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CS下克上

2017年10月25日 | 時事
DeNA 史上最大”下克上”で今世紀初の日本S出場 王者に5発浴びせる
ペナントレース3位だった横浜が首位の広島を下し、下克上で日本シリーズへ進んだ模様です。

CS(クライマックスシリーズ)は今年で導入されて11年目になり、セリーグでは3位チームが抜け出したのは今回が初めてだとか。ちなみに2位チームが抜け出したことは2回あり、突破率を計算すると1位73%、2位18%、3位9%となるようです。ちなみにパリーグでは2010年に3位だったロッテが抜け出しており、そのまま日本シリーズも制覇したことがありました。その他は一応1位チームが順当に勝ち抜けしていたわけですが、CSと名がつく前の3年間はプレーオフ制度という名前で先行導入されており、その時には2位チームが2回抜け出した模様です。つまり今年の結果も加味して割合で見ると、やはり大体7:2:1だということが言えそうですね。

広島ファンにとっては、折角長い戦いを勝ち抜いてリーグ制覇したというのに、日本シリーズに出られないのは納得がいかないという気持ちでしょう。特に今年は2位阪神に10勝、3位の横浜には15勝差をつけての圧倒的勝利であり、CSで4連敗した程度で引っくり返るような差ではありません。まあ過去にはペナントレースで10ゲーム差がついたら1勝アドバンテージを与えてはどうかということも議論された模様ですが、そもそも第2ステージは1位チームに元々1勝が与えられており、さらに引き分け等で勝ち星が並んだ場合も1位チームが勝ち抜けという圧倒的有利な条件で行われているわけです。今回はたまたまこうなりましたけど、例えば来年のペナントレースが3位だったとしても日本シリーズ制覇の可能性があることにした制度がCSなのであり、「下克上がダメ」というのであれば、そもそもこんな制度を導入するべきではないということでしょう。上記の通り1位チームの勝ち抜け確率は7割以上、去年まで8割だったわけですから、ルール上も歴史的にも間違いなく有利だったはずなのですから・・・

制度に文句を言うよりも短期決戦で4連敗してしまったことを猛省するべきですね。
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