指先(爪)を傷めて編み物縫い物しばらくできなくて、退屈な時間をどうするか?
テレビを見ていたら「竹翠琴書」という言葉が出てきて、「竹の緑と琴と書は君子が楽しむべきもの」という解説。ふーん。
書道は私の最も苦手とするものです。
そして思い出すのは小学校の習字の時間(確か6年生)。
担任がお休みで、教頭が代わりにやってきました。そして開口一番
「心のきれいな人は、字もきれいだ!」
この一方的で何の根拠もない決めつけに、小学生の私はずいぶんとショックを受けて腹が立ちました。(だから半世紀以上経った今でもしつこく覚えているぐらい(笑))
私は習字がうまくなかった…。
素直な子なら、よし、頑張って上手に書こうと思ったのかもしれませんが、私はその理不尽さにむっとして、適当に書いて出したはず。
私の字が下手なのはわかっていたけれど、心の中がきれいかどうかなんて、このおっさん(教頭)に言われたくないというか…(笑)。まあ、「いい子」じゃなかったのは確かですが(^^;)。
以来習字はさらに嫌いになって課題は適当に書いて過ごし、
高校に入って、美術・音楽・書道・工芸の芸術選択では音楽を選んで書道とはおさらばでした。
そして今になって、字くらい書こうか…。硯とか墨とか面倒なので筆ペンで。
そしてお手本を探して図書館や本屋さんに行ってみると、お手本とはいえ、好きじゃない字(書風というのか)があるというのに気が付いて、色々探して、図書館でお手本にしたい字を見つけました。(上の写真の本)
購入しようとネットで探したら、既に古本でしか売っていない本でしたが手に入れることができました(^^)。
さあ、これでよし。どうも本を買うとそれだけでやった気になります(笑)