お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

ロシア蚤の市

2017-08-09 16:58:22 | マトリョーシカ

 

銀座にある「木の香」というマトリョーシカのお店で「ロシア蚤の市」が開催されるというので、初日に張り切って行ってきました。銀座なんて何年振りだろう…。ちょっと歩いたら、色々な言語が飛び交って聞こえました。やっぱり日本に来たら銀座なのかな?それにしても暑い…。海外からのお客さん参ってるだろうな。

Nomi01

市の品はチェブラーシカ関連が多かったかな?あと勿論古いマトリョーシカとか。

ロシアの古い絵本もあって、その中から上の「マトリョーシカ」と読める本を見つけました(本というか冊子)。辞書を必死で引いたところ、下のKで始まる単語はクークラ(人形)Cで始まる単語は語尾が変化しているけれど多分シクリエート(秘密、秘伝)。マトリョーシカ人形の秘密かな?

開いてみると、↓店頭に並ぶかわいいマトリョーシカ

次のページは箱根の入れ子細工の七福神の絵。↓「どうだい、こういうの作れないかね?」みたいなことを、ロシアに持ち帰った人が言っているようです。

そして出来上がったのがこれ。↓どうだね?みたいな表情。描いてあるのはロシアの博物館にある一番古いマトリョーシカです。

そして1900年パリの万博で大評判↓ まあかわいい! 一躍ロシアの名物に!

せっせとろくろを回してマトリョーシカを彫っているおじいさん↓。

おばあさんは孫に囲まれながら絵付けをしています。↓

と、こんな感じなんで、読めないけど楽しい絵本です。

他に、冊子「マトからみたきのこたち」。日本語。きのこを持っているマトリョーシカも多いので、そのきのこの解説その他。面白いのは後ろの方にきのこをモチーフにした日本のこけし、観光土産の人形も載っているところ。この冊子はまだ沢山ありました。(上のロシアの絵本は一冊きりですよ…)

木の香のお店の外観。「ginza hakko 木の香」、hakkoというウッドバーニングペンを売っている会社の運営のようです。

地下一階のギャラリーが蚤の市会場。一階の店舗にはそれこそたくさんの垂涎のマトリョーシカが販売されています…。素敵な新作が次々出るんですね…。まあ作家さんも次々描きますからねえ。それにしても十数年前と比べて、かなり高くなってます…(^^;)

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白木マトリョーシカの再生

2017-08-05 14:17:52 | マトリョーシカ

白木のマトリョーシカに絵付けをして、ちょっと描き損じた位なら紙やすりで削って何とかなりますが、アクリル絵の具をたっぷり塗って乾かして、その上にニスを3回くらい塗ったマトリョーシカはどうにもなりません。そこまでしたけれど気に入らなくて置いてあるのが段ボール箱一杯あり、これをどうにかしなければ…と思っていました。白木のマトリョーシカ自体立派な工芸品なので失敗作でもなんだか捨てられないのです…。

このニスと絵具をはがすのは大変で、まずピーラーでやってみました↓。思いつきはいいけれど、ざっくり切れたり滑ったりでうまくない(ニトリのピーラーはものすごくざっくり切れた。ピーラーとしては優れもの。リボンサラダとかにいいかも。これは貝印のピーラーで削り心地は丁度よい)。

それで、やはりノミか彫刻刀で削ろうと思って、とりあえずマトリョーシカを押さえるもの↓を名前も知らずにホームセンターへ行き購入。これをバイスと呼ぶらしい。

これに挟んで彫刻刀で削り始めたけれど、何しろ丸いのでしっかり固定できない…そういえば、中学か高校の数学で、「円と直線は点で接する」というのがあったなと思い出し、横断面が円形で縦も曲線だから、バイスで挟んでいるのは点…。まあゴムパッキンがついているけど、しっかりと挟まってはいない…。

緩衝材を入れてぎゅっとやると、少し潰れる感じ…。

しかしやはり彫刻刀でもちょっと時間がかかるし、ざっくり切り込んでしまうこともあり、他に何かないの?…という事でまたホームセンターへ。ノミとか鉋のあたりでウロウロしていたら、こんないいもの見つけました。↓木工用ヤスリ。半丸もあって、マトリョーシカの凹面もやすれる。

とりあえずバイスで挟んでゴシゴシ…。

円と直線が点で接するなら、球と平面(マトリョーシカとやすり)も点で接するじゃないか…という事に気づいたが、まあやすりを動かしながら、マトをゆっくり回転させながら、削りました。

ヤスリは鬼目って書いてあるくらいで絵具は取れたけど、表面がひどく傷がつきました。↓これを紙やすりで滑らかにしていかなくてはならないけれど、あまり根を詰めるとまた指が痛くなるので(--;)ちょっとずつにします。これだけ削ってもバーニングで焼いた後が残ってます…。

これでは表面が余りにガサガサで、白木マトリョーシカ本来の印象が悪くなると困るので、つるつるの白木を生かしたマトを載せておきます。

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