(株)カプロラクタム-blog

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ボランティア

2008年07月30日 | 私見
去年までいた特別支援学校へ、ボランティアに行ってきました。

去年まではボラさん達を指導する立場でしたが、今年は逆の立場となりました。2年間持たせてもらった学年に入ったので、普通に職員の一人として尽力させて頂きました(笑)
4ヶ月経って、成長しているなぁと思うこともあれば、できていたはずのことができなくなったりもしていました。4年生になるに当たって学年の先生がほとんど変わり、最初は環境に慣れるのに時間がかかったでしょうし、支援の方法が変わって戸惑ったことも多くあったでしょう。あのままもう一年持っていたら・・・と思わないわけではありません。しかし、こうした新しい環境や、新しい人との関わり方を学んでいくのもやはり大切な学習なのです。行きつ戻りつを繰り返しながら成長していくこの子達の、将来に必要な力をしっかりと引き出し伸ばしていってくれればと思いました。

ボランティアは大きく3パターンあって、僕のように過去に教えていた人と、自分自身の経験として役立てようとしている人と、学校から「職場体験して来い」と言われて来ている人が集っています。つまり、同じボランティアでも意欲や能力に大きな差があるわけですね。この日一緒に入った中学生のボラさんは、途中で飽きたのか、後半は周りそっちのけで一人で遊んでいました。それじゃこの子達と変わらないぞ・・・
子ども達にとっては、知らない人と関わることは大きなストレスとなります。もちろんボラさん達に子どもの特性を伝えたり、ちゃんと支援できるか見届けたりしないといけないので、先生にとっても大きな負担です。調整も大仕事ですしね。つまりこの場合、ボランティアに来てもらっても実は余り“助け”にはならないのです。まあ、それぞれの立場で子ども達と関わり、得るものがあれば良しといった感じでしょうか。ボランティアを育成することは、今日この日は戦力にならなくても、将来大きな力になってくれる場合もありますからね。

ぜひまた機会があったら行きたい所です。
コメント
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