(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

ハリポタ7

2010年11月19日 | Weblog
東海数研も終わり、無事「ハリーポッターと死の秘宝」を公開初日に観に行くことができました。(ネタバレあり)

6の時は30分前に映画館に着いたものの、ほぼいっぱいということで前の方の観辛い席しか空いていませんでした。そこで今回は、5時半に終わったのと同時に直行し、2時間前にチケットを買い、夕食と立ち読みで時間を潰すことにしました。この点で、今日が出張でありがたかったですね。学校にいたらとてもこんな時間には出られないし・・・ちなみに自分はレイトショーでしか観ません。それも補助券を使って実質タダで観ることをポリシーとしております(笑)

さて感想ですが、まず本当の最終話になるパート2に向けて、粛々とエピソードをこなしていった印象をもちました。迫力のあるアクションシーンも、雄大な情景描写のシーンもよく作り込まれていたので、決して悪い意味ではないですが、小説版で言うと上巻をさくっと終えて下巻の5章目まで進んでしまい、全体の3分の2に当たる内容をパート1で進めた形になっていました。上巻は新聞記事やら手紙やらがやたらと紙面を占めていましたが、小説と違って映画では長文を長々と読ませるわけには行きませんし、当然この展開の速さも、後半部をより密度の濃いものに仕上げるための布石として捉えれば、むしろ期待のもてる進行だといえるでしょう。しかし、今回ももちろん、これまでについても既にかなりの部分を省略して作ってきているので、最後の最後で矛盾が生じないかは心配です。小説を読んでいるので、語られなかった部分も補完して観てしまっていますけど、初見の人には辛いかもしれません。特に重要な意味を持つことになっている“杖”に関するエピソードとか大丈夫なのか?

ちなみに、その端折ったエピソードの中で意外に長く占めていた魔法省潜入シーンですが、あれダニエル君とか使っていないから、非常に安上がりだったと思いました。別人なのにハリーに見えるように演技しないといけないので、ある意味相当な演技力を必要とする役だったかもしれませんが・・・上巻のクライマックスはあの魔法省のエピソードだったので、主演が主役として働かない場面で終わるわけには行かなかったのかもしれませんね。オッサンの脱出劇で〆られたら笑うしかなかったな(笑)

最後に、最大のネタバレをします。心の準備はよろしいか?
エンドロールが始まったら帰るべし
みなまで語りますまい・・・