(株)カプロラクタム-blog

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20年物

2013年06月20日 | 時事
榮川酒造 20年間熟成「二十歳のお酒」
何が凄いって、「20年物を売りにしよう」と思って20年前から仕込み始め、ちゃんと20年待ったことですね。

20年前と言うと自分もまだ中学生だったわけで、当時家にあった「死んだ祖父の漬けた10年物の猿年の梅」の梅干を自慢げに食べていた若輩でした。酸味がなく強い塩気とほのかな甘みが絶妙だったわけですが、結局1~2年で食べ切ってしまい、祖父がいないためもうこの味に巡り合うのは不可能だという事実に愕然とした覚えがあります。それ以来、母親の漬けた梅はその年毎になくなっていますから、志をもってしても10年20年と貫くのは中々難しいもの。20年間待った酒がどのくらいあるかは分かりませんが、もし賞味できるならゆっくり味わいたいものです。

ワインには結構こういった類のものがあるわけですが・・・100年物とかが未だ費えないのが不思議ですな。
コメント
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