万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

和の布との共演

2007-11-15 22:54:31 | 万華鏡ブログ
みずあめやさんの万華鏡展でずらりと並んだ小ぶりの万華鏡たちです。花々や動物、魚などをテーマに、手のひらに載るほどのサイズで、どれも可愛らしい作品です。筒の幅いっぱいにミラーを組み、レンズを使用しているので、外観のイメージ以上に大きな映像が展開します。
こうやって並べてみてなるほどと思うのは、それぞれの万華鏡に添えられた袋たちです。同じものはないですね。骨董市などで捜し求めてきた古い着物地や帯地を丁寧に解いて洗い、袋に仕立て直すという作業を、みずあめやさんは万華鏡製作と並行してなさっているのです。中綿入りで丁寧な縫製がなされているので、安心して万華鏡を入れておける袋です。
万華鏡の色や模様にあった生地を選ぶのは大変そうですが、ぴったりと合う袋に出来上がったときは、とても安心なさるのではないでしょうか。袋と合わせてのゆったりとした展示でしたので、興味深く拝見しました。よく眺めると、和服の布地のデザインの多様性や趣の深さに驚きます。たまには個性の強い布地デザインに引っ張られるように、万華鏡を作ることもあると伺いました。良く似合う袋を身につけさせてもらって、それぞれの万華鏡がとても居心地良さそうに見えませんか?
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