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美濃三弘法

2013年01月02日 | 自伝
ちょいとローカルな話題で恐縮ですが、うちは毎年、正月の初詣は家族で美濃三弘法巡りをします。

美濃三弘法とは、北方にある円鏡寺、三田洞にある法華寺、鏡島にある乙津寺を言います。お寺の名前より、北方弘法・三田洞弘法・鏡島弘法の呼び名の方がしっくりきます。何故初詣が神社でなく寺なのだろう?と思いながらも、毎年参っています(笑)一応、近くの神社も参るのですがね・・・三弘法という名が示すとおり、三寺とも嵯峨天皇の代に弘法大師(空海)が建てたそうですが、何故か鏡島弘法だけは空海の真言宗でなく臨済宗ということになっています。うちが臨済宗なので、元々鏡島弘法にはよく参るのですが、そのうち岐阜に三弘法があると知って3つとも参ることになったようです。ちなみに弘法様の命日である毎月21日の方が参拝者も多く、出店もたくさん出て賑わいますが、正月には出店のひとつもなく、命日の人出とは比べ物になりません。1つずつ詳しく紹介します。

鏡島弘法は、別名「梅寺」と呼ばれています。これは、弘法様の置いた梅の杖が根付いたという伝説が残っているからです。他にも、四国八十八カ所巡りと同じご利益をもつというお地蔵様が並んでいます。わずか数分で霊場巡りができ、大量の小銭を用意して参ったこともあります。近くには市内唯一の渡し舟(一応県道なので無料)が今も現役であります。

三田洞弘法は山寺で、同じく弘法様の竹の杖が根付いたという伝説があります。さらにこちらにも四国八十八カ所巡りのお地蔵様がありますが、こちらは山の中に点在していて、今年初めて行ってみましたが道なき道にぽつんとあったり順番がばらばらだったりと、非常に難易度が高かったです。途中ウォークラリーの道標もあったので、散策コースになってるようです。温泉もあります。

北方弘法は唯一市内にはなく、別に杖の伝説も四国のお地蔵様もないようですが、仁王像や三重塔、水琴窟など珍しいものが色々あります。三田洞とココは池があって、景観も中々のものです。敷地内?に芝生広場があり、付近の散策も含めてここも健康づくりが出来るようになっています。

ちゃんとお札を発行してもらったことはありませんが、お寺巡りって結構楽しいのかも?