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豊島名人誕生

2019年05月17日 | 時事
豊島二冠が名人奪取、三冠に 平成生まれ初の名人誕生
将棋の名人位に初の平成生まれの人がなった模様です。

この豊島3冠は29歳ですから、一応今は井山4冠と同い年(学年は井山が上)なのですよね(笑)20代で方や隆盛、方や斜陽というのは、囲碁界の早熟化が際立っていますな。中国のトップなんて十代ですし・・・
最近の棋戦はタイトル戦でも1年で完結するものが多く、総じると勢いのある若手が勝ちやすくなっているのだろうと思います。囲碁の名人戦は1次予選の1回戦からあがるとすると最短で2年半ですが、将棋の名人の場合は藤井7段を見てもわかるとおり、破竹の勢いで上がっても5年はかかる長き道のりとなっています。この前連続昇級を逃しましたからね。そうなると勢いだけでは何ともならず、じっくり実績を積み上げていくしかないわけで、将棋の名人は波乱が起こりにくい完全な実力順となる模様です。これまで平成生まれを拒み続けた理由もその辺のシステムにありそうですね。

少し前に8大タイトルを1人ずつ取り合う群雄割拠の時代と言われていましたが、どうやら今後は豊島1強時代が訪れそうです。藤井君が上り詰める前に、ぜひ8冠独占も見たいものですね(笑)