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今日は水曜日かぁ…

何を寝ぼけたことを言ってるんだという向きもおありでしょう。
正直言って、曜日を考えたときハッと現実に引き戻されました。


遅い夏休みとなりましたが、知人家族と一緒に秘湯巡りをしてきました。

携帯も圏外となる山深い谷間にある古びた宿は、硫黄のにおいが立ちこめ、水道の蛇口は真っ黒に変色し、浴室は薄暗く壁はくずれかけてさながら化け物小屋。
正直、大変なところへ来てしまったと思いました。

しかし豊富なかけ流しの硫黄泉はこざっぱりとした実に気持ちよいお湯。あまりの心地よさに、浴室を出ようとしては思わず引き返して何度もお湯に浸かってしまいました。
宿の管理をしている耳の遠いおばあさんも素朴で親切だったし。
(旅館も客室もわずかなので場所はチョットね。しかし満室だったな…。)

硫黄の臭いがたちこめているせいか、熊も棲息する深い森の中にも関わらず蚊や蛾などの虫はほとんど居ません。そのかわり夜うっかり網戸をあけると、大きな見たこともない不気味な虫が何匹も飛び込んでくるのには閉口しました。殺虫剤ではなくハエタタキが部屋に置いてあったのでそれで撃退です。(殺虫剤など効果がないのかもしれないな。)
こういう尋常でない所は、生態系も通常とはかなり異なるようです。



場所の選定は知人任せでそれほどこだわりは無かったkamokamoですが、帰宅するや否や早速その秘湯を検索してみました。

なになに?

「◯◯発祥の温泉地で○○千軒といわれ栄えましたが、1659年の地震による山津波で埋没し現在は3軒の旅館が……」

う~~ん、そういう土地柄だったとは…
秘湯の中の秘湯は、ハラハラするような危うさと脆さのような、何か現実離れした要素も包含していなければならないのかもしれないな…。


しかし、次に泊まった秘湯を守る会所属が売りモノの旅館は、水蒸気と硫黄ガスが吹き出し今にも崩れそうな垂直に切り立った爆裂火口の真下(スリル満点)にあるにもかかわらず押すな押すなの賑わい、宿も人もすっかり俗化していました。携帯の電波も三本しっかり立ってたし。 お風呂はごった返し、かけ流しの湯量もわずかで泉質も大したことは無かったです。
ふぅ~~ヤレヤレ

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