今年4回目の北海道遠征で流石に今年はもう来ないだろう。
今回は道東の斜里岳、羅臼岳、雌阿寒岳の三座を、こっしーと登りに来た。
天気はベストでは無いようだが3日間登れるみたいで良かった。
前日は斜里駅近くのビジネスホテルに宿泊して清岳荘の登山口に向かった。
駐車場に着くと先客が3台あった。
その内1台の人は早々に引き揚げるみたいだ。
1台は登る準備をしていて、最後の1台は動きが無いのでもう登っているのかな?
私達も登る準備をするのだが風が強くて色んな物が飛ばされる始末。
入山届を見ると先行しているのは2人組のみとなっている。
林道を歩いているとフキの類かな?大きな葉の植物が自生していた。
これは、道の駅に展示していた松山千春が手にしていた植物では?
そして同じように写真を撮ってみた。
ここからいよいよ山道へと入る。
先ずは沢沿いの緩やかな傾斜を登るが段々と沢登りっぽくなって行った。
北海道の山に今まで何本も登ってきたが北海道らしくない登山道だったなぁ。
どちらかというと大峰山系の簡単な沢登りをしているように感じた。
下二俣の手前で二人組が下山してきた。
30分先行しただけなのにどうしたんだろう?
と不思議に思ったら風が強いから引返してきたらしいが
沢沿いを歩いていて風が強いって・・・どうして判ったの?
下二俣から上二俣は傾斜もきつくなり新道を作った訳が判る。
新道が出来るまではこの道を下山していたのかと思うと頭が下がる。
下二俣から上二俣までの所有時間は地図では1:50となっていたが、
沢登りをしている私達は1時間で登り切ることが出来た。
上二俣からは枯れ沢を登りいよいよ稜線に出ると言う時に下からの暴風が凄かった。
先に進むか悩んだがハイマツ帯があるので耐えれるだろうから行く事にした。
山頂までの30分は地獄のような寒さに耐えながら進み暴風の山頂を踏むことが出来た。
が、しかし風があまりにも強くて身体をもっていかれそうだ。
カメラも置いたら転倒しそうでさっさっと写真を撮って下山を始めた。
今までの山頂最短滞在時間を更新したなぁ。
下山を開始しても登ってくる人とすれ違わない。
この風ではみんな登らないのかな?
下山は新道で下山したがこの道が意外に悪い。
この新道で一人の男性とすれ違っただけだったが下山届を書く時に見てみると
私達の他に10組位は入山しているみたいだった。
1人を除きみんな登りは旧道を使ったようだ。
でも天候が更に悪化しているので山頂に行けるのは少ないだろうなぁ。
下山後、斜里町でラーメンを食べて北方領土の国後島を見る為に太平洋側へ
車を走らせて羅臼経由でウトロの民宿へ入った。
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