京都万華鏡美術館の展示品から依田満さん、百合子さんご夫妻の「クリスタルオルゴール」をご紹介します。早くから視覚、聴覚、そして時には香りを添えて嗅覚にも気持ちのよい万華鏡を創り提供してきた作家さんです。
この作品は、アクリル製の透明なケースに収められたオルゴールと万華鏡が組み合わされています。ネジを巻くと動き始めるオルゴールの回転を、ギアで万華鏡の先端にあるオブジェクトセルに伝え、オルゴールがなっている間、オブジェクトセルも回転し、映像の変化を楽しみます。このような仕組みはエンジニアだった依田満さんのお得意とするところで、大型の作品でも、音楽と映像の組み合わせを楽しむためのもっと複雑な仕組みも考案されています。
オルゴールの動きやオブジェクトセルの動きが外から全て見える作品ですが、丁寧なつくりで、きれいさと面白さを兼ね備えています。百合子さんのガラスオブジェクトが生み出す美しい映像効果と、オルゴールの音楽による心地よい刺激が合わさって、確かに心に沁みてくる優しさを感じます。万華鏡映像の変化の魅力と音楽には、共通点を見い出す人も多いのですが、実際に組み合わせるとき、オルゴールの音は特によく合っているように思います。
この作品は、アクリル製の透明なケースに収められたオルゴールと万華鏡が組み合わされています。ネジを巻くと動き始めるオルゴールの回転を、ギアで万華鏡の先端にあるオブジェクトセルに伝え、オルゴールがなっている間、オブジェクトセルも回転し、映像の変化を楽しみます。このような仕組みはエンジニアだった依田満さんのお得意とするところで、大型の作品でも、音楽と映像の組み合わせを楽しむためのもっと複雑な仕組みも考案されています。
オルゴールの動きやオブジェクトセルの動きが外から全て見える作品ですが、丁寧なつくりで、きれいさと面白さを兼ね備えています。百合子さんのガラスオブジェクトが生み出す美しい映像効果と、オルゴールの音楽による心地よい刺激が合わさって、確かに心に沁みてくる優しさを感じます。万華鏡映像の変化の魅力と音楽には、共通点を見い出す人も多いのですが、実際に組み合わせるとき、オルゴールの音は特によく合っているように思います。