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年一回、恒例のグルメ団体旅行に行って来ました~
(このための積み立て貯金もしていますよ~~)

今回、皆の話題はメイン店より「吉兆」でのランチと朝食に集中。
なにしろ団体予約だから、今さら変更は出来ません。

しかしよ~く聞くと問題を起こしている船場吉兆とは関係が無い事がわかり、かつて東京サミットでも供されたという日本料理の粋を、安心して味わうことにしました。

京都の「花吉兆」、無論お味は言うこと無いですが、最後に出てきた温泉玉子と湯葉のあんかけ雑炊の美味しさには感動しました。 さり気ないメニューですが、これは流石です。

また、大阪某ホテルの「吉兆」、こちらは大阪の本吉兆の経営ということです。
焼き立てのふっくら塩サバとあつあつのお味噌汁、こちらも特に変わったところも無いメニューですが、大変美味しい朝食でした。

どちらにも共通していたことは、あの固形燃料を使う小さな一人用の鍋が無かった事です。
あの鍋、ロウ燃料の臭いが周囲に立ちこめて気持ちが悪くなるのよね。
店によっては味噌汁や魚の干物まであの固形燃料で暖めるため、1人前で2つ以上の鍋を使い、充満するロウの臭いでクラクラしてくることもあります。
団体でも、それを使わなくてもあつあつの焼き物や汁物を出し、ごく普通の料理が特別においしい「吉兆」は、さすがという他ありません。




さてさて、それはさておき

今回のメイン店は、大阪北浜のイタリアン。
行き先は、団体さんは滅多に入れないけれどメンバー某氏のコネで団体予約ができたという、とっても有難い店だそうです。

店に入ると、各席には25cm四方くらいのガラスのプレートが置いてあり、それを挟むように大量のフォークとナイフが配置してあります。
なかなか始まらないとヤキモキしていたところ、30分程経っておもむろにプレートが取り除かれました。
あれ?
この上にオードブルかスープを置くんじゃないのね?

ボーイさんに某某さん:「このプレートはなに?」
ボーイさん:「シェフのイニシアルでございます。」
某某さん:「いや…その…… なにに使うの?」
ボーイさん:「このプレートは使用いたしません。」

イタリアンといえばスパゲッティ・グラタンドリアとピザだと思っていたんだけど、そうじゃないみたい。
出てくる料理はシェフの創作料理なのか、滅多に口にすることもない珍しい素材を使ったものばかり。

しか~~し
この歳で、初めて口にするものに臭いの強いオリーブ油コッテリ料理が何皿も……は、やっぱりきつい。
しかも団体の平均年齢に対する配慮なのか、味のベースは醤油。
ほとんどの料理の味付けが大量のオリーブ油と香辛料と醤油のコラボ………
おまけに、熱くあたためられた皿に冷たい生肉が盛られていたりして……
とうとう口と胃が受け付けなくなってしまいました。

さらに
パンにまで青臭いオリーブ油をつけて食べるのはもううんざりとバターを頼んだら、30分以上たった後、何度も催促してようやく業務用バターを荒く削ったようなブロックが出てきました

でも
口直しのシャンパンのお菓子は美味しかった~~
こういう、シェフの肩の力が抜けた余裕メニューを色々と食べてみたかったのに。
残念だわ……


ここでは次の皿が出てくるまでの間がともかく長く、入店してデザートが終わるまでにかかった時間はなんと3時間半。(30分に一皿くらいのペースかな)
最後は、切れそうになった同行のご老人をなだめることに終始し、非常に疲れました。

団体さんだから時間がかかったのかと思っていましたが、近くの一般客にも同じようなペースで料理が出されていたようです。 同じ頃に入店し、3時間半後もまだいたという某某某氏の近くに座っていたカップルは、男性が3時間半のあいだずっと女の子を口説いていたそうです。

「ああいう目的には、時間がかかる方が好都合なんだろうな……」
とは、某某某氏の弁。


おまけに
足の短いkamokamoは、椅子の足が長過ぎて踵が床に着かず、座面でずっと圧迫され続けて血行が悪くなっていたためか、3時間半ぶりに立ち上がったときに太腿裏の筋肉が痙攣を起こしてしまいました。

ふぅ………

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