(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

教採とコネ

2008年07月19日 | 時事
疑心暗鬼の教員採用試験スタート 大分「今年こそ公正に」
岐阜も確か今日、教員採用試験です。

教採に「コネ」があるという噂は、自分の頃にもありました。しかし、100人(当時)取るわけですから、「コネがあってもなくても、実力で入るチャンスはいくらでもある」と思い直し、自分は考えないようにしていました。実際、テスト問題は返却されませんし、当時は合否も○か×かだけの通知だったので、疑おうと思えばいくらでも疑えるわけです。でも、別にそれだけのことでは不正をしている証拠にはなりません。それが慣習なら、敢えて公開する必要のないものだとも言えるからです。

また教採には、一般教養・教職教養・専門教科の試験のほかにも、集団面接・個人面接・集団討議・性格テスト・ロールプレイ・水泳・小論文と、小学校の場合マット運動・デッサン・弾き歌いのテストまであります。数値で結果が出せるものもあれば、出せないものも当然あるでしょう。もし結果を公表したとしても、例えば面接の結果で教師に相応しくないと判断され落とされた場合に、「点数は問題ないはずなのに落とされたのは不正があったからだ」と言ってくる輩が出てくることは想像に難くないでしょう。

人が人を判断する場合、良くも悪くも主観が混じるものです。教員だけでなく、タレントや議員、一流企業の中にも、明らかにコネで入ったと思われる人もいるはずです。コネでなくとも、有利な土壌にいる人はどこにでも存在しますよね。問題は、“なってから何をしたか”ではないでしょうか。
教員なんて、大学で勉強したことは就職してから1つとして使えるものはありません。今学級経営や生徒指導に対して自分がもっている自信は、他でもなくこの6年間で得たものです。就職難のあおりを受け、現在の教育界には実力はそこらの正規教員を遥かに凌ぐ「スーパー講師」も数多くいます。採用されたかされていないか、不正があったかなかったか・・・まあ不正はダメですけど、採用されてから担任した子の能力を引き出し、どれだけ素晴らしい人に育てられたかどうか。そこをしっかりと評価してほしいと思います。

間違っても「コネで採用されたからダメな先生だ」という安易な考えだけはもってほしくないですね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする