両手の親指の付け根が痛くて、物をつまむのにも少々支障が出て…、「思い当たる節」は…?… と考えていたら、どうやら何日も前に出来上がったこの紐のせいです。
これは、ちょっと教わった、マクラメの四つ畳みという結び方でつくった紐。↑糸は太さ1㎜のポリエステル蝋引き糸を使っています。
四つ畳みとは、このように4本の糸を組んで、
ぎゅーっと四本が畳みこみになるように引き締めます。(ちょっと写真を撮るために実演しただけでさらに痛くなったので、原因はこれだとはっきりしました)。あー、写真を見ただけで手が痛くなる…。
ひと結びするのに10秒以上かかるし、そう長くやるものではないけれど、それなりにしっかりしたものができるので、夜テレビを見ながらぼちぼち60㎝目指してやっていました。で、そのうち急に仕上げたくなって根を詰めたのが敗因でした…。
同じ4本の糸を使っての「四つ編み」と「四つ畳み」を比べてみました(〔そのまま続けて編んでいます)。画面右は四つ編み(三つ編みの4本バージョン)、左は四つ畳み。出来上がりの太さがこのように違います。
四つ畳みは、何やら組み紐のような出来だなあと思って、似たような組み紐を出してみました。
一番上は、道明の組紐。 中段2点は伊賀組紐。赤いのがどうやら四つ畳みと同じ組み方のようです。
これらは組紐と言っても着物の帯締めのような太いものではなく、
一番上はペンダントを飾る紐、二番目は根付(今は懐かし携帯ストラップ)、三番目は眼鏡紐(グラスコード)です。
地域や、呼び方、やり方が違っても結局同じ紐ができるのは面白いです。四つ畳みに関しては手でやるよりあの、組紐の台を使った方がいいのかも…。しかしあれは素人にはちょっと手が出せない…。でも、今は手芸用品店で簡単な組紐ボードなども売っているので、そちらを使った方がいいかも(^^;)。