風を描いてみたのですが、

  なんだか変なのでボツ。

しかし、白木のマトはこの三個セットでも1000円以上はするし、何よりどうやらこれはロシアの工房で働くおばちゃんたちの手作り、と聞いて(以前から手作りなのはわかっていましたが…)、それがロシアからはるばるやってきて、本当は1200円でも安いくらいで、だからあだやおろそかにできなくて、せっせと紙やすりで、描いた絵を削りました。

ウッドバーニングにしてしまうと焼けた溝がついてしまって、再生はかなり困難ですが、幸いなことにこれは下地剤を塗って描いただけなので、ちょっと汚くなりましたが何とか再生して、これに描きなおしたわけです。(^^;)

実は上のデザインは、↓このロシアの塗り絵からいただきました。

これも白木マトをたくさん購入した時に、一緒におまけで入っていたもの(ペラペラの冊子で、あちらの子供用だと思います。送ってくれたのは、新潟のロシアの用品を扱うお店でしたが、その後ネットでいくら探してもそのお店が見つかりません…。(--;)。

このデザイン、渋い!と思います。

大文字Mで始まる最初の単語はマトリョーシカ、あとの単語はマイダンと読めるので、現代のマイダンでしょうか…。その前の単語はまるで分らないです。

しばらくはこういう絵や写真を見ながら、ロシアの伝統柄をまねして描いてみようかと思っています。

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トヴェーリのマトリョーシカ

2016-08-29 14:19:25 | マトリョーシカ

家にあったトヴェーリ地方のマトリョーシカを写してみました。

こちら本物

こちら写し↓。いつもより目を大きく、目ヂカラ強くしたつもりですが。

かないませんわね。「ええ、年季が違いますから!」

  (すでにニスがひび割れてますが、10年以上前に購入した時からこの状態。確かうちで上からニスを塗りなおしました。)
これをずっと見ながら描いていたのですが、焼きごての筋とマットな絵の具の色を見ているうちに、昔々、関西からうち(東京)に遊びに来た祖母が「箱根の」お土産にくれた小さな木の箱を思い出しました。丁度こんな焼きごての筋が入っていてこんな色合いで、こけしかなんかが描いてあったなあ…。
 
ところで、このマトリョーシカがトヴェーリ地方だと判断したのはこの写真。

 右端の子に服装や模様がそっくり。この本↓の中の写真で、ロシア語だから読めないけれど、最後の図録に、トヴェーリ村と書いてあるのだけは何とか読み取れました。

今度はメイデン地方のマトリョーシカを描いてみるつもりです。

  

こういうのです。これはトヴェーリより難しそう。

 

 

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ロシアのジャム

2016-08-25 20:20:52 | マトリョーシカ

先日のセミョーノフの絵付け教室は、最近川崎市生田に開店した「VOLGA」というロシア雑貨店主催のイベントでした。(お店のHPは http://volga-co.com/ です)

そこで興味津々、小田急線で出かけたついでにそのお店に寄ってみました。最寄り駅は生田駅ですが、お店は世田谷通りに面しています。

通りに面したウインドウにはきれいなマトリョーシカがずらっと並んでおりますが、陽に灼けるのではないかとちょっと心配。

中で気になったのが、↓この、イクラをバクバク食べているらしいペンギンのマトリョーシカです…。

↓、お店の中にもさらに高価そうなマトリョーシカ…。このお店は元はお蕎麦屋さんだったので、そのお蕎麦のサンプルが並んでいたウインドウです。

10年以上前によくここを車で通っていて、その時はれっきとしたお蕎麦屋さんでしたが、すでにこのウインドウには食品じゃなくマトリョーシカが飾ってあって、「!?」と驚いたものです(車なので一瞬!)。ヴォルガの店主さんの親戚のお蕎麦屋だったそうで、その方が蕎麦屋をやめる時に一部改装して開店したそうです。

沢山マトリョーシカがありましたが、買ったのは白木のマトリョーシカ数点と、一番上の写真のジャム。かわいい!とくぎ付け。

しかし、このジャム、マトリョーシカが瓶に印刷してあるわけではなく、周りのフィルムに印刷してあるので…開けたらだめになるじゃないか!

どうやら開ける時に、そーっとカッターで口の周りをカットして、ゆっくり開けるしかなさそう。そして中身を別の瓶に移す必要が…。

それにしても青と赤(同じ大きさです)、ブルーベリーとイチゴかと思ったら、ブラックカラントとラズベリーでした(さすがロシア…)。さて、いつ食べるか。

買ったものを入れてくれた袋が、 

このホフロマ柄の袋(今回特別!)。これだけは読めます。ルースキー・スベニール(ロシアのおみやげ)。この袋が一番うれしかったりして。(^^)。

 

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白木のマトリョーシカ(卵型)

2016-08-23 14:19:43 | マトリョーシカ

先日のマトリョーシカ絵付け教室のあった日本ユーラシア協会で買った白木のマトリョーシカ、卵型です。

絵付け教室は思いのほか早く終わってしまって、そこで先生とお茶を飲みながらお話をする機会がありました。

先生(若いマトリョーシカ職人のデニス・コロトコフさん)は、絵付けの技術も磨いているけれど、将来は削りも自分で行いたいと、削り師(ろくろ)の修行もされているそうです。

それでうかがっていたら、やはり、マトリョーシカの上の部分は少し湿り気の残った材を削って作るそうで、それでいくつか上の部分を作ってから、完全に乾燥した材で下の部分を削り、上ときちっと合わせて仕上げるそうです。すると上が乾いていくのでしっかり締まるという具合です。

これは別のところで購入したものですが、↓この鉛筆マークは、作った時に、ここで合わせると合わせ目がぐるっと滑らかになるから、ここで合わせてねというマーク。作った人がつけるそうです。

また、ろくろで回転させながら最終的に上下合わせるので、摩擦で合わせ目が焦げるそうです↓。

あー、やっぱり一つ一つ全部手作りなんですねー。

卵型のは、普通のより難しいので、まだ、開かない最後のだけ作れるそうです。

それにしても、普通の白木マト5ピース(大きいのが11センチ)は日本では大体1200円で売っているけど、これ1200円で作れって言われても作れませんよねー、と通訳のお姉さんに話したら、それも訳してくれて、そう、あまり儲けの多くない仕事です…というお返事。

デニスさんの属している工房では削り師(ろくろひき)は大体女性で、しかも50代以降の人が多く、だから、自分がその技術を習得しようとしているそうです。

描くのも大変ですが、削るのはもっと難しいように思います。

ユーラシア協会で売っていたロシアのチョコレート。花の図柄もロシアの伝統的な柄です。

お茶の時間に出たチョコレート↓。バレエがモチーフ…激甘でした(^^;)。

 

 

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セミョーノフのマトリョーシカ

2016-08-21 10:30:35 | マトリョーシカ

 

マトリョーシカ絵付けちょっと休んでいましたが、マトリョーシカの本家本元の絵付けを教わりたいものだと思っていました。

  東京でも、マトリョーシカの体験・絵付け教室はたまにあるのですが、大体、デザインはご自由にという感じで、自分も半年ほどの体験教室を経て、あとはロシアのマトリョーシカの本を買って自己流で自由にやってました。なんでも自由に描けるのが白木のマトリョーシカの魅力ですが…。

 そんな時たまたま、世田谷区経堂にある日本ユーラシア協会で、ロシアのセミョーノフマトリョーシカの絵付け教室があることを見つけ、喜んで申し込んで行ってきました。日本でマトリョーシカと言えばまずこれ、ですね。

講師はロシア人の若い職人さんで、ロシア語! 通訳の女性(たぶんこの方が仕事の関係でお招きしたのだと思います)がいて、教室開始。

道具はロシアのペン、筆、インク、塗料。筆は使う色によって分けてあります。

まず顔は、コンパスで丸く描きます。昔小学校で使ったみたいな、鉛筆をはめる式のコンパスに万年筆をはめて、黒インクをしみこませてぐるっと描きます。

これだけは、失敗が許されないので、先生がやってしまいます。

こんな小さいのもぐるっとコンパスで。

  顔の見本。下が一番目の子の顔、上が二番目以降の顔。きちんと決まっていて、一番目の子だけ、口は赤いインクで描きます。間違えないように、と念を押されました。

  全く下書きをせず、フリーハンドで、顔を描き、髪の毛を描き、プラトークを描きます。

(あ、生徒はもちろん鉛筆で下書きをして、一つ一つやる間、待っていてくれます)

 プラトークの裾をぐるっと、マトリョーシカを回しながら描いている所。これが一番難しいそうです。最後がバランスよく襟元にちゃんと行き着かないといけないから。

 袖まで描けたところ。

 エプロンのお花。全部さっと描いていきます。

 葉っぱ

 

女の子が右手で花束を持っているように、模様が描けたら、最後にアニリンという透明な色素でプラトーク(黄色)とボディー(赤色)を塗ります。これがむらになるので難しい。

アニリンが乾くのを待つ間に、頭にスタンプする渦巻きを作ります。

薄いジャージのような生地を几帳面に巻いていきます。つけた墨が固まるので、毎回ほどいて洗って、その都度巻くようです。

 渦巻き出来

 渦巻きを押して出来上がりです。アニリンの赤い色素はとてもむらになりやすく、それをちょっとぼかすためにも渦巻きを押すんだとか。

出来上がりは一番上の写真。真ん中から左4つは先生の描いたマトリョーシカです。

これ↓ が、昨日の絵付け教室。

 

18日に気付いた時点で、27日は満席、昨日20日は空いていました。

先生は下の方の写真のデニス・コロトコフ氏。静かな方で、でも時々ハラショー(いいですね)と小さい声で言ってくれていて、それだけは分かりました。(^^;)

それにしても、線は全部万年筆で描く、というのが驚きでした。絵具がしみこまないように下地材を何度も塗るそうです。それで線描きが間違った場合は乾いてからカッターでがりがりやると、下地にしみこんでいないのできれいに取れるということで、私が間違ったところもがりがりやって取ってくれました。自分(先生)の下地材の塗り方がよかったそうです(^^)。

マトリョーシカ工場なので、いかに素早くきれいに仕上げるかというのがまず大事なようで、手順や筆遣いも決まっていて、筆はさっと二度塗りなしで仕上げ。これは、お習字のうまい方にはいいかもしれないです。

ニスは、工場では専門の人が、手で何日もかけて何回も塗り、それであのむらのないぴかぴかの仕上がりになるそうです。今回はスプレーニスを一回です。

残念なことに、この教室はいつでもあるわけではなく、やはり単発の体験教室でした。

 

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気が弱いだけ

2016-08-14 11:22:10 | ネコ

 恒例の朝のベランダ見回り中

小さい声で彼が鳴いて、足元にアゲハ蝶っぽい色合いのものが転がっていて…、あー、やられたか、と思ったら、どうやらそうでもなくて、羽化した直後の蝶のようで、もがいていた。そこで、落ちていた枯葉につかまらせてミカンの枝へ。

この翅が伸びきるのにどうやらずいぶん時間がかかるらしく、午前中いっぱいこの状態で止まっていて、

 昼過ぎに隣の鉢に移って、飛んで行ってしまいました。今度こそうちに来ないでください。

前回も(「ミカンの木」)うっかりしてて、みかんに青虫がついてしまって見逃しましたが、今回も二匹大きなのを見つけて、どうしようもなく見逃していたら、いつの間にかいなくなり、どこかでサナギになっていたもよう。

別に虫の成長を温かく見守っていたわけではなく、単に大きすぎて手が出せなかっただけ、2~3ミリの幼虫ならば、黒酢の殺虫剤をまいて割りばしでつんつんして捨てるんですけど…。

ネットで偶然「よき人を自負する者は、単に気弱なだけである…(マリー・フォン・エーブナー・エッシェンバッハ)」というのを見つけ、全くその通りだなと、青虫に恩を着せていた自分を思い出しました。

彼も、気弱なだけ、というか臆病なだけ。もがいている蝶によう手出しできないのです。

  家の中よし!

 排水口よし!

  見回り終了!

お疲れ

 

 

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花結びのかご

2016-08-10 20:23:30 | クラフトいろいろ

花結びのかごを、エコクラフトテープで仕上げました。私事(わたくしごと)でちまちまと忙しい中、こんなことに時間を食っていました…。(私事って、すでに仕事もやめて家にいるのだからやっていることの全部が私事ですが…)

花結びのかごを見るたびに、どうやって編むのだろうと思っていましたが、この編み方が出ている本を見つけたので、トライしました。

 ピンク色のところに「はじめてでもスイスイ編める!」と書いてありますが、まるでパズルかクイズのようで訳が分からなくてずいぶんてこずりましたよ!。ぞれにしても「大人かわいい」って…。ほかに言い様はないのかな。

 このマルシェバッグを作ったつもり。

下は、某百貨店が開いた全国職人展のチラシです。43万円ですと!ぶどうつる細工のかごはもともと高くて手が出ませんが、花結びはさらに高い!

 (編み始めてからこのチラシを見つけて、その後放り出してまた編みはじめ…、出来上がるのにひと月くらいかかりました。)

本を見ながら、底が編めたところ↓

↓側面を編む用のひもがざらざらと84本伸びています。カツオノエボシのような感じ。

編み方。↓上の段の左に出ている紐と、下の段隣の上に出ている紐とその隣の右に出ている紐3本を使います。(だから三本結びとも呼ぶ)

それぞれをループにして、他を挟んで

自分じゃないループに順番に先端を通して

ゆっくり引き締めていくと

出来上がり

この、ざわざわ出ている紐は編むたびに動くので

猫の格好のおもちゃ。

特にチラチラ動く横紐は興味深い

え?

いちいち結んで進むのでずいぶんと時間がかかりましたが、編んだところが浮き上がらないので、長期間放り出しても形が変わらない。他の編み方「かごを編む2」 の麻の葉編みや追いかけ編み、「あじろ編み」は編んだところが緩んで上に浮き上がり、それを抑えて編むのに苦労しました。特に網代編みは大変。洗濯ばさみで挟みつつ編むようにと本には書いてありますが挟んだところから全部浮き上がります。

ラタンは水で濡らして編むので、乾くときに締まるのか、同じ編み方でも浮いては来ないです。この紙テープは弾力があるので、浮き上がります。少し水をスプレーしてもあまり効果なしでした。

花結びの編み上りは、エコクラフトテープの特徴なのか弾力があって皮のような手触りです。

(^^)V

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湯呑

2016-08-06 11:22:50 | その他

朝お茶を飲むお湯呑は、どういうわけかほかの食器に比べてふちが欠けたりひびが入ったりしやすい。気に入っているのに…。

以前沖縄でお土産に買った赤絵の湯呑もひびが入っている。

買ったときに喜んで描いた絵の右側の湯呑はいつの間にか割れてなくなっている…。

 これ。

朝、お茶を飲む湯飲みは、軽いこと、手になじみやすいこと、中が白いこと、模様がうるさくないこと、高価でないこと…というくらいの好みなのですが、次のがなかなか見つからなくて、そばちょこで代用してましたがいまいち。

やっと、駅から遠い駅前商店街の、ほこりをかぶったような(失礼)お茶屋さんの店頭で、適当なものを見つけました。

右の桜の花びら柄が最適なのですが、これは春しか使えない。

左の二つが普段用です。お茶屋さんのおじさんが言うにはこれは夫婦茶碗で、〇〇という人の作品だとか。半端なものなので安いのだとか。

湯呑で一つ気に入らないのがこの夫婦茶碗…。ご飯茶碗の夫婦はまあ、女性が小さいサイズなのはいいとして、湯呑のお茶の量まで女性のほうが少ないというのはいかがなものか…。陶器売り場でも夫婦茶碗(湯呑)でサイズ違いでそろっているのはいつもスルーしますが、これはつい買ってしまった。

 

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猫のお家

2016-08-01 21:07:59 | ネコ

 子供が、猫のうち(段ボールハウス)を買って組み立てていた。

 こんな感じ。

 外壁には「ラ・メゾン・ド・シャ」…そういうフランス語が本当にあるかどうかは知りませんが、猫のおうち。

そんなの作れるんじゃない?と、うちでも段ボールの空き箱で作ってみました。

 二つも。

しかしうちの猫はあまり入りません…。せっかく花柄のマスキングテープを使ったのに。

 「うーん、いまいち!」

本物の猫ハウスの床は爪とぎ完備なのです。

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