(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

陸上不振

2016年08月15日 | 時事
<リオ五輪>ケンブリッジ、山縣はなぜ9秒台を出せなかったのか?
まあ100m走に限らず、日本人選手はどうしても陸上では見劣りしてしまいますね。

確かお盆前辺りまではメダル総数で3位とかだったのに、今では一気に8位になってしまいましたね。毎回のことですが、五輪も後半戦に入り陸上がスタートすると、日本のメダルは途端に伸び悩みを見せ、ぐんぐん引き離されてしまいます。現上位のアメリカ中国イギリスは順当に陸上メダルを上乗せしているのに、日本は未だに0のまま・・・前半にある水泳や柔道では相当の活躍しているのに、五輪の花形競技の1つである陸上はどうしてこれほど力が出せないのでしょう?

中学の部活動でも、明らかに身体能力がずば抜けていると思われる子たちは、率先してサッカーや野球、バスケなどに行ってしまい、陸上部には中々入らないと聞きます。走力、跳躍力、遠投力、持久力といった陸上種目で競われるものは、どのスポーツにおいても必須の力ですし、例えば野球部の子は専門的な練習をしていなくても槍投げなどはそれなりの記録が出るものと思われます。
もちろん陸上選手をディスっているわけではなく(笑)日本のように裕福で、どのスポーツにも挑戦できる環境にある場合、やはりその時代時代に人気のある種目に人材が偏ってしまい、純粋に基本的能力を競い合う陸上には中々足が赴かないのではないでしょうか。例えばバドミントンなどはラケットが1万強しますしシャトルですら1個数百円、しかも試合中すぐダメになってしまう金食い虫の競技です。しかし100m走なら必要なのはおそらく靴くらいのもの。もちろん良い靴は1万円とかするでしょうが(笑)それはどの競技にも言えることですし、練習だけならそれこそ裸足でもできるものです。日本が今強化されてきているのは予算のかかる競技が多く、逆に予算のかからない、どの国にも強化のチャンスのある競技は余り力を入れていないのではないでしょうか。

五輪は種目の注目度によって分配金が決まっており、それによって競技にランク付けすることが可能です。陸上は当然トップのAランクですが、他のAランク競技である水泳と体操では十分活躍できているのに陸上で目立てないのは残念ですな。東京五輪では、開催国としてそれなりのメダル数が期待されます。予算をかけてマイナー種目でセコセコ勝つより、やはり堂々と花形の陸上でも競える人材を発掘してもらいたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする