(株)カプロラクタム-blog

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食感革命

2007年07月05日 | 時事
こんにゃくゼリー 硬く弾力ある製品増加 7年以降、窒息事故14件に
アレが出たのは高校だったかな?中学だったような気もしますけど。

ゼリーなのに弾力があるというのは今までなかったので、最初に食べた時は「ゼリーがこんな食感になるとは」といたく感銘を受けた覚えがあります。蒟蒻畑は確か死亡事故が起こってから丸型からハート型になり、余計大きくなったのですが、その分一口で飲み込むのが困難となり、逆に細かく切りながら食べていくスタイルが定着していったことで、そうした事故が減少したと理解しています。もちろん、商品の性質上、どんな安全対策をしても事故が0にはならないでしょう。しかしこの件に関して、どうも自分にはメディアに取り上げられたがための空騒ぎであるような気がしてなりません。

のどに詰まるものといえば何もこんにゃくゼリーばかりではないはずです。元祖の蒟蒻そのものだって詰まるでしょうし、餅もその代表格です。ですが、「餅はのどに詰まるから、鏡餅の風習を止めろ」とか、「餅を製造している会社を訴えろ」という声は聞いたことがありませんよね。毎年、200人近くの方が1月に餅をのどに詰まらせて亡くなっているのに何故でしょう?・・・それは、老人には食べさせない。細かく調理するなど、個人での対策でいかようにも防ぐことができるからではないでしょうか。
これは、こんにゃくゼリーも同様の対策をしていることから考えると、大きな矛盾です。

毒が入っているわけでもないのに、食感が理由で食べてはいけないことになるのは納得できません。とは言っても、ここ数年は食べていませんけどね・・・この学校では、給食に出ると必ず別の代替ゼリーになりますから。

そう。食べなければいいのですよ。