静嘉堂文庫美術館がリニューアルオープンして(だいぶ前ですが)、かの国宝「窯変天目」が展示されているということで、散歩がてら歩いて(3kmくらい)行ってきました。7年ぶりです。
入り口
ポスターをよくよく見ると、これは、ジャワ更紗と中央アジアあたりの刺繍布じゃないですか…。
こんな道を歩いて登ります。美術館は国分寺崖線の崖の上に立っていて、門は崖の下なので。
美術館到着。本当はここまで車で上がってこられます。
庭園は梅の花が満開。多摩川方面を望みます。
庭園から見上げる美術館。
美術館に至る道(川の向こう側)。
「武蔵野」って感じです。 そういえば子供の時通った小学校の校歌は「今は昔の武蔵野の~風もさやかな笹原に~♪」だったなあ。
ここは二子玉川寄りで、丸子川も流れていて、武蔵野の「いいとこ」です。かつては政財界人の別荘などがあったということで、大きなお屋敷が沢山あります。
静嘉堂文庫は、「竜馬が行く」で、竜馬とも関わりのある岩崎彌太郎、の弟岩崎彌之助とその子供によって設立された…とあります。この静嘉堂文庫と道を挟んで反対側にはもと歌舞伎役者の中村〇〇さんのお屋敷があり〔うろ覚え(^^;)〕、うっそうと木が茂っていたのを覚えていますが、今はその一部がマンションと戸建の住宅になっています。
さらにその筋向いには旧小坂家住宅が瀬田四丁目広場として公開されています。静嘉堂文庫も、この広場も、それぞれ庭園の敷地の半分は傾斜地で、湧水と国分寺崖線を活かした武蔵野の風情を残した庭園になっています。
私が通った小学校のあたりは武蔵野でも田んぼとか畑の多い一帯でした…。笹もたくさん生えていたんだろうなあ。