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違法献金問題

2016年01月23日 | 時事
甘利氏事務所に建設会社から1200万円 週刊文春報道
違法性があるのなら問題ですが、記事を読む限り何かはめられたくさいですね。

この手の問題は、過去にも何度も明るみになっては辞職するを繰り返しており、最早「政治とカネ」の問題はマスコミの定期的なネタのカテゴリーに入ってしまっている気がします。記憶に新しいところでは猪瀬前都知事の問題もありましたし、今回は甘利大臣がターゲットにされてしまいました。どちらにも言えることは、東京五輪やTPPなど、大きな仕事をやり遂げた直後というタイミングです。明らかに、双方にとって大切な時期は避けていますよね・・・マスコミも足を引っ張るのはネタの少ない谷間の時期に仕掛けるのが効果的だということは知っていますし、一仕事終えた政治家がいつまでも上座でふんぞり返っていると困る人も多いでしょう。つまり、本当に違法性があったのかどうかは置いておいて、このタイミングでというところに非常に意図された感を覚えるわけです。

しかも今回リークした献金側の人物は、自ら財務大臣に便宜を頼み、自ら報酬を手渡しに行き、しかも何故かその際の音声を録音しお金のナンバーまで控えていた(という報道がある)くらいの用意周到さを見せており、明らかにはめようとする意図が見え隠れします。誰だって助けを求められたら自分のできる範囲で手を差し伸べたくなりますし、そのお礼にと言われれば断りにくさが生じるものです。そういう親切心につけこまれてしまったのではないでしょうか。まあこれは教科書謝礼問題にも通じるもので、利権の温床になり易いから法律で禁止されているわけですが、ここまでわざとらしいものはちゃんと業者の方をつるし上げて誰の差し金か白状させたほうがよいかと思います。
コメント
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