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地面師

2018年10月16日 | 時事
地面師グループ 大胆かつ慎重な手口で大企業も手玉
初めて聞いた単語だな・・・土地の所有者だと偽って売却金を騙し取る詐欺のことだとか。

それだけ聞くとまあありえそうな話ですが、何せ東京都心の一等地ですから、額にして55億円の被害にあったのだとか。元々本当の所有者が頑として売らなかった土地のようで、どうやらその人が病気で入院することになり、その隙を狙ってこのグループがさまざまな企業に売却の打診をしていた模様です。確かに競売になったら100億とも言われ、他に欲しい人がたくさんいる状況下の中で、他を出し抜いて早く契約してしまいたかった心情は分かりますが、再三の警告や詐欺だと怪しむに足る情報を見逃してしまった積水ハウスも間が抜けていましたね。刑事事件として逮捕起訴はされるでしょうけど、こうしたお金はそっくりそのまま被害者に返還できるわけではないわけなので、かなりの損失は覚悟することになりそうですな。

自分も最近土地を買ったので分かりますけど、金額に関しては大まかな基準はあってもほとんどお互いが合意できる言い値で決まるようで、自分の場合は向こうの都合で早くまとまった額が欲しいとのことで、ぴったり端数を落とし基準より20万ちょっとほど安くしてもらえました。ただ、売買が成立した後、土地の線引きのために隣家の方に立ち会ってもらった際に「私も欲しかったわー」などと言い出され、万が一向こうが先に動いていたら入手できなかったか、もっと高く買わされていたかと思うと、心底早く動いて良かったと思いました(笑)それでも契約手続きには結構かかりましたし、大きな買い物である以上かなり多くの書類に目を通す必要もありました。あれだけ煩雑なことを詐欺でやってしまおうとするなんて、肝が据わっているとか言うだけでなく、相当勉強してないとできませんよね・・・なぜその頭を全うな職に就くことに向けられないのか疑問ですな。

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